「うみねこ散」終了

2009-08-20 00:01:19 | ゲームよろず
ども~、ヘコみ気味のJSです。

何がって?
間違って「沙耶の唄」(ネタばれ注意)の記事を投稿してしまったことよ!しかも「偶然性」と同じ状況だからネタにすらならない…まあ四の五の言う前に完成稿をきちんと掲載することにしまふ。


まあそれはさておき、うみねこ散が終了しました。
第四話さえほとんど何も考えずにプレイしていたんで、推理に関して書くことは今のところないが、その分他の要素で気になるところはちょこちょこあった。例えば、今回の内容は解答編というよりもむしろ「最後の微調整」というかファイナルチェック(笑)みたいなものだったが、小説が二巻、漫画が三巻まで出ていて、アニメ版のEP1が無料配信中って状況を考えると、「さぁ、この視点を意識して全てを見直そう!」的な終わりはあまりにあざと過ぎて思わず笑ってしまった。まあでも惨殺シーンの扱いやらひぐらし以上に厄介な視点の問題とかはどないするつもりかいなって疑問もあるので、アニメ版は見ようと思っているが(「神の視点」とでも呼ぶべきものが初めからあるから問題ないのかな?)。


その他では第四話で「キャラの存在否定=キャラの死」という図式を描いたのと連動するのか、今回は本格推理万歳的な立場がカリカチュアライズされていた。「人為100%」を標榜する人の多かったひぐらし目明し編時代に掲示板に入り浸り、彼らが一つの思考形式にすぎないはずの「人為100%」を護持するために論理を構築する様子など(明らかに無理な解釈をする)をつぶさに見てきた身としては色々と感慨を抱いてしまうところだが、まあ今も掲示板で似たようなやり取りがなされている、ということなのだろう。うみねこの世界のルールに関しては、まあ「ノックスの十戒」を平気で要求する姿勢は疑問があるとしても、ひぐらしのルール推理が多くの批判を呼んだことは事実だし、また掲示板に入り浸っていることがあるから分かるが、数十時間かけて構築しきったことが全くあずかり知らない事実によってあっさりと瓦解するのは、確かに腹立たしいものではある(だからこそそういう不安と連動する小説・漫画・アニメのメディアミックス及び「うみねこ散」ラストの煽り文句がいかにもあざといものとして意識されるわけだが)。その意味で、うみねこのルールがどのようなものか拘る姿勢はよく理解できる。


そんなとこですかね。
あとは真実の残酷さみたいなものを描いて「幻想」というものの扱いに触れたりしているが、これはまだ論じるに値しないレベルだと感じる。それだったら夏妃によって腎虚になりかけた、とでも言った方がまだプレイ時の感想にふさわしいなwまあそういう感じのプレイでしたw


さて、そんなわけで推理以外で気になる部分について書いてきたが、うみねこ第四話がほとんどまともに思考してないこともあって(残るメモも処女性の話とか推理に関係ないもの[?]ばかり)、かなり再プレイの機運が高まっているのも事実である。


ま、後はスイッチが入るか否か、やね。

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