私のアルコール依存症は断酒(もうアルコールは欲しくはないよ)を続けて、寛解状態であるが、
よく人に「お前は酒を一生分飲んだからいいじゃないか」(そんなに飲んでいない!?飲んだかな?)
と言われる。
計算するとアルコールを60年毎日飲んで、やはり缶ビール1本だね。
ウイスキーの水割りならシングルでグラス1杯。
35缶、5、6本以上毎日飲むと、10年~15年でいっちゃうよ。
私は肝臓は悪くはないが、悪くなる前にほどほどにしましょう。
先のドラマに出演していた比嘉愛未(ひがまなみ)を検索していたら、
この映画に出合った。
自分の子である事も判断出来ないアルコール性痴呆症を母に持つ、3姉妹の物語である。
アルコールを長年過度に摂取していると、脳の前頭葉、側頭葉が萎縮してくる。
前頭葉というのは、物事の判断や意志決定をするなど、最も高等な精神の中枢なので、
そこに脳萎縮がおきると人間としての正しい判断ができない。
痴呆症、酷い場合には廃人になる。
アルコール依存症の治療で専門病院に入院していた時、車椅子に乗っていた、
とても過酷な姿である患者を見たので嘘ではない。
そうなった場合は、もう元には戻らない。
自分の身体を壊し、家族までも破壊してしまうアルコール。
規制のゆるい日本を再度疑う。
最後に『カノン』をピアノで弾く3姉妹を見た母(鈴木保奈美)は、以前持っていた笑顔を見せてくれる。
鈴木保奈美の迫真の演技に感嘆した。
強いお酒を毎日飲んでいると、短期間でアルコール依存症になっちゃうよ。
ウイスキー、750ml瓶を毎日1本飲むようになるよ。(体験談)
大五郎、4リッターを毎晩1本飲むようになるよ。(人の体験談)
地獄を見るよ。
ようはストロング系チューハイが悪いのではなく、飲み方の問題。
毎日は止めて、ほどほどにしましょう。
この病気の症状がでて、死につながった有名人に石原裕次郎、美空ひばりがいる。
共に52歳であった。
私はこの歳を超えてしまった。
過度の重圧、ストレスなどで酒に走る。
走ったはいいが、酒をコントロール出来ずに体を壊してしまう。
悪循環の始まりである。
私はこの病気について、深くは知らなかった。
食道静脈瘤とは、食道粘膜の粘膜内ならびに粘膜下層にある静脈が太くなり、こぶのようになった状態。
消化管から吸収した栄養分などを肝臓に送る輸送路である「門脈」にかかる圧(門脈圧)が上昇することで起こる。
食道静脈瘤は肝硬変における合併症のひとつとして挙げられる。
食道静脈瘤があるだけでは、自覚症状はない。
そのため、突然の吐血で気づくというケースも多い。
静脈瘤が進行すると、こぶが破裂して出血(吐血、下血)して死に至ることがある。
これも怖い病気の一つ 。
勝谷誠彦氏の死については、過去の実績がどうのというより「アルコール依存症は、もの凄く怖い」
としか思えなかった。
酒が原因で緊急入院して死の淵をさまよったのに、退院してすぐ酒を飲むというのは、
もはや飲酒欲求が死の恐怖を凌駕(りょうが)していたということなのではないか?
めちゃくちゃ怖い。
アルコール依存症で死ぬ人は、肝臓が病魔におそわれて死ぬより、
なんらかの事故で死ぬ方が圧倒的に多いのに・・・・。
この人はまだ賢いと思う。
暴力事件は起こしてしまったが、アルコールを摂取することは危険だと自ら悟り、断酒に至った。
そうなる前に気が付いて、酒を止める事が出来れば一番いいが、
そう出来ない人が大半、大勢である。
僕もそうであったが、酒を飲まなきゃいい人なのよ。
と言っている。
ベン・アフレックもアルコール依存症だったんだ。
40日の依存症のリハビリを終えたと伝えた。
46歳。(その頃の発症が多い)
10~15年、毎日一定以上のアルコールを摂取していると、なる人(基本的に酒の弱い人が無理に飲むと・・・)はその病気を発症する。
3人の子供がいるが、元女優の奥さんとは2015年に破局している。
完璧なアル中、アルコール依存症ですね。
罪の償いとともに、この病気の治療が必要。
今思うと、僕も当時はそういう事故を起こしても不思議ではなかった。
http://blogos.com/article/324132/
この病気を自分では認めたくはないが、認めることがもっとも大切である。