
最初に断っておこうっと。
以下は、素人が、とりあえず自分の家の網戸を張り替えるためのコツについて書いている。
きれいに、いや更に美しく張ろう、というためには
もっと他の知恵が必要だと思われるから、よそ行って学んでおくれ。
※
亡父は網戸を嫌った。
おかげで、我が家には網戸が無い。
いやもう風通しのいいのなんの。
網戸の有る部屋で生活したことも有るが、
暑いし、視界は常にどんよりする。
網戸無しで育ってしまったので、網戸は不快であった。
※
ところが、亡父の書斎の窓のうち2ヶ所に、網戸が入っているのだ。
小さな窓2つだ。
1つは、書架の陰になる位置の窓だからだろうか。
もう1つは猫よけででもあろうか。
なぜこの2ヶ所だけは網戸を入れておいたのか、
理由はよく分からない。
※
今、その窓の外は蚊が多いポイントでもある。
クーラーは壊れている。
掃き出しの大きなアルミサッシを開けたいところだが、
間口が大き過ぎて負荷に耐えられず、長押が下がってしまって、
サッシがスムーズに開け閉てできない。
長押の修繕も予定しているが、ともかく、網戸を張り替えよう。
※
網戸の張替えは、やったことが無い。
網戸の無い家で育ったからだ。
他の用事でホームセンターに行ったら、
季節の催事コーナーが網戸補修コーナーになっていた。
どんなものかと見てみる。
網は、枠にゴムで止めるのか。
ゴムには幅の種類が有るのか。
ゴムを押し込むのに専用のローラーが有ると便利なのか。
とりあえずローラーだけ買って帰るか。
いや待てよ。
何かと家のことについては詳しいご近所幼なじみの友人Mなら
持っていそうじゃないか。
その場でメールしてみると、やはり「持ってるよ~ん」という返事だった。
「網も有るから使ってね。」
友人Mは去年、大家業として家を一軒補修している。
その時に使ったのだろうか。
こちらが必要なのは、小さい窓2ヶ所分だけだし、
お言葉に甘えることにする。
※
網戸を外す。
軽いので、片手で持ってクイッと上げて、ヒョイッと傾けてすんなり。
溝に詰めてあるゴムチューブを引っ張って抜いていく。
切れるほど劣化してもいない。
網はボロボロに崩れる部分も有る。
張り替え自体よりも、古い網戸の枠をきれいに掃除することに
ウチの場合は時間がかかった。
アルミの枠に点々と錆びが出ている。
アルミというのはどうして点状に錆びるのか、今度調べよう。(後回し
錆びは紙やすりで落とした。
※
枠より周囲数㎝づつ大きめに、網を切る。
ざっとで良い。鋏で切るのが楽だ。
枠を床に置いて、網をかぶせ、クリップなどで仮に留める。
角から数㎝のところからゴムチューブを溝に詰める。
溝は意外と深い。しっかり詰める。
角は深く詰まりにくい。網も集中するからだ。
角がしっかり決まったら、辺をローラーで入れる。
右利きの場合右回りで作業すると、
枠の外側に自分が位置して、行くてが手に隠れずに作業できてやりやすい。
次の角に仮にゴムを詰めておくのも良い。
私は、ゴムを長めに左手で持って、低くまっすぐ構えて作業した。
ローラーで溝にゴムを詰める。
溝は意外に深いので、一回では詰まり切っていなかったりする。
思い切り詰める。
この調子でスイスイと四辺を詰めていく。
クリップで仮止めしておいた所が、張りが強いとゴムが溝に入り切らない。
適当なところでクリップは外す。
網がゆるいと出来栄えが悪いが、
溝に詰めることでしっかりと張ってくるので、あまりゆるくて困ることも無い。
網の張りが緩かったら、その辺りのゴムを一旦外して、
軽く網を張り直してもう一度ゴムを詰め直す。
一周してきた最後は、長さを合わせてゴムを切る。
※
はみ出ている部分の網を、カッターで切る。
この時、遠慮がちにカッターを入れると、網の糸が切れ残る。
ぴょろりと出た糸は、絶対に引っ張ってはいけない。
引っ張ったって切れるもんじゃない。
出た糸を切る時は、カッターより鋏のほうが安全だ。
カッターで切ると、切れたはずみにカッターの刃が
今張ったばかりの網を切り裂きかねない。泣くよ。
切れ残りの糸なんかが無いように、一気に切ったほうが、作業としては楽である。
溝の外側の壁にしっかりとカッターの刃先を当てて、力を込めて切る。
ただ、溝から刃がずれたら自分の足先を傷付けかねないので、力を入れる方向に注意する。
しっかり溝の壁に刃先を当てられると作業しやすい。
ゴムがきっちり奥まで詰まっていると、この作業がしやすい。
角は網が集中しているので、カッターを一回通しただけでは切れない。
※
これだけで、網戸の張替えはできる。
ただ、やはりプロの張ったものは、編み目が枠に対してきちんと平行・垂直である。
均等に張れている。
張れりゃいいや、ってんなら、上記のようにすれば、張り替えられる。
過ごし良い夏を~
以下は、素人が、とりあえず自分の家の網戸を張り替えるためのコツについて書いている。
きれいに、いや更に美しく張ろう、というためには
もっと他の知恵が必要だと思われるから、よそ行って学んでおくれ。
※
亡父は網戸を嫌った。
おかげで、我が家には網戸が無い。
いやもう風通しのいいのなんの。
網戸の有る部屋で生活したことも有るが、
暑いし、視界は常にどんよりする。
網戸無しで育ってしまったので、網戸は不快であった。
※
ところが、亡父の書斎の窓のうち2ヶ所に、網戸が入っているのだ。
小さな窓2つだ。
1つは、書架の陰になる位置の窓だからだろうか。
もう1つは猫よけででもあろうか。
なぜこの2ヶ所だけは網戸を入れておいたのか、
理由はよく分からない。
※
今、その窓の外は蚊が多いポイントでもある。
クーラーは壊れている。
掃き出しの大きなアルミサッシを開けたいところだが、
間口が大き過ぎて負荷に耐えられず、長押が下がってしまって、
サッシがスムーズに開け閉てできない。
長押の修繕も予定しているが、ともかく、網戸を張り替えよう。
※
網戸の張替えは、やったことが無い。
網戸の無い家で育ったからだ。
他の用事でホームセンターに行ったら、
季節の催事コーナーが網戸補修コーナーになっていた。
どんなものかと見てみる。
網は、枠にゴムで止めるのか。
ゴムには幅の種類が有るのか。
ゴムを押し込むのに専用のローラーが有ると便利なのか。
とりあえずローラーだけ買って帰るか。
いや待てよ。
何かと家のことについては詳しいご近所幼なじみの友人Mなら
持っていそうじゃないか。
その場でメールしてみると、やはり「持ってるよ~ん」という返事だった。
「網も有るから使ってね。」
友人Mは去年、大家業として家を一軒補修している。
その時に使ったのだろうか。
こちらが必要なのは、小さい窓2ヶ所分だけだし、
お言葉に甘えることにする。
※
網戸を外す。
軽いので、片手で持ってクイッと上げて、ヒョイッと傾けてすんなり。
溝に詰めてあるゴムチューブを引っ張って抜いていく。
切れるほど劣化してもいない。
網はボロボロに崩れる部分も有る。
張り替え自体よりも、古い網戸の枠をきれいに掃除することに
ウチの場合は時間がかかった。
アルミの枠に点々と錆びが出ている。
アルミというのはどうして点状に錆びるのか、今度調べよう。(後回し
錆びは紙やすりで落とした。
※
枠より周囲数㎝づつ大きめに、網を切る。
ざっとで良い。鋏で切るのが楽だ。
枠を床に置いて、網をかぶせ、クリップなどで仮に留める。
角から数㎝のところからゴムチューブを溝に詰める。
溝は意外と深い。しっかり詰める。
角は深く詰まりにくい。網も集中するからだ。
角がしっかり決まったら、辺をローラーで入れる。
右利きの場合右回りで作業すると、
枠の外側に自分が位置して、行くてが手に隠れずに作業できてやりやすい。
次の角に仮にゴムを詰めておくのも良い。
私は、ゴムを長めに左手で持って、低くまっすぐ構えて作業した。
ローラーで溝にゴムを詰める。
溝は意外に深いので、一回では詰まり切っていなかったりする。
思い切り詰める。
この調子でスイスイと四辺を詰めていく。
クリップで仮止めしておいた所が、張りが強いとゴムが溝に入り切らない。
適当なところでクリップは外す。
網がゆるいと出来栄えが悪いが、
溝に詰めることでしっかりと張ってくるので、あまりゆるくて困ることも無い。
網の張りが緩かったら、その辺りのゴムを一旦外して、
軽く網を張り直してもう一度ゴムを詰め直す。
一周してきた最後は、長さを合わせてゴムを切る。
※
はみ出ている部分の網を、カッターで切る。
この時、遠慮がちにカッターを入れると、網の糸が切れ残る。
ぴょろりと出た糸は、絶対に引っ張ってはいけない。
引っ張ったって切れるもんじゃない。
出た糸を切る時は、カッターより鋏のほうが安全だ。
カッターで切ると、切れたはずみにカッターの刃が
今張ったばかりの網を切り裂きかねない。泣くよ。
切れ残りの糸なんかが無いように、一気に切ったほうが、作業としては楽である。
溝の外側の壁にしっかりとカッターの刃先を当てて、力を込めて切る。
ただ、溝から刃がずれたら自分の足先を傷付けかねないので、力を入れる方向に注意する。
しっかり溝の壁に刃先を当てられると作業しやすい。
ゴムがきっちり奥まで詰まっていると、この作業がしやすい。
角は網が集中しているので、カッターを一回通しただけでは切れない。
※
これだけで、網戸の張替えはできる。
ただ、やはりプロの張ったものは、編み目が枠に対してきちんと平行・垂直である。
均等に張れている。
張れりゃいいや、ってんなら、上記のようにすれば、張り替えられる。
過ごし良い夏を~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます