犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

複弦バリトンウクレレ

2015年01月25日 | なりもの
私の4本目のハナムラ楽器が完成した。

左が、1本目の、オーソドックスな小型のウクレレ。
今回は、それより一回り大きい、コンサートサイズのウクレレを
注文しに行ったつもりが、ハナさんと話すうちに
複弦のバリトンウクレレを依頼していた。

まあ、いい。
複弦のものは、以前からお願いしたかったのだ。

店にある楽器を基に、弦の長さなどを相談して、決めた。
http://hanamuragakki.web.fc2.com/

注文した後、ハナさんは前立腺を腫らし、尿が出せなくなった。
腫れるのがわかっているのに、ここ4~5年は通院をサボったんだから
まあ、仕方ない。

通常の5.5倍に腫れあがった前立腺は、膀胱にめり込むように圧迫していて、
本人曰く、「梅酒の瓶に半分くらいの量を削ったんだよー」。
梅酒の瓶もいろいろあるが・・・。まさか、アレかね。
あの、広口の、2升瓶かね。

前立腺の手術の後、まだ入院期間中に、予定していた
白内障の手術もした。
ピックアップのコイルに銅線を巻く作業など、
「見えない見えない」とぼやいていた。
が、今回の手術では、手元を見えるようにしてもらったわけではないそうだ。
車で通勤しているが、見えないために事故ってしまったそうで、
遠くが見えるような手術にしたそうだ。

それでも以前よりは作業もしやすいようだ。

とは言え、うまれついてのAB型気質。
緻密に計算してきっちり計画を練った上、
いきあたりばったりで作る。

ヘッドは片方に出っ張っているし、
ボディも左右非対称にずれている。
フレットがぐにゃぐにゃしているのはいつものことだ。

ギターやベースのほうが、作業が丁寧なような気がするのは
隣の芝生は青い、というだけのことだろうか?

とは言ってもハナムラのウクレレがやめられないのは、
やはり、鳴りがすばらしいからだ。
今回も、全てスプルースの単板一枚板。
ベニヤの集成板ではない。

その上、弦は長いし、複弦なので、
重たい響きでジャラーーンと鳴る。
ウクレレの軽やかでちゃらんぽらんなあっけら感は、無い。

この楽器で、どんな曲をどうやるか。
日が経ってまた音が変わって行くのを楽しみにしながら、
いびつなくびれを抱き、弦を弾く。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 交通マナー 横断のタイミング »

コメントを投稿

なりもの」カテゴリの最新記事