KEF105/3Sに付いているジャンパー板について、音質的な不満はありませんでした。というのも昔々に何度かお遊び程度なのですが、このジャンパー板を外して普通のケーブルを使ってジャンパーを作って色々と試したことがあります。使ったケーブルが悪かったこともあるのでしょうが音質的な改善というような劇的な音の違いは聴き取れませんでした。ゆえにジャンパー・ケーブルは僕の中では「ぜんぜん駄目じゃないの!」と言う形で刷り込まれていたわけです。同様にバイワイヤについても同じように何度もやったことがありますし、つい最近もやったわけですが、良いところと悪いところが同じようにあって「うーん、バイワイヤはいいねぇ」とはなりませんでした。これが僕にとってのある種のトラウマとなっていますので、この付属のジャンパー板を外してジャンパー・ケーブルにするということは、最近まで考えてみたこともなかったわけです。
先日、とあるオーディオショップを覗いていたら、お客さんがまさにジャンパー・ケーブルを購入するところに同席し、試聴をするところに立ち会えました。“目から鱗が落ちる”とはまさにこのことで、そのお客さんも驚いていたようですが、正直僕はもっと驚きました。明らかにジャンパー・ケーブルを使って聴く音楽の躍動感が違うのです。ここまで違うとなんか胡散臭い感じがしたのですが、店員は「ジャンパー・ケーブルもエージングが必要です。ここは試聴室なのでエージングが充分出来ていますからこれほどまでに違うんですよ。大体付けてすぐいい音だって分かるのは、大体が駄目です」とのご託宣でありました。
まぁ、ごもっともです。
よし、それなら僕も騙されてみようじゃないかと意を決して、ZuケーブルのJULIAN JUMPER YY100 (Yラグ端子/6.3mm) ケーブル長100mmというケーブルを購入。お茶の水オーディオユニオンの店員の方曰く「エージングに150~200時間かけてくださいね。絶対にいいです。良く鳴りますから」だそうである(写真は200mmのもの)。
昨日からエージングに入った。実はジャンパー板も付けて、かつジャンパー・ケーブルも付けるという驚天動地の付け方でエージングを進めている。「馬鹿じゃねーの?!」との声も聞こえてきそうだが、まさにごもっともな話ではある。しかし小心者の僕のこととてジャンパー板の時のいい音を失いたくはなかった。情けないと言えば情けない話なのだが、これはしょうがない。
ゆえに現在は「デュアル・ジャンパー」という仕様。
しかし「あれ?結構いい音で鳴っているじゃないの」なのである。“高さ表現が良くなった”などとオーディオ誌で書かれているのをお読みになった方もおられると思うのですが今回、このジャンパー・ケーブルを付けて何が一番違ったかといえば、この「高さ表現」が出てきたこと。これは当方としては全く予期しないもので、当初の予想ではスパイシーな高域の伸びだったり、低域のローエンド響きが増すのではとの読みだったわけです。
確かにシンバルが肉厚になりヌケが良くなったし、ズシリと響くバスドラなども体感出来わけですが、とにかく以前より高さが30cmぐらい高いところから定位があって空気の実態感をそこに伴っているのに驚かされたわけです。こうなるとセンターが薄くなり中域が引っ込むというのが通例なのですが、今回ジュリアン・ジャンパー・ケーブルではまだエージングして20時間そこそこなのにそれがまるでないというわけ。
というわけで、ニヤニヤしつつこれから1週間(今度の土日は楽しみ)は盤を取っ替え引っ替えしつつエージング大会に突入します。
先日、とあるオーディオショップを覗いていたら、お客さんがまさにジャンパー・ケーブルを購入するところに同席し、試聴をするところに立ち会えました。“目から鱗が落ちる”とはまさにこのことで、そのお客さんも驚いていたようですが、正直僕はもっと驚きました。明らかにジャンパー・ケーブルを使って聴く音楽の躍動感が違うのです。ここまで違うとなんか胡散臭い感じがしたのですが、店員は「ジャンパー・ケーブルもエージングが必要です。ここは試聴室なのでエージングが充分出来ていますからこれほどまでに違うんですよ。大体付けてすぐいい音だって分かるのは、大体が駄目です」とのご託宣でありました。

よし、それなら僕も騙されてみようじゃないかと意を決して、ZuケーブルのJULIAN JUMPER YY100 (Yラグ端子/6.3mm) ケーブル長100mmというケーブルを購入。お茶の水オーディオユニオンの店員の方曰く「エージングに150~200時間かけてくださいね。絶対にいいです。良く鳴りますから」だそうである(写真は200mmのもの)。
昨日からエージングに入った。実はジャンパー板も付けて、かつジャンパー・ケーブルも付けるという驚天動地の付け方でエージングを進めている。「馬鹿じゃねーの?!」との声も聞こえてきそうだが、まさにごもっともな話ではある。しかし小心者の僕のこととてジャンパー板の時のいい音を失いたくはなかった。情けないと言えば情けない話なのだが、これはしょうがない。
ゆえに現在は「デュアル・ジャンパー」という仕様。
しかし「あれ?結構いい音で鳴っているじゃないの」なのである。“高さ表現が良くなった”などとオーディオ誌で書かれているのをお読みになった方もおられると思うのですが今回、このジャンパー・ケーブルを付けて何が一番違ったかといえば、この「高さ表現」が出てきたこと。これは当方としては全く予期しないもので、当初の予想ではスパイシーな高域の伸びだったり、低域のローエンド響きが増すのではとの読みだったわけです。
確かにシンバルが肉厚になりヌケが良くなったし、ズシリと響くバスドラなども体感出来わけですが、とにかく以前より高さが30cmぐらい高いところから定位があって空気の実態感をそこに伴っているのに驚かされたわけです。こうなるとセンターが薄くなり中域が引っ込むというのが通例なのですが、今回ジュリアン・ジャンパー・ケーブルではまだエージングして20時間そこそこなのにそれがまるでないというわけ。
というわけで、ニヤニヤしつつこれから1週間(今度の土日は楽しみ)は盤を取っ替え引っ替えしつつエージング大会に突入します。
この気持ち、よくわかります^^
実は私もジャンパーケーブルに興味があります。
今バイワイヤしているのですが、どちらがいいか試してみたいですね。
本日でエージングがどうにか24時間を超えました。
エコーが綺麗に分離しますし、ベースのファンダメンタルが出て芯がある腰の強いベースラインが聴こえるようになりました。あと1週間後が楽しみですが、結構柔い音になったりするんだよなぁ。経験からすると。
なおアンプ、CDプレイヤーともにエージングが完璧になってきました。でも電源オフにして電源投入してから最低30分は眠たい音がしています。これはしょうがないかなぁ。
実売6000円強なので、トライされる価値はあるかと。