この写真は蘇州駅前広場の一角にある銀行のＡＴＭです（コーナー全体の写真は次回）。他の場所、他の銀行のＡＴＭも同じような構造ですが、どこか気になるところがありませんか？
暗証番号を入力する数字盤の部分がかなり大きく、操作する人の肩越しから見えそうなのです。その道のプロにかかったら、少し離れた所からでも、入力した数字を読み取られるのではないかと、心配になります。
中国人はものを買うとき、価格や数量をごまかされていないか、偽物ではないか、よくチェックします。他人を余り信用していないのが普通なのに、ＡＴＭはなぜこうも無防備なのか分かりません。数日前のテレビニュース番組で、蘇州のある銀行支店内のＡＴＭで、数字盤の上にカバーがついたものが登場したと報道していたので、蘇州市民も気にはなっているようですが、ほとんど全てのＡＴＭはまだこの写真のような構造です。
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