大成殿には縦7.33メートル、横4.9メートルの漆で描かれた孔子像が掲げられています。その上の額は、清の康熙帝が書いたものと説明がありました。
孔子の本当の顔は、この漆絵のように少し異様な感じのするほうに近いようです。孔子のふるさと、曲阜ではこのような顔の像がほとんどでした。ところが、前の写真の石像のように端正な顔をした孔子像が多いですね。日本では漆絵のような顔は、歴史書の中に時々出てくる程度だと思います。
この日は、ウイークデイの昼下がりでしたが、私がいた40分ほどの間に私のほかの参観者は2人だけでした。入場無料なのに。今の中国では儒教の影響はほとんどなくなったとみていいでしょう。
今日は文廟2本を出稿しました。
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