[あらすじ] 24日(日)は青森レインボーパレード。14時駅前広場集合。
大鰐弘前インターを出る際に、電光掲示板をよっく睨むと、
ちゃんと【割引】になっていた。
良かった。3時56分に川口ジャンクションから東北道に乗ったことになって、
4時までの深夜割引が適用されている。
それとも、その前の部分からカウントされるのかなあ?
まあいいや、私の4000円は守られた。
※
青森に入る頃、豪雨だったかと言うと、豪雨と言うほどではなかった。
ムラの有る雨で、たまに強く降ることもあったが、日が射すこともあった。
この天気は夜更けまで続いた。
※
岩手山サービスエリアでカツ丼を食べた。
衣にイカスミを混ぜて黒くし、ゴツゴツの溶岩に見立てた、ご当地メニューだ。
あほらしいが、ちょっと楽しい。
ただ、食べきれずに満腹になる。
そんなことも有ろうかと思って、タッパーを用意した。
が、
車に置いて来てしまった。いつも詰めが甘い。
何か袋を持っていないか。
レジ袋を持ち歩いてなかったっけ。と、
肩から提げている小さな頭陀袋を見るが、
有る袋と言えば
犬のマナー袋
つまり、糞を入れる袋だけだ。
ふん。
新品なら同じことよ。
私は食べ残しを大事にうんち袋に入れて、口を縛って、持ち帰った。
※
サービスエリアのドッグランはどこも環境が良くて、快適だった。
うんちを捨てるゴミ箱を置いてあるところも有る。
岩手山SAは、ドッグランは無いがペットトイレなる物は有った。
そして、ゴミ箱も設置してあった。
ペットトイレとは、砂場の真ん中に柱が立っているのだ。
砂が有るとそこにうんちしたくなるのが、猫の心だ。
柱が有るとそこにおしっこしたくなるのが、犬の心だ。
※
岩木山の上で夜を明かそうと思っていたが、八合目くらいから上に雲が掛かっている。
先日、富士山の裾にぽっこりと出ている二ツ塚に行った時、
帰りに、小中学生がゾロゾロと御殿場口五合目に降りて来た。
その時間、富士は雲に覆われていた。
わが富士見登山部のTちゃんは言う。
「見えなきゃ富士山なんて意味無いですよ。ただの山です。っていうかただの拷問です。」
岩木富士だって、雲が掛かっていたら登る意味は無い。
ぐるり津軽一望、というのができないなら、ただ寒くて暗くてさびしくて雲の中で不安なだけだ。
※
けろりと計画を変えて、あれこれ寄り道をして、
縄文時代の発掘品を展示してある、木造(きづくり)にあるカルコという施設に行った。
3時56分に着いたが、営業は4時までで、今日は他の客もいないのか、暗く閉ざされていた。
なんだろう。
12時間前の、あの緊張感をふと思い出す。
仕方ないので、知る人ぞ知る、木造駅舎で記念撮影する。
ふ、もくぞう、じゃないのよ。
言ってみれば、縄文式駅舎かね。
※
半年前に亡くなった、隣の酒屋のおばちゃんは、五所川原の出身だった。
実家は駅前で商店を営んでいたそうだ。
あまり故郷については語らなかった。
親御さんが早くに亡くなったのだろう。帰ることも無かった。
私が子どもの頃は、まだ訛りが強かった。
五所川原駅前も寄ってみる。
立佞武多の館、なんてのが有って、にぎやかである。
酒屋のにいちゃんは「さびれてて」と言っていたが、隣の木造を先に見たので、
五所川原のにぎやかさを感じる。
※
見渡す限り水田が続く。
その間にまっすぐ車道が伸びる。
丘の間に溜池が点在する。
そのうちの一つの公園にいる。
※
やっとスーパーマーケットを見付けた。
看板にはThe Great Superstoreと書いてある。堂々たるもんだ。
夕方のスーパーはただでさえ楽しい。旅先ともなると一大イベントだ。
お目当ては鮮魚コーナーと惣菜コーナーと、酒。
生の地魚の刺身や、珍しげな惣菜も既に半額。
酒は、まずは一升瓶一本。帰る頃には何本になっていることやら。
※
半月はもう沈んだ。
時折晴れると、街灯りよりまぶしいくらいの星だ。
後部座席から犬の静かな寝息が聞こえる。
私ももう少し寝よう。
大鰐弘前インターを出る際に、電光掲示板をよっく睨むと、
ちゃんと【割引】になっていた。
良かった。3時56分に川口ジャンクションから東北道に乗ったことになって、
4時までの深夜割引が適用されている。
それとも、その前の部分からカウントされるのかなあ?
まあいいや、私の4000円は守られた。
※
青森に入る頃、豪雨だったかと言うと、豪雨と言うほどではなかった。
ムラの有る雨で、たまに強く降ることもあったが、日が射すこともあった。
この天気は夜更けまで続いた。
※
岩手山サービスエリアでカツ丼を食べた。
衣にイカスミを混ぜて黒くし、ゴツゴツの溶岩に見立てた、ご当地メニューだ。
あほらしいが、ちょっと楽しい。
ただ、食べきれずに満腹になる。
そんなことも有ろうかと思って、タッパーを用意した。
が、
車に置いて来てしまった。いつも詰めが甘い。
何か袋を持っていないか。
レジ袋を持ち歩いてなかったっけ。と、
肩から提げている小さな頭陀袋を見るが、
有る袋と言えば
犬のマナー袋
つまり、糞を入れる袋だけだ。
ふん。
新品なら同じことよ。
私は食べ残しを大事にうんち袋に入れて、口を縛って、持ち帰った。
※
サービスエリアのドッグランはどこも環境が良くて、快適だった。
うんちを捨てるゴミ箱を置いてあるところも有る。
岩手山SAは、ドッグランは無いがペットトイレなる物は有った。
そして、ゴミ箱も設置してあった。
ペットトイレとは、砂場の真ん中に柱が立っているのだ。
砂が有るとそこにうんちしたくなるのが、猫の心だ。
柱が有るとそこにおしっこしたくなるのが、犬の心だ。
※
岩木山の上で夜を明かそうと思っていたが、八合目くらいから上に雲が掛かっている。
先日、富士山の裾にぽっこりと出ている二ツ塚に行った時、
帰りに、小中学生がゾロゾロと御殿場口五合目に降りて来た。
その時間、富士は雲に覆われていた。
わが富士見登山部のTちゃんは言う。
「見えなきゃ富士山なんて意味無いですよ。ただの山です。っていうかただの拷問です。」
岩木富士だって、雲が掛かっていたら登る意味は無い。
ぐるり津軽一望、というのができないなら、ただ寒くて暗くてさびしくて雲の中で不安なだけだ。
※
けろりと計画を変えて、あれこれ寄り道をして、
縄文時代の発掘品を展示してある、木造(きづくり)にあるカルコという施設に行った。
3時56分に着いたが、営業は4時までで、今日は他の客もいないのか、暗く閉ざされていた。
なんだろう。
12時間前の、あの緊張感をふと思い出す。
仕方ないので、知る人ぞ知る、木造駅舎で記念撮影する。
ふ、もくぞう、じゃないのよ。
言ってみれば、縄文式駅舎かね。
※
半年前に亡くなった、隣の酒屋のおばちゃんは、五所川原の出身だった。
実家は駅前で商店を営んでいたそうだ。
あまり故郷については語らなかった。
親御さんが早くに亡くなったのだろう。帰ることも無かった。
私が子どもの頃は、まだ訛りが強かった。
五所川原駅前も寄ってみる。
立佞武多の館、なんてのが有って、にぎやかである。
酒屋のにいちゃんは「さびれてて」と言っていたが、隣の木造を先に見たので、
五所川原のにぎやかさを感じる。
※
見渡す限り水田が続く。
その間にまっすぐ車道が伸びる。
丘の間に溜池が点在する。
そのうちの一つの公園にいる。
※
やっとスーパーマーケットを見付けた。
看板にはThe Great Superstoreと書いてある。堂々たるもんだ。
夕方のスーパーはただでさえ楽しい。旅先ともなると一大イベントだ。
お目当ては鮮魚コーナーと惣菜コーナーと、酒。
生の地魚の刺身や、珍しげな惣菜も既に半額。
酒は、まずは一升瓶一本。帰る頃には何本になっていることやら。
※
半月はもう沈んだ。
時折晴れると、街灯りよりまぶしいくらいの星だ。
後部座席から犬の静かな寝息が聞こえる。
私ももう少し寝よう。
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