犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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病み止める

2022年09月21日 | からだ
頭痛肩こり腰痛をはじめとした背部の起立筋の緊張が関係する痛みは
物理的身体的な原因と見せかけて、実は
脳の創り出した、実体の無い痛みである。
子どもの頃からの親との関係であるとか、辞めるわけにいかない仕事への責任とかいった
避けることのできない精神面での問題に直面しないために、
当面の一大事として、脳が痛みをでっち上げているのだ。

この仕組みを知るだけで、痛みが消える。

それは、
騙されているということを受け入れた途端に
詐欺師の言葉が全て嘘だと気付くのによく似ている。

私たちは脳に洗脳されているのだ。



ここでもう一つ、
治るために重要な要素が有る。

何かのせい、誰かのせいにしないことだ。

逆に言えば、何かのせい、誰かのせいにしていると、
病気は治りにくい。

良い例が、交通事故によるむち打ち症だ。
難治性であるのには、病理学的な原因も説明されている。
あるいは、保険金をより多くせしめようと、治っていないフリをする
という輩も実際にいるだろう。
それをおいても、
「事故のせい。加害者のせい。」という思いが強いと、
「だからこんな状態になってしまった。」と、自分を病に縛り付けてしまう。



自分の体に起きている事は、他の誰かが原因ではなく、
間違いなく自分の中に原因が有る。
この事実を受け止めると、病気は「気付いたら治ってた」というくらいの
勢いで消え去る。



知る。受け止める。
すると、病気におさらばできる。

「病気を治そう」と思うと、かえって病気に注目してしまって、
意識が病気を基にしたものになり、そこから脱け出しにくくなったりもする。

自分がどんな経験をして、その事をどう捉えていて、
その結果どうなっていると思っているのか。
それを、あらためて、見直す。
できれば、書いてみる。
書けない、と思うのなら、自分がしゃべるのを録音してみるのも良いかもしれない。
どちらにしろ、一旦、外に出してみる。



こうしなければならないと思ってそうしてきた。
そう思っている。
けれど、他の選択肢も有ったはずだ。
結局、自分で選んで自分で決めてきたのだ。
それがベストだったかどうかはともかく、
自分の行動は、最終的には自分で決めている。



自分が自分であるということは、
この身体という縛りそのものである。
身体に起こる病気という問題は、
自分が自分であるということの、ある一面が表れた吹き出物みたいなものだと思う。

ニキビはどうにか解決したいわな。
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