テクノライズを見ながら

2005-12-26 15:34:32 | レビュー系
安倍吉俊繋がりでテクノライズを見始めた。まだ10話までしか見ていないが、生への執着、闘争本能といったテーマを体の機械化が進む世界を舞台に描いているところが面白い。世が世なら「革命理論」とも取れそうな内容も出てくるが、それがどう展開するかは今のところよくわからない。伏線としては、主人公の父親の仕事と主人公の現在の状況、上の世界、付いてまわる少女、街の意思、などあって期待できる。

周縁的な要素としては、「死亡字幕」on/offというのが笑った。普通に「~構成員…人死亡」と出てくるのだが、どうしても「王大人死亡確認!」を想像してしまうのだ。OPとEDの作り方もイイ。荒廃と暴力のイメージを植えつけるOP、打って変わって「何もないことが二人の幸せだった」などの歌詞が出てくる平穏なED。

単なるバイオレンスもので終わるのか、そこから先に踏み込めるのか…これからの展開に期待したい。

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