the 禁句ｓ「〇〇する資格は無い」

カテゴリー「the 禁句s 」では、
こんな言葉遣いはしないほうが良かろう
ということを書いている。

だから、毎度々々タイトルにイヤーなセリフを掲げている。
それもどうなんだろうと思う。

今日の言葉など、私は自分で遣っていないと思う。
だから、禁句というわけでもない。
禁じるも何も、遣っていませんから。というところだ。

なぜ遣っていないかと言えば、
ロクな言葉ではないと思っているからだ。
しかし、聞くことは多い。

※

マスク警察とかいう言葉ができた時が有った。
一般的に良いとされている基準にのっとっていない言動に対して
厳しい態度を取ることは、これも良いこととされていると
考えられがちという傾向が有る。
ひどく歯切れの悪い言い回しになっている。
慎重になっているのか。

しかし、それがいかに「一般的」に「良い」とされていると思われても、
あくまでそれは自分の守るべき信条として持ったほうがよろしいと
私は思う。

他人様は他人様の信条を持って生きている。
そこに、自分のルールを当てはめて見たら、
間違いだらけなのは当たり前だ。

よその家にしばらく寝泊りさせてもらったら分かるだろう。
外国で生活するのもいい。
他者は他者の規範をもって生きている。
よそにはよその文化が有る。

他者の文化を尊重できないのであれば、
自分の信条が踏みにじられても文句は言えないかもしれない。
それは戦争だ。

だから、
自分から見てよろしくない言動を他人が取っていたとしても、
「あの人に〇〇する資格は無い」なんて
言うような資格は誰にも無いと思う。
あ、言っちゃった。てへ