犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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虫と鳥と人

2019年02月18日 | イキモノタチ
犬の散歩をしていると、本人の散歩中のおじさんが声をかけてきた。
「ポンタ?」

知り合いの犬に似ていたのだろうか。
うちのはそんな狸めいた名前ではない。
はじめまして。おはようございます。

あれこれと犬や猫の話をしてから、
おじさんが手に持つ野球ボールに、黒い線が見えた。
あれ?それ、サインボールですか?
「そうそう、中畑の。知ってる?」
ジャイアンツの中畑選手ですね。

「カラスが怖いから、ボール投げて追っ払ってるの。
子どもがいると、攻撃してくるでしょ。」
人間の子どもを見るとカラスが襲って来る、という意味かと思ったら、
カラスに雛鳥がいると、という意味だった。
「巣の近くを通ると攻撃されるから。」
いやいやおじさん、それは4月5月頃の話でしょ。
こんな季節にむやみにボールを投げつけちゃ、嫌われるよ。
嫌われて、憶えられて、攻撃されるかもしれないよ。って、
言わなかった。
カラスを必要以上に嫌う人がいることは、とても残念だ。



市指定のゴミ袋を買いに、隣の酒屋へ。なんてコンビニエントなのか。

南の道に面した店先に、プランターを置いてサニーレタスを育てている。
お兄ちゃんが水をやって、しゃがんでいる。

何をしているのかと見たら、溢れて流れる水にミツバチが集まって来ている。
「水を飲みに来るんですよ。
そこの蕎麦畑に巣箱が置いてあるの、11月頃に気付いたんだけど。
蕎麦の受粉にミツバチを使ってるみたいで。」
なるほど~。
「昨日までは来なかったんだけど、天気が良くって気温が上がったからか、
今日はたくさん来る。
寒い日は巣箱でじっとしてるんだろうね。」
見に行ってみると、確かに一つだけ、箱が有る。
今度、寒い日に中を見てみよう。



「そういえば先週、お宅の庭にシロハラもだけど、
アカハラが来てました。珍しい。」
そうそう、何年か前から来るようになったんですよ。何年前だっけなー。
「あ、そうなんだ、じゃあ同じのが来てるのかな。
ジョウビタキやツグミと一緒にいましたよ。」



道にムクドリが何羽か歩いている。
上から鋭い鳴き声が聞こえる。ワカケホンセイインコだ。
電線にとまっている。あっちに一羽、こっちに一羽。

珍しい。
ワカケホンセイインコは高いところを飛び、
高い木の上のほうに棲んでいる。
こんなに近くで見ることはあまり無い。

外来種とは言え、日本に棲み付いてもう30年くらいにはなる。
どんな暮らしをしているのだろう。

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