■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

日本酒考 ~明太子で、富山の若鶴・滋賀の七本槍~

2017年02月26日 21時45分21秒 | 美味しいお酒
辛さより旨みが際立つ「辛子明太子」を、二種の純米酒で味わっていく。とかく生ものには日本酒が合うもので、わずかに漂う生独特の匂いも消し去ってくれるから、日本酒はやめられない。四方が海に囲まれた環境の島国日本では、魚介類の宝庫だというのは紛れも無い事実で、その食材を活かすために日本酒文化が育まれたのは当然の結果だろう。





日本酒作りのお米選びは、食べて美味しいお米を使っていて・・・・・今もその考えで使っている造り酒屋さんが大半だ。しかし、ここ最近の風潮として、酒になったとき美味しい酒米を、狙って作っているのが新しい試みで始められている。契約農家を決めて、希望どうりの旨みを持つお米を注文し切磋琢磨して育てていくんだろうが、それはそれで大変なご苦労があると推測できる。



■特別純米「若鶴」
富山のお酒で、燗酒部門で金賞を受賞している。冷酒で飲むのが全盛時の最近では珍しいタイプのお酒だ。試験栽培の末に開発した酒米の新品種「雄山錦」を使っての特別純米酒は、米本来の旨みを引き出された芳醇なお酒であった。

■純米吟醸「七本槍」
滋賀県長浜のお酒で、契約農家で栽培された酒米「玉栄」を、大吟醸並みの50%まで精米し低温発酵。コクがありキレも良く、落ち着いた味わいの辛口。香りは控えめで派手さはないが、硬派な純米吟醸酒で、うま味充分の味わい。


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8 コメント

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お酒と料理 (英さん。)
2017-02-26 23:36:50
こんばんは。

日本酒文化は、料理と供にあり。
大賛同です。
この2本、ただ者ではない気がします。

特別純米「若鶴」
これは、ぬる燗でいただきたい。
おそらく、あらゆる料理を優しく包むでしょうね。

大応援団派遣\(^o^)/
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Unknown (くにちゃん)
2017-02-27 05:44:18
おはようございます。
炎クリさん♪

わぁ~渋いですね。

お米。名水。気候と日本が育て上げた「日本酒」も
今や外国にも知れ渡り、日本が誇る銘酒も数多かれですよね。
切磋琢磨しながら、研究を重ねながらのお酒作りなんですね。

炎クリさんの舌の確かさ、
凄く繊細に味わい、楽しんでらっしゃいますよね。

日本酒の奥深さ。立派な「文化」として
これからも引き継がれていくことでしょうし、そう望みますよね。

この辛子明太子に。。私は釘付け!ぎらぎら(笑。。です!!
ご飯1杯じゃ。。足りません~
やっぱ~お米は。。食べる「ご飯」がいいなっ!!(笑
お酒分からなくて、、炎クリさん「ごめんね」(笑

今週もどうぞ宜しくお願いします!!炎クリさん♪
ありがとうございます。
返信する
Unknown (しじみ)
2017-02-27 07:43:34
おはようだす

七本鎗、好きだす 若鶴は知りませんだした

明太子ゴージャスバージョンだすね

昨日は奈良のお酒、風の森飲んだだす

ありゃあと何飲んだかな~(笑)

そして夜は明太子パスタとかお稲荷さんとか

家にあるあれこれ食べただす

お外で飲んでもお家帰ってくるとおなか

空いてくるだす(笑)

しかし、この明太子美味しそう~

ぷっちんだす

返信する
Unknown (plumeria)
2017-02-27 09:38:40
炎クリさん
おはようです^^

「辛子明太子」、私のブロぐとかぶっちゃい
ましたね^^
私のは、「明太子」で辛子は付いてないです^^

お酒は、飲まないので分からないですが
お酒好きな方には、たまらないでしょうね^^

ポチ
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こんにちは〜 (はーい♪にゃん太のママ)
2017-02-27 12:38:27
日本酒
明太子
いいですね(o^^o)
返信する
Unknown (keronpa)
2017-02-27 17:08:45
こんにちは

正直言って主人も私も日本酒はあまり飲まないのですが今日はいいことを聞きました。
生物と日本酒は合うんですね♪
確かにビールを飲みながら鯵の刺身を頂いたときは生臭さが口の中に広がりますね。
ビールには揚げ物、日本酒には生物、今日も勉強になりました。ありがとうございました。
返信する
辛口、常温 (ららおとめ)
2017-02-27 19:43:04
七本槍、知ってます。
賤ヶ岳のところでしょうか?

お酒は、温めの燗がいい🎶
いえいえ、常温が好きです、辛口が好きです。

我が家は、今夜は奈良の升平でした。
返信する
奈良も頑張って・・・ (炎のクリエイター)
2017-02-27 22:04:51
皆さん・・・・・
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

お返事纏めさせて頂きました。奈良のお酒の「風の森」や「升平」も美味しいですが、推奨は「春鹿」がトップに君臨すると思いますのはワシの好みです。日本酒なんてものは、好みしかないので、第三者にこれは美味しいと言うのは、筋違いってことですね。「私の好きなお酒を飲んでみてください」が正解でしょう。

七本槍の名前の由来は、羽柴秀吉子飼いの七武将(加藤清正・福島正則・加藤嘉明・平野長泰・脇坂安治・糟屋武則・片桐且元)のことで、柴田勝家との合戦「賤ヶ岳の戦い(しずがたけのたたかい)」で武功を残した史実となっています。しかし、裏の歴史では、秀吉が側近に置きたい武将の経歴を作り上げるための、架空の武功であったとの説があります。

これに似た歴史の改ざんは、徳川家でも自分の有利なように語り継がれている歴史もあり、今も昔もエリートコースは作られるものが多いと思います。二世社長や、二世議員もそうですね。しかし、頑張りで得られる、ひと握りのエリートになるのは更に難しいですね。

28日から「那覇で滞在」する予定です。現地からのタイムリーなもの、そうでないものも織り交ぜて、出来ればご紹介したいと思います。従いまして、お返事や訪問が滞る場合がありますが、留守中の応援よろしくお願い致します。

いつも(^_-)-☆ありがとうです。応援感謝!
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