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『AI原論』を読んで:意図はよいが構成を誤った著作

2019-10-27 13:19:48 | AI
毒書会に向けて『AI原論』を読み終えたので、簡単な感想を書いておきたい。   まず、端的に言って話の構成が下手である。AIの言説を紹介したらすぐ背景となる一新教の話にいくべきで、途中の認識論が極めて迂遠であり、この本は一体誰に読んでほしいのか?と問いたくなる。   結論を見るに、目的はAI楽観論への警鐘であり、対象は政治家やテクノクラート、あるいはある程度意識の高い(? . . . 本文を読む
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