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イタリア料理

スパゲッティ・アッラ・プヴェリエッロ(目玉焼き、チーズ、黒コショウのスパゲッティ)

スパゲッティ・アッラ・プヴェリエッロ(Spaghetti alla puveriello)は、第二次世界大戦後の貧しい時期に、その頃に割と手に入りやすかった食材を使って、手早く出来て、お腹も満たされる料理としてナポリ地方で食べられていたパスタだそうです。
日本語にすると、貧乏人のスパゲッティ。
何人かのナポリ地方出身の友人に、このパスタの事を聞いてみたのですが、(比較的若い人が多かったのですが)知っていたのは一人だけでした。
それでもネットで検索してみると、結構な数の検索結果が見つかりました。
作り方も色々、料理名にはふさわしくない?と、私が勝手に思うレシピもありました。


沸騰させた塩水でスパゲッティを茹でます。パスタを茹でている間にフライパンで半熟目玉焼きを作ります。パスタが茹であがったら、ざる等でお湯を切り、パスタをお皿に盛り付けます(フライパン等で和えたりしません)。
フライパンに残ったオイル(私はオリーブオイルで焼きましたが、ラードを使っているレシピも結構ありました。少し古い料理書には、オリーブオイルの代りにラードを使う料理が見られます)、目玉焼きをのせ、すりおろしたペコリーノチーズ、黒コショウをかけて出来上がりです。


スパゲッティ・アッラ・プヴェリエッロ。

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コメント一覧

subasio
キャスパー様へ
こんばんは。食材の数が少ない料理は、使う材料で味が決まりますね。卵かけご飯、私も大好きですが、人それぞれに流儀があって興味深いですね。
subasio
@blue-wing-olive 様へ
こんばんは。カルボナーラは、比較的新しい料理で、第二次世界大戦後に登場したと言われています。色々な説があるそうですが、アメリカ兵が好む食材を使って作られたのが有力なようですが、このパスタかどうかは分かりませんがv、ナポリ料理が元になったともいわれています。
subasio
@serendpt3 様へ
こんばんは。私はこの料理の事を最近知ったのですが、serendpt3様はご存じだったのですね。忙しいレストランのまかない料理にも、手早く出来てぴったりですね。イタリア料理の名前には○○風というのが多いですね。私も人間味があっていいと思っていました。
キャスパー
シンプルで良いですね。和食で例えれば 卵掛けご飯ですかね!
確かに貧乏人の食かも知れないけど、今では通の食に格上げされていませんか? 卵かけご飯は 通の食のようです
blue-wing-olive
手軽に食べられる興味深いレシピですね。
卵、黒胡椒、チーズといった材料から、カルボナーラと共通点がありますが、関連性はあるのでしょうか。
serendpt3
subasioさん、こんにちは。
いつもブログを楽しく拝見しています。
このパスタは、以前どこかのイタリア料理店のまかない飯として
雑誌か何かで紹介されているのを見たことがありますが
ちゃんと名前もあるのですね。
日本でいえば、たまごかけごはんのような感覚でしょうか。

そういえば、スパゲッティ・アッラ・プッタネスカ(Spaghetti alla Puttanesca)は
娼婦風スパゲティでしたね。
イタリアの料理名は人間味があって興味深いです。
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