犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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2015年04月18日 | おらほ調布
引っ越して35年、西側に細い砂利道を挟んだ隣の土地は、
植木畑という実質、林だった。

引っ越して来た当時5歳の私とさして違わない高さだったヒバの木は、
5mを超えていた。
その向こうのアパートとの目隠しになり、駐車場に出入りする車のライトを遮り、
西日を蔽い、風を止めてくれていた。

数年前にその林が伐られ、更地になった。
そこへ、温州みかんの苗など植えられたが定着せず、
この頃はただ雑草が伸び、伸び過ぎたら刈る、そんな空き地になってしまっていた。

が、ついに、
草取り作業をし、測量が入り、隣家のおばちゃんに聞けば、
7軒の家が建つという。

空き地になってから、西日はキツいわ、吹きっさらしだわ、冬はほこりっぽく、
夏場は雑草の種が飛んで来てこちらの庭にも増えるわで、
よろしくはなかった。

しかし、今、部屋にこうしていても、窓からは数十mから先の、
植木畑や向こうの農家の、紅葉だの名の知れぬ鮮やかな木の花だの、
高いケヤキの屋敷林だのが見える。

借景暮らしがついに終わるか。

庭の西端に、3年ほど前にアワブキを植え、一昨年には柳を植えた。
アワブキは高く育つそうだが、成長はゆっくりだ。
ヤナギはこの2年でもう4mにはなっている。
こういったものがちょうど、今後は目隠しになってくれるだろう。
なんならもう一層くらい、大きめになる木を植えるか、どうか。

さて、どんな人が越して来ることやら。

こっちが庭で焚き火をしても、文句を言わない人がいいなー。
こっちがストーブを焚いて煙が少々流れても、苦情を言わない人がいいなー。
ベランダや玄関先でタバコを吸わない人がいいなー。
引越しの挨拶に来てくれる人がいいなー。

当方、
男だか女だかわからないし、
きったない服を着てざんばら髪を振り乱して、
チェーンソー持ってたり電ノコをギュンギュンいわしたり
斧を振り回したりしますけど?

そんなご近所さんがいても文句はありません。
という人にだけ、引っ越して来てほしいなーー。

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