我が心のオルガンはイジフンくんが出演されてまして、当時ジフンペンのお友だちが韓国語は分からないけどこの作品は大好きだと言って何度も韓国に通ってたのを思い出しました。
その時から私もいつか見たいな〜と思っていたのですが、ムンジョン監督が作曲してたなんて知りませんでした^ ^
ちょいと検索ちゃんしたら、チョ・ジョンソクくんが初演で出演されてたのですね...
また、やらないかな〜🙃
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こんにちは。
ミュージカル音楽監督のキム・ムンジョンです。
数多くのミュージカルに携わって来た彼女へ尋ねた...
キム・ムンジョンの人生のミュージカル BEST3!!!
[明成皇后]
1995年の初演以降、20余年の間、絶え間なく舞台に上がり続けている創作ミュージカル。明成皇后の悲劇的な一代記を描いている。キム・ムンジョン音楽監督は1997年にこの作品のセッションに合流してミュージカル界に足を踏み入れた。
私は自分が初めてタクトを握って全世界の演奏者たちと演奏した明成皇后を忘れられません。
演奏者の中にユニお姉さんはいたんですが、韓国の演奏者たちと一緒に演奏出来ないシステムだったんです。海外の演奏者たちと作品を一緒にした、その記憶が大きく印象に残っています。
容易じゃないですよ。疎通できるのは音楽しかなくて、彼らには見知らぬ政治的問題まで素材として扱っているのですから....
LA に行った時に楽長が日本人だった事があったんです。「日本人を殺せ!」そんな歌詞が出て来るんですから、非常に慌てた記憶があります。
それから演奏者たちの年齢層がとても高かったんです。職業化されている為、皆さん「選手」のような感じで、頭が白髪混じりの方々が座っていらして、一旦、指揮者というポジションは東洋人で、女性で、見くびられてはダメだ!と思ったので、わざと英語を一言も使いませんでした。
後で公演が全て終わり、会食しながらした話は、私はあなたを指揮者だと思っていましたし、あなたに素晴らしい演奏を聞かせようと努力したんです。東洋人とか女性とか、どの国の人とか関係ないんだというプロ根性を見せてくれたんです。印象深かった経験でした。
[Once]
国内で多くの愛を受けた同名映画原作にした作品。
我が国では2014年に初演され、全俳優たちが楽器の演奏を一緒に披露して人目を引いた。キム・ムンジョン監督が指折り数える愛情のある作品。
音楽という素材で構成されている「Once」と言う作品が個人的に好きです。
音楽を中心に作品が構成されていて、指揮をせずに公演を思いっきり見る事が出来て嬉しかったんです。
俳優が演奏しなければならず、歌も歌わなければならず、踊りも踊らなければならず、演技もしなければならない俳優たちを要求した為にその俳優たちのオーディションはとても険しかった思い出があります。
私はオーケストラの練習もして、公演の練習もしなければならなかったので、そしてその俳優たちが歌や踊りをしながら演奏出来るようにするキツイ作業でしたが凝集力をくれたエネルギーが穏やかではあるんですが、深く響いた作品だったので、また会いたい作品の1つです。
答えは練習しかないでしょ!
本当に彼らとの練習は空間があれば、どこに行こうが楽器を広げて練習してました。空間があれば、「ギター持って来て!」と言って一緒にやってきた記憶があるので、その俳優たちに会いたいですね^ ^
3番目の作品ですか?
本当にたくさんの作品があるんですよ。
どうしても私が曲を書いた作品ですよね。
ドリアングレイが1番大変で1番記憶に残っているまた会いたい作品です。
[ドリアングレイ]
オスカーワイルドのドリアングレイの肖像を脚色した創作ミュージカル。キム・ジュンス、パク・ウンテなどのスターたちがワンキャストで出演した事で話題を集めた。キム・ムンジョン音楽監督は我が心のオルガン以降、8年ぶりに作曲家として名前を掲げた。
一旦、物理的な時間はありませんでした。
だから、1日に1曲ずつ、作曲・音楽ノートを書いた思い出があります。8小節になったもの、12小節になったもの、4小節になったものなんでも練習曲にして比べてみて、歌詞が体系化された時に当てはめるという作業をしていて、そんな苦しい時間があって、また1つ難しいものが、素材に難しさがありました。
一旦、キャラクターに合う曲を作ろうとしたのですが、ドリアングレイの作品自体が耽美的で、退廃、享楽そのような事を経験しなければならないので、出来ない部分が辛かった瞬間がありました。
今、この情緒を持った曲を書くことが出来るか?
自ら反問するほど、この当時何があんなに辛かったんだろうと曲を書いている間、とてもひどく辛い情緒がそのまま反映されたようで、幸いなことにそう思ってもまた舞台に上がる事を願う作品の中の1つです。
私に新鮮なエネルギーをくれたマンマミーアも忘れられません。
やるたびに違う戒めと名言をくれるラマンチャの男もあるし、俳優と一緒に踊りを踊るように公演できたファントムも私は好きだし、レミゼラブルもミス・サイゴンも忘れられません。
全ての作品1つ1つが、今の私へと成長させてくれたものですから、コンサートでこの作品たちを俳優たちと美しく溶かして、恩返しがしたいです。
今回の公演では、この作品たちすべて舞台で見ることが出来ますか❓
計画中です^ ^
最大限に多く出来るように計画しています。
もっといいアイデアが出れば、少し修正するでしょうね。
それがライブの魅力ですから^ ^