今回のブログ石垣島編で最後に紹介するのは、以前2008年1月3日にもこのブログでも蛾類通信246の表紙の形で紹介した日本初記録となるモンシロホソバ♀である。
この夜は夕方心配していた風雨も幸い止まり、曇り空の絶好の気象条件に恵まれた。
灯火に飛来する蛾は多いけれど、ほとんどが見慣れたシロスジヒトリモドキやキイロヒトリモドキばかりである。
昼間は見られず、これほどたくさんどこに潜んでいるのだろうと思ってしまう。
夜もふけて新たにライトトラップに飛来する蛾も減り一息ついた10時20分頃、何気なく見た蛾の群れの中に1つだけ見慣れない模様の白い蛾が目に止まった。
黒い帯がある。
図鑑や報文では見たことがなく、一目でこれは日本未記録種だと気づいた。
帰宅してネットで問い合わせた結果、いろいろな方の教示をいただき種が判明し、K氏のお力を得て公表することができた。
モンシロホソバはインド北部、インドシナ、マレー半島、中国、台湾に分布していて日本で見られるヒトリガ科コケガ亜科では最大級の大きさ(この♀は開張56mm)になる。
今回発見した個体は偶産種ではないかと思われる。
幼虫の食草等はわかっていない。
(撮影:石垣島野底岳 2007.5.19)
この夜は夕方心配していた風雨も幸い止まり、曇り空の絶好の気象条件に恵まれた。
灯火に飛来する蛾は多いけれど、ほとんどが見慣れたシロスジヒトリモドキやキイロヒトリモドキばかりである。
昼間は見られず、これほどたくさんどこに潜んでいるのだろうと思ってしまう。
夜もふけて新たにライトトラップに飛来する蛾も減り一息ついた10時20分頃、何気なく見た蛾の群れの中に1つだけ見慣れない模様の白い蛾が目に止まった。
黒い帯がある。
図鑑や報文では見たことがなく、一目でこれは日本未記録種だと気づいた。
帰宅してネットで問い合わせた結果、いろいろな方の教示をいただき種が判明し、K氏のお力を得て公表することができた。
モンシロホソバはインド北部、インドシナ、マレー半島、中国、台湾に分布していて日本で見られるヒトリガ科コケガ亜科では最大級の大きさ(この♀は開張56mm)になる。
今回発見した個体は偶産種ではないかと思われる。
幼虫の食草等はわかっていない。
(撮影:石垣島野底岳 2007.5.19)