少女に恋するベルリンのケモナー

2017-08-18 12:18:00 | 本関係

自分が定期的に読んでいるのはマガジン・チャンピオン・イブニング・近代麻雀などでそれは気になる連載の漫画があるからだが、そうしているとふとした時に別のページに目が止まることがよくある。それで今気になっている漫画が「少女ファイト」「妻に恋する66の方法」「ベルリンは鐘」の三つと、何かケモナーが好きになりそうなヤツ(←雑すぎ)である。

 

前の二つはイブニングより。元々「よんでますよアザゼルさん」のみを読んでいたのが旅行とかで暇な時に他のページも見て興味を持った次第。「少女ファイト」は前から絵柄が目を引いていたのだが、展開が独特な感じに見えてきちんと読むまでには至っていなかった。そこがたまたま作者急病による休載で各バレーチームの成り立ちが紹介されているのを見て、違和感の正体(=いわゆる「スポ魂」漫画とは一線を画す)を理解して読むことに決めた(まあまずはアニメからだろうか)。次に「妻に~」は元々福満しげゆきの漫画を読んだことがあるのもあるが、ある意味よくここまで愛に溢れた風味(内容を客観的に見るとウザイと感じてもおかしくない妻の要素は様々あるのだが、それが基本的に微笑ましく読めるのは作者の技量と、まあ後は愛だよ愛w)で描けるなと感心しつつほっこりもしたので単行本を買うことに決めた。

 

後の二つはチャンピオンより。バキ浦安を毎週読んでゲラゲラ笑ってたのだが、相撲のヤツとか刑務所のヤツとか萌え系のヤツなどの中に何か妙にハイテンションでクレイジーな4コマがあるぞと思って読んでみたらハマりました。やはりというか可愛らしさとクレイジーさの同居は最強の組み合わせだなと思うわけだが、題名を見ると作者が完全に計算しつくして構成を作っているのがわかるのもおもしろい。あとケモナーのヤツは登場するのが全て動物ということで目を引くわけだが、何の動物かによるある程度のキャラ付け、周囲のレッテル、それと内面の葛藤という要素(たとえば「森のくまさん」の歌詞の不整合を連想してみるといい)は古くて新しいテーマだと感じ興味を持った。

 

というわけで色々楽しみなものが増えたのでやはり雑誌を読むのはやめられんと思う今日この頃である。


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