蘇州日商倶楽部が毎年開いてきた夏祭り。昨日の予定で、私も楽しみにしていたのですが、中止になってしまいました。理由は、会場の日本人学校が新型インフルエンザの流行を防ぐために急きょ、休校になったことです。
当初、この祭りは例年通り8月半ばに開く予定だったのが、通称・日本人商店街のクラブで日本人男性が中国人ホステスを刺し殺す事件が起きたために、万一のトラブルを心配して延期になっていました。今年の蘇州日本人社会で起きた”2大事件”の影響が夏祭りに集中した格好です。
殺人事件のことはこのブログでも紹介しました。全く個人的な事件だし、犯人の日本人に同情する見方もあっただけに、この事件で中国人の反感が日本人一般に向うとは思えませんでした。
しかし、蘇州で仕事をしておられる人たちの感覚、あるいはかつて上海領事館を襲った反日の動きを知っておられる駐在経験が長い人たちの感覚は、傍観者的な私の感覚とは違うのですね。この事件で中国人の反日感情がまた強まるのではないかと警戒した方はかなりおられたようです。
写真は去年の夏祭りの様子です。
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