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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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新しい避けるべき3密

2020年06月16日 | 椰子の実の中
[あらすじ] ウイルス感染についておさらいし、家制度を問題視し、マスクの効用に疑問を抱き、
心理学的用語であるソーシャルディスタンスという言葉を飛沫感染防止に流用することに反対した。
そして、生活の様々な面にわたる「新しい生活様式」もまた疑問だらけだ。

「新しい」と言うってことは、「今まではこうじゃなかったけれどこれからはこうなる」
という転換を必要としていますよ、ということだろうと思う。
だとすれば方向が違っているだろう、と言いたくなる項目も多々有る。
一時期だけというなら分からなくはないが、
「新しい」という言葉には「これからは」というニュアンスを感じる。

不安な今だからこそ、人間の安心感に必要なホルモンであるオキシトシンを分泌したいところだが、
オキシトシン分泌には、信頼できる人と接する必要が有る。
文字通り接するのはもちろんだが、目と目を合わすことも有効だ。
できるなら、ビデオ通話で、しっかりとカメラに目を向けると良いのかもしれない。

マスクの効能については疑問が有る。
また、現代人の平熱は低い、37℃くらいはむしろ免疫力を高める、だから発熱の意味を見直すべきだと思う。
徹底した手指消毒は免疫系最初の砦である皮膚を傷めることにならないか?



■こまめに換気
ー電車の窓が嵌め殺しになったのはいつからだったか。
窓を開けると、他の乗客からイヤな目で見られたりしたのは30年も前になるか。
暑ければ自分で開ける、調節してよい、という判断ができなくなり、
暑いだの寒いだの空調がどうだと車掌に苦情を言う、という形の社会になってしまったように思う。

大体、家建物の造りがしっかりしている。
マンションや戸建てでも「高気密」を謳っている。
それが却ってダニ問題を起こしたりもしているそうだ。

ウチなんか築45年で隙間風が厳しいが、
自律神経や自律神経と連働する免疫系をたくましくするには、
あんまり高気密ではないほうが良いと考えている。
家にしっかり守られていると、自分の身を自分で守る必要が無くなって、機能が落ちる。

冷暖房と自動ドアの組み合わせも、自律神経と免疫の系の機能を落とす。
ひと昔前の商店は、間口が開いていた。
文字通りオールウェイズオープンだった。
店舗だけでなく、いつ客が来ても分かるように、
奥に続いた茶の間まで筒抜けだった。
たくましいと思う。

■身体的距離の確保
「身体的距離」と、ここでは明確に言っている。これでいいじゃないの。
「ソーシャルディスタンス」はやはり、対人関係にかかわる心理学的用語であり、
流用しないほうが、距離を取るべき理由や目的が明確に伝わると思う。

ただ、上にも述べたように、人間は、安心感を得るためには他者と触れ合う必要が有る。
対人距離を詰めた関係性が、今こそ必要だという面も有る。

■「3密」の回避(密集・密接・密閉)
「三密」という言葉は仏教の言葉であって、意味深い。
これも、流用はいかがなものか、と思っているが、
このように「3密」と表記するならば、良いような気もする。

自宅の近所に天台宗の古刹深大寺がある。
天台密教の歴史の中でも、強い霊力を持っていた元三大師(がんざんだいし)を祀っている。
元三大師像は、ものすごい迫力である。
50年に一度、開帳される。
間の25年目に、中開帳が有る。

4月半ばから5月にかけて、元三大師像の特別開帳を予定していたが、
2月の末に延期を発表した。
なかなか早い判断であった。

私は「三密じゃ済まなくって四密になっちゃうからだねー。」と冗談を言っていた。
「密集・密接・密閉・密教」



「新しい生活様式」をあらためて逐一見てみて思う。
私が言いたい「避けるべき3密」は、「秘密・気密・厳密」だ。

情報開示、自律神経~免疫系を賦活する暮らし、
そして、あんまり思い詰めないテキトー精神。
オープン、オープン、オ~~プ~ン

乗り切りましょ

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