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イタリア料理

ミラノ その3

ミラノの記事もこれが最後になります。

4日目、お昼前にチェックアウトをして帰路につきます。

お昼頃にボローニャ付近だったので、ボローニャでご飯を食べる事にしました。


向かった先は、ボローニャの町から15分くらい離れた、県道沿いにあるレストラン。創業は1968年だそうです。


入り口を入って右に行くと客室になります。

客室。


黒板にワインのメニューが書いてあります。

食後酒が沢山あります。

料理を注文すると、かごに入ったパンを持って来てくれて、好きな物を選びます。

1種類ずつお願いしました。


突き出しに、サービスの人が、盗んだパンです。と言って持って来てくれた、パンにボローニャ風ミートソースがのったパン。

不思議に思って、何故盗んだパンというのか聞いてみました。

厨房で、ミートソースを煮込んでいる時のを見て、少しお腹が空いた時に、ソースをすくってパンにのせて食べる事から、こう呼ばれているそうです(つまみ食い?)。

お肉の味がしっかりして、とても美味しかったです。

揚げたてのクレシェンティーネ(Crescentine 小麦粉、水、ラード、塩をこね、薄くのばして油で揚げたボローニャ料理)。

中は空洞になっています。


クラテッロ・ディ・ジベッロ(Culatello di Zibello) 。
パルマ県にある、ジベッロ村とその周辺の7つの村で作られる生ハム。クラテッロ・ディ・ジベッロは、豚のお尻の部分だけで作られ、肉を塩漬けし、豚の膀胱に詰めて熟成されます。生産数も少なく貴重な生ハムです。


無塩バターとトーストしたパンが添えられます。
ジベッロではバターと一緒にいただくのが一般的だそうです。
クレシェンティーネと一緒にいただいても、とても美味しかったです。

そしてボローニャ風名物のパスタ2品。


スープに入ったトルテリーニ。その場でパルミジャーノチーズ削ってかけてくれます。



ボローニャ風ミートソースのタリアテッレ。


デザートもボローニャ名物の、お米のトルタ、トルタ・ディ・リーゾ (お米を牛乳、砂糖で煮て、卵を混ぜてオーブンで焼いたお菓子)。
このレストランは、ご家族を中心にして経営されているそうで、このお菓子はお母さん(50後半?)のおばあさんのレシピだそうです。
厨房のスタッフはすべて女性だそうです。

招き猫が飾ってありました。以前ここの厨房で働いていた、日本人の女性が持って来てくれたそうです。

ボローニャのお料理を堪能してお店を後にしました。

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コメント一覧

subasio
@mendokusainoyo 様へ
コメントありがとうございます。

私もお酒が好きなので、客室に入った時に、お酒の瓶が沢山のったワゴンを見て楽しくなりました。
どの料理もとても美味しくいただきました。パルミジァーノは
削りたてだと風味が一層よくなりますね。

私の書く記事が、少しでもお役に立てればとても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
subasio
@lacigogne57 様へ
こんばんは。
イタリア料理のネーミングは、面白いのが沢山あります。

同じパルマ県にありながら、ジベッロの周辺は、湿気が多いために、腿肉1本で生ハムを作ることが出来なかったそうです。試行錯誤を重ねて、この方法にたどり着いたのだと思います。

思わぬところで招き猫を見て嬉しくなりました。
mendokusainoyo
初めまして~どの料理もめっちゃ美味しそうですが、何より酒瓶が並んだ光景と充実したワインリストに癒されます(アル中)。その場でパルミジャーノを削るというこだわりもいいですね。私はイタリア滞在中ろくに食べ歩きをしなかったし(貧乏)、イタリア人の友人もあまりいなかったので、subasioさんのブログを拝見して色々発見し、勉強させていただいています~これからも楽しみにしています。
Unknown
subasioさま、こんにちは。

盗んだパンのネーミングがユニークですね。
パルマの生ハム、これは美味しそうです。豚のお尻のお肉だけ、そして作り方にも特徴がありますね。貴重なのがわかります。
招き猫、大切にしてくださっているのですね♡
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