五島列島 島暮らし

横浜から五島列島福江島に移住し、11年目に入りました。 
現地の暮し・趣味・出来事を発信します。

新治谷戸田を守る会

2008年05月04日 | 農業・野菜栽培

庭や畑で野菜作りに精を出していますが、そもそも何で
そんなに野菜作りを頑張るの?
と思われるかもしれません。
私が移住し、出来れば郊外で野菜作りをしたいと思った
きっかけがあります。


今まで横浜にずっと住んでいたのですが、”横浜”と聞くと
皆さんはみなとみらい赤レンガ倉庫山下公園元町など
ショッピング、アミューズメントなど思い浮かぶかもしれません。
私の実家はそういう場所の近くにあるのですが、私自身は
結婚後、横浜北部のぎりぎり横浜市という所に住んでいました。
そこでたまたま関わることになったのが、
   
   新治 谷戸田を守る会”  です

※新治市民の森に隣接する旭谷戸周辺は、横浜の里山景観の
  原風景といえる場所です。
  その原風景を構成する貴重な水田を守るため、緑区では
  平成14年春から100人を超えるボランティアのみなさんが、
  農家の方の指導を受けながら、水田耕作や谷戸の斜面の
  草刈りに取り組んでいます。
  活動場所:横浜市緑区新治町1058番地付近
  面積   :約3,800平方メートル

場所はここ
   ↓
 http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%B2%A3%C9%CD%BB%D4%CE%D0%B6%E8%BF%B7%BC%A3%C4%AE1058%C8%D6%C3%CF&lat=35.51423278&lon=139.51501694&type=&gov=14113.17.629

この活動に、2002年~昨年末まで6年間参加しました。
不定期ですが、土曜日この谷戸で作業するのが何よりの
ストレス解消法でした。

ここは本当に横浜市内なの? と思うほどの田舎風景が
広がっています。
水田の水は山からの清水だけで賄います。
雨が降らないととても心配でした。
米だけでなく、サツマイモ、ゴマ、落花生、枝豆など野菜類も
栽培して作業後に茹でて食べたりするのも大変楽しかった。
 ←夏場の風景

 ← 稲穂が出てきた

この6年間の間で娘が生まれ、田んぼとともに娘は
育ったようなものです。
ボランティアの方々は同世代から団塊の世代まで
様々な人がいたおかげで、学ぶことが多かったです。


米作りのことを全く知らなかった私ですが、代掻き、鉄砲直し
など田んぼ用語、作業をたいぶ学びました。
それに、1年を通して季節を肌で感じることが出来ることが
とても良かったです。
春は花が咲き、サワガニ、カエルが出てきて、6月はホタルが
舞い、夏はカブトムシなど虫がたくさん。

冷暖房の効いた会社で働く一方水田で過ごすのどかな活動が
私達の今後に一石を投じたのだと思います。

以上の経緯からどこに住むにしても、絶対畑をやろう!と
思った次第です。
※今も何人の方々とは交流が続いています。

遠くから新治がいつまでも保存されることを期待して今日は
終ります


★新治谷戸田を守る会のHPです。
不定期に更新されます
http://yatoda-h.blog.ocn.ne.jp/niiharu_yatoda/