犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ポータブルトイレ(介護/災害時に有効!!!)

2020年02月22日 | 介護ウチのバヤイ
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。

介護士さんがしみじみと言う。
「これ、ほんといいですよね…。みんなこうして欲しい。
全国でこうして欲しい。広めて欲しい。」



近所の幼なじみ友人Mは、お祖母ちゃんと大お祖母ちゃんの介護が長かった。
経験と知恵を持っている。
我が家のポータブルトイレは、何を隠そう、Mのお祖母ちゃんのお下がりだ。

Mのお祖母ちゃんは、視力をほとんど失っていた。
壁を手で伝ってトイレまで行っていたが、ある時ポータブルトイレを使い始めた。
しかし、その後すぐにほぼ寝たきり、排泄はおむつでということになった。

そういう次第で、ポータブルトイレはほとんど使っていない状態だった。
しかし、ウレタンの便座に少し傷が付いていた。
飼い猫が飛び降りて便座に着地、爪を立てたらしい。



Mの教えは、
〇まず、ポータブルトイレのバケツに大きいポリ袋をすっぽりかぶせてしまう。
 これで、なんなら中身全体をいっぺんに捨てることもできる。
〇その内側に、ペット用トイレシートを入れる。
 中途半端に使いかけたオムツなども良い。

我が家の場合【ウチのバヤイ】、
〇バケツに大きいポリ袋をすっぽりかぶせる。
〇バケツの内側の、後ろの縁から底を覆うように一枚、
〇さらに前の縁から一枚、ペット用トイレシートを入れる。

こうすると、尿はすぐにシートに吸収される。
尿の量が多くて吸い込みきれなかった場合は、シートの下に溜まる。



「前の分が溜まっていて2回目をすると、
はね返って、陰部や周囲が汚れるんですよね。」
シートを使っていると、それが防げる。

ペット用トイレシートは、けっこうな量の尿を吸収してくれる。
それに、消臭効果が高い。
ベッドサイドにトイレを置いていて、そこに尿がしてあっても、ほとんど臭わない。

もちろん、繰り返し使っていく中でバケツにこびり付くアンモニア臭も防げる。



災害時にも有効だ。
何も高齢者介護という状況にならなくとも、災害時に備えるという意味では、
どこの家庭でも備えておいて良いと思う。
バケツとシートが有れば良いのだ。



長らく、高齢者介護に関する記事は【日々】のジャンルつまりは分類無しのところに
ほったらかーしだったのだが、
この度、同居母の介護に関する記事を収納するジャンルを作ることにした。

なぜ分類していなかったかというと、
私の愚痴のような内容も多いからだ。
読んであまりいい気持ちがしない人も多いかもしれない。
そんな記事を分類する気になれなかった。

共通の経験の有る人が読むと、首の関節を傷めるんじゃねえかてえくらいブンブン頷く。
似て非なる経験たとえば育児経験などを通して見ると、首をひねる箇所も多いだろう。
親との関係が良かったり、親は大事にという頭で読めば、眉間に皺が寄るかもしれない。
それは全て読者のあり方であって、私は私の思うように書くしかない。
どのように受け止められるかということをあんまり考え過ぎて、
自分の記事の扱いに関する判断をすることも無いか、と
思い直した。

ジャンルのタイトルは簡潔にしたい。
「介護」としようかと考えたが、高齢者以外にも、介護の場は有る。
似て非なる状況の場合が難しい。
似ているから共通部分も有る。共通部分を見て”同じ”のように感じてしまいがちだが、
そうなると、異なる部分に関する言葉で傷付きかねない。

だから、「高齢者」と補ったのだが、
似て非なるということを言い始めたら、事情は十人十色、千差万別なのであって、
「高齢者」とひとくくりにすることだってできないはずだ。
あーらどうしよう。

【日々】にぶち込んである介護絡みの記事は数多い。
これから順次、【介護ウチのバヤイ】に移動する。
しまーす。
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