中国、台湾、香港の下町商店街や観光地に行くと、一口で入るか入りきらないかぐらいの厚揚げ風のものを大きな鍋の油で揚げている屋台があり、強烈な臭いを撒き散らしているところによく出会います。臭豆腐です(写真)。
蘇州も例外ではなく、観前街や山塘街、それに水郷の古鎮では、ところどころ鼻をつまんで歩きたくなるところに出ます。中国人の大好物なので、私も一度は食べてみようと思いながら、やり過ごしてきましたが、ちょうど友人たちが蘇州に来た機会に、4人一緒に食べてみることにしました。
食べると、臭さはそれほどでもなく、おいしいとは思いませんでしたが、それなりに食べられました。長年の懸案が、友人たちが来てくれたおかげで、解けたといった感じです。
ちなみに、この臭豆腐は、納豆菌と酪酸菌によって発酵させた漬け汁に豆腐を一晩ほど漬け込んだものといいます。豆腐は固めのさくさくした感じの物をよく使うようです。観前街では4個5元(約70円)でした。
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