宿のベランダに設置した水銀灯の照明に茶色い小さな蛾が飛来していた。
見覚えのない模様なので多分ハマキガあたりだろうと思っていたが、展翅標本が完成してよく見直すと開張21mmでハマキガではないようだ。
そこで、HP「みんなで作る日本産蛾類図鑑」掲示板に問い合わせると、がいすとさんよりコブガ科でツマジロキノカワガかもしれないというお返事をいただいた。
ツマジロキノカワガは蛾類大図鑑によると「1961年7月15日に福井県で♀が発見されたのみで、インド~オーストラリアに広く分布する」と出ている。
図鑑の標本は痛んでいてはっきりした模様がわからない。
見覚えがないはずだ。
その後調べていると「九重昆虫記1」に「1981年5月9-10日に佐賀県で1♂が発見された偶産蛾」と出ていた。
同上の掲示板ではGA-SHOWさんが2007年11月6日に同じ沖縄本島国頭村で似た♂を発見されていることもわかった。
これがツマジロキノカワガだとしたら、日本で公表されたものとしては4番目の発見で♀としては2番目の記録となるのかもしれない。
(撮影:沖縄県国頭村 2008.11.24)
見覚えのない模様なので多分ハマキガあたりだろうと思っていたが、展翅標本が完成してよく見直すと開張21mmでハマキガではないようだ。
そこで、HP「みんなで作る日本産蛾類図鑑」掲示板に問い合わせると、がいすとさんよりコブガ科でツマジロキノカワガかもしれないというお返事をいただいた。
ツマジロキノカワガは蛾類大図鑑によると「1961年7月15日に福井県で♀が発見されたのみで、インド~オーストラリアに広く分布する」と出ている。
図鑑の標本は痛んでいてはっきりした模様がわからない。
見覚えがないはずだ。
その後調べていると「九重昆虫記1」に「1981年5月9-10日に佐賀県で1♂が発見された偶産蛾」と出ていた。
同上の掲示板ではGA-SHOWさんが2007年11月6日に同じ沖縄本島国頭村で似た♂を発見されていることもわかった。
これがツマジロキノカワガだとしたら、日本で公表されたものとしては4番目の発見で♀としては2番目の記録となるのかもしれない。
(撮影:沖縄県国頭村 2008.11.24)