パンク前

[あらすじ] ＧＩＡＮＴのＲＯＣＫ5200という軟派なＭＴＢに乗っている。
街乗りしかしないから、タイヤもゴツゴツしていないものを履いている。
前輪に空気を入れてもタイヤが張らないので、虫ゴムを交換した。
見ると、後輪のタイヤがもうボロボロで、いつ派手に裂けてもおかしくない感じだ。
昨年の夏に、タイヤをホイールごと貰ってあったのを思い出して、交換した。
ところがスポークの本数が違うので、今まで使っていたプロテクターが付かない。
買った商品が東シナ海をゆっくり越えて辿り着いたが、これまたサイズ違いで付かない。
もういいや、スポークプロテクター無しで組み立てた。

自転車は私にとって一番親しい乗り物だ。
修理を始めてから、紆余曲折や部品待ちなどで、組み立てるまでにえらく日数がかかってしまった。
３週間ぶりに自転車を漕ぐのは気持ち良かった。

翌日の今日、出かけようとしたら、前輪の空気が抜けていた。
トホホ。
エアを入れたことで、タイヤの裂け目は広がっている。
チューブも古いのだろう。

これを修理したりチューブとタイヤを交換して使うというよりはもう、
以前の自分の車輪を使えばいいや。
前輪を交換して外出した。

後輪は、貰い物のボロタイヤである。
いつパンクするか分からない。
以前の自分の後輪を、きれいに掃除してタイヤ交換しておこう。

巡り巡り巡って
結局、前輪は元々の車輪を付けているし、
後輪はその場しのぎの貰い物を付けていて元々の物をタイヤ交換することになった。
貰い物の意味はなんだったのか。というと、
フランス式バルブに慣れる、タイヤ/チューブ交換に慣れる、
この際よく掃除できた、等々。

ここまでちょいちょい付けたり外したり、また今後も付け外しすることを考えると、
錆がひどくて固すぎるクイックレリーズも交換したくなってきた。

※

そして、自転車に乗って外出した。
帰宅途中、ドラッグストアに寄って自転車を停め、
買い物を終えて自転車に乗ってみたら、
前輪が凹んできている。

やはり、前輪のチューブも交換すべきだな。
ああ後輪がいつ潰れるのか怖いわ。