「結婚できない男」《Official Site》 最終話・「幸せになって悪いか!!」(視聴率22.0%、平均視聴率16.93%)
やはり一人手巻きか?
まずはマグロの手巻き寿司!
ウニの軍艦まで作るか?
そう言えばこの前のベルは誰だったんだ?
…まあ、良いか!イクラを乗せて・・・。
なるへそ!新聞の勧誘だったんだあね!
でもそこオートロックでしょ!どうやって入ってきたの?
東西新聞?究極のメニューでも作っているのか?
桑野信介(阿部寛)「あっ、後ろの人新聞とってませんから!」
うわっ、スケープゴートだよ!えげつねー!
新聞代でもVISAが使えるのに…。
契約をさせられた田村みちる(国仲涼子)。
この後、みちるは告白をしたつもりでも、信介はKENの話と勘違い!
しかし、良くもこうあからさまなの持って来たな!
あんまりこういう事する脚本じゃないと思ってたんだけど。
早坂夏美(夏川結衣)の十八番、ロールキャベツ!
ある意味これも、一人で巻いてるね!
ニュースビック9の視聴率15.0%
月曜って月9じゃん!
まあこのドラマの方がはるかに多くの人間が見ているけどね!
TV出演する事になった信介。
(結果的に)夏美の選んだシャツを着て得意満面か?
あれ、大工の棟梁(不破万作)も出演するの?
どうでも良いけど、その赤い帽子は無いだろう!
信介の母・育代(草笛光子)が不整脈で病院に運ばれました。
育代「これで死ぬのかなぁって思ったら、やっぱりあなたの結婚の事考えちゃった。」
信介「そんなに孫の顔見たいのか?」
育代「バカね、孫は口実!あなたが心配なの!」
信介「何を、俺の心配なんてしなくて良いでしょ。」
育代「あなたホントのひとりぼっちを知らないのよ。」
信介「俺はいつでも一人だよ。」
育代「何だかんだ言ったって近くに誰かいるでしょいつも。でもね、あたしが死んだら、あなたの事本気で考えてくれる人は誰もいなくなるのよ。それを思うとやっぱりねえ。」
コンビニ店員(立花彩野)「スプーン要りませんし、ポイントカードありませんよね!」
おぉ!戻って来てるよ!
おぉ!左手の薬指に指輪してるよ!
レンタルビデオ店の兄ちゃん(西尾浩行)も指輪してるし!
同じ指輪だよ!
大喧嘩して、仲直りして、結婚したのか!
語られなくても分かる裏のストーリーだね!
信介「こういう時、頭の中で般若心経が流れたりしないか?」
はんにゃ~はぁ~らぁ~みぃ~たぁ~しぃ~…。
しないな!
バン!
みちる「あの、人ん家で痴話喧嘩しないでくれます!」
犬も食わない。KENちゃんもきちんと大好きなイボ付きボールを放して偉いね!
信介と夏美の仲の良い会話に、何事か感じ取ったみちるは悲しくて怒ってしまいます。
さしずめ、この時の夏美の反応は「………」と言った所でしょう。
信介に到っては「??????」ですね!
みちる「バカみたいあたし。」
金田裕之(高知東生)「あっ、いたいた、テレビ見ましたよぉ!まさか同業者だとは!」
信介「はあ。」
金田「ネットで見た、見たんですけれどもね、良い家作りますねぇ!」
信介「いえそんな。」
金田「俺もいつかあんな仕事してみたいなぁ!あっ、すいません。こういうもんです!」
名刺を貰う信介。『アトリエ・ヒロ、建築家、金田裕之』
金田「お互いこれから良い情報交換しませんか?」
信介「はあ?」
連れの女「ねえ、ちょっとぉ。」
金田「ごめんね、ちょっと待ってて!あなただったら素晴らしい奥様がいらっしゃるんだろうなぁ。」
信介「いえ。」
金田「僕も結婚したいんですけどねぇ、なかなか。それじゃあまた!」
信介「…何だ、良い奴じゃないか!」
簡単だな!
しかし、金田スペシャルってどんなだろうね?
色んなわがまま言ってたけど、みちるは根は良い子なんですね。
まだ桑野に想いが残っているのに夏美の背中を押してあげたりして。
精一杯の強がりなんだけどね。
みちる「上手く行くと良いですね。ポジティブシンキング!」
夏美「私も家作って貰おうかな桑野さんに。」
信介「どんな家ですか?」
夏美「んー、明るくて開放的で人がいつも集まるような、そんな感じかな?」
信介「寂しいのが長いと、そういうの夢見るんですね!」
夏美「やっぱり、そういう事言わないといられません?」
信介「えっ?あ、いや、そんな事は。」
夏美「じゃあ何か他の事を言って下さい!」
信介「…まあ、予算に合った家を作りますよ。」
夏美「そうじゃなくて、考えてみたらあたし達の会話ってキャッチボールじゃ無くてドッジボールばっかりだった気がします。」
信介「はい?」
夏美「相手に当てて終わり!」
信介「ははは、上手い事言いますね!」
夏美「感心している場合じゃなくて、あたしはキャッチボールがしてみたいです、あなたと!」
信介「…」
夏美「ボールは投げました!それじゃ!」
信介「…」
仕事場、ボールを眺め何事か考える信介。
そのキャッチボールじゃないぞ!
ボールを手に取り見入る信介。
勘違いしてないよな!そのキャッチボールじゃないんだぞ!
村上英治(塚本高史)「おっ、金田更新してる!」
『ちょっと、いい友達が出来ました』のリンクをクリックする英治。
英治「あー!」
仲良く金田と写真に写っている信介。
英治「ちょっとって、桑野さんこれ?」
英治の声にまったく反応せずボールを手に考える信介。
英治「えー?」
みちるの部屋から引越し荷物が運び出されている。
みちる「おー。」
信介「今日か?」
みちる「はい!」
KENと信介のアイコンタクト!絶対会話してる!
みちる「そっかぁ、KENと桑野さん引き離しちゃうんですね、すいません!」
信介「別に。」
みちる「まあ都内だし、いつでも会えますから!」
無言で立ち去る信介。
みちる「最後まで愛想の無い人。」
信介「ちょっと!」
みちる「あー。」
信介「これ、こいつに餞別だ!」
信介はKEN用の餌入れを紙袋から出す。
みちる「今、作ったんですか?」
信介「ああ。」
みちる「ありがとうございます。やったねKENちゃん!」
KEN「ワン!」
信介「それから、これ!」
みちる「あ、あたしに?」
信介「ま、色々世話になったしな!」
KENの手作りペーパクラフト(?)をみちるに渡す信介。
信介「じゃ、がんばれ!」
みちる「はい!それじゃあ!」
信介「フフフ。」
KENを見て微笑む信介。
みちる「桑野さんも頑張れ!」
信介「何を?」
今日も一人で焼肉を食べる信介。
店の外には2000GT。
信介「金田!」
一人焼肉を食べる金田を発見する。
実は金田は信介と非常に近い所にいたのかも知れない。
マンションに帰っても既にみちる(とKEN)は引っ越していない。
育代の言ったように一人ぼっちを感じる信介!
夏美「ボールは投げました。」
信介「どうも。」
夏美「どうぞ!あれ、顔色悪いですね!」
信介「病気じゃありませんよ。まあ、ちょっと徹夜したもんで。」
夏美「じゃあ何で来るんですか?ウチで休んでいた方が…。」
信介「キ・キャッチボールしに来たんです!」
夏美「えっ。」
信介「昨夜、ずっとあなたの住みたいっていう家を設計しようとしたんですよ。でも、出来なかった!」
夏美「何でですか?」
信介「自分でも歯が・歯がゆかったですけどね。やっと出来ない理由が分かったんです。僕はこれまで他人の住む家ばかりを設計してきました。でも自分や…自分の大事に想っている人の住む家を設計するのはどうしても出来なかった!明るくて開放的で皆が遊びに来るようなそんな家で自分が暮しているのがなかなかイメージできなくて。」
夏美「ちょっと待って下さい。今、自分が暮らすって言いました?」
信介「ええ、言いました。僕はずっと結婚なんかしないと思って来ましたけどね、面倒臭そうだしメリットなんか無いじゃないですか!一人の方が良いって。でも、あなたと出会って話し相手がいつもそばにいるのも良いのかなって!?要するに、僕は、あなたが、好きなんじゃないかな?ダメですか、僕じゃ!?」
夏美「良いかも知れません。」
信介「良い…。良いでしょ!はあ、いや、あ、嬉しいな!いや、結果的には結婚出来ないんですけどね!」
夏美「えっ?」
えっ?
信介「えっ?」
夏美「今、何て言いました?」
信介「嬉しいと!」
夏美「その次です。」
信介「結婚出来ないと!何か?」
夏美「ちょっと話が見えなくなって来ましたけど、結果的に結婚出来ないってのがどういう意味ですか?」
信介「ははは、自分が、自分の大事な人と暮らす家のイメージが湧かない、作れそうに無い、さっきそう説明したでしょ!」
夏美「家なんてどうでも良い!」
信介「はい?」
夏美「家なんか要らない!」
信介「何言ってんの?」
夏美「そんなの賃貸でも何でも良いじゃないですか!?」
信介「いや、そうはいきませんよ!僕はね理想の形にこだわる性質なんですよ!理想の家のイメージが湧かない限り結婚出来ない、そう言ったんです!」
夏美「まったくこの人は!!!結局あなたは自分の事ばっかりじゃないですか?」
信介「いや、自分の事ばっかりって…。」
夏美「もう知りません!」
信介「えっ?…訳分かんない!」
分かんないの信介だし!一瞬絶句したぞ!本当に!スゲエ奴だよ信介は!
怒るのは何となくそうなるだろうなと思っていたが、本当に訳の分からない論理で片付けられちゃあねえ、凄い脚本だ!
看護師「先生?どうかしました?」
夏美「あたしもうダメ。」
診察台で小さく横になってる夏美がめっちゃかわいい!
というか可哀想と言うか?
そして、再び、偶然、帰り道で2人は出会う。
信介「あのぉ。」
夏美「はい?」
信介「圧力鍋あります?」
夏美「あー、今無いんです、古いの捨てちゃって。」
信介「僕んちにはありますよ!ロールキャベツなら10分で出来る!」
夏美「そうですか。…もしかしてウチに来いって言ってますか?」
信介「まあ、でも、あなたがどうしてもとおっしゃるなら。」
夏美「どうしてもなんて言いません!」
信介「ふうん。」
夏美「…でも、あなたがどうしてもって言うのなら行っても良いですよ!」
信介「…じゃあ、来て下さい。どうしても!」
夏美「はい。」
まだるっこしいんだよ!まだるっこしいんだよ!まだるっこしいんだよ!
セリフ打つの大変なんだよ!大変なんだよ!大変なんだよ!
信介「あのぉ、あんまり塩辛くしないように。」
夏美「分かってます!」
信介「前に食べた限りじゃあ、どうも、あれじゃあ結婚出来ないな!」
夏美「あなたに言われたくありません!」
信介の家のテーブルの上には、新しく設計した家の模型が…。
見せたくて、夏美の喜ぶ顔が見たくてしょうがなかったんだろうね!
金魚鉢の金魚もちゃんとつがいになってました!
やっぱり超えた1万文字。最終回は良く超える!色なんか付けてるからなんだけどね。なので突っ込み半分で。長いのでフォントも小で。
阿部寛は良いね。あるいは演出家なのかな?歩き方、喋り方、行動、言動、全てが変!
例えば、上記の文では信介は自分の事、”僕は”と書いてあるけど本当は”ぼかあ”って言ってるんだよね。こだわってるよね!立ち姿なんかヌボーって感じで痺れるしね!
それでもしっかり1本入っているのが好感を持てるキャラとなっている理由なんだろうね。
夏川結衣さん、結構好きです。さすがに年はとられましたが、それはそれで良いと思います。阿部ちゃんとの掛け合い漫才は最高でした。
そして何より素晴らしかったのはKENさんですね。みちるの呼び方がKENさんて呼んだり、KENちゃんて呼んだり、KENて呼び捨てにしたり定まっていなかったので書く時困りましたね。でもオイラの中では敬意を表してやはり”KENさん”ですね!
KENさん最高!こつぶ最高!
追記:【参考:9/19(火)】
ダンドリ。~Dance☆Drill~…最終回10.2%、平均8.95%
DRAMA COMPLEX「愛の絆シリーズ(3)P・ハート ~子供嫌いの小児科医物語~」…11.2%