プロメテウス [監督:リドリー・スコッッッット]

個人的評価: ■■■□□□
[6段階評価　最高：■■■■■■、最悪：■□□□□□]

---twitterに投稿した自分の感想まとめ----
リドリー・スコット監督「プロメテウス」考えても仕方が無いので考えるのを止めた。うそ、なんか考える

もしかして弟トニーは兄の「プロメテウス」を観てそれで・・・なんて不謹慎なことを考えてしまったり

「プロメテウス」はしかし、語り継いでいきたい要素が山のようにあって、なんだかすげー

ガイ・ピアースのビデオレターのバックにジェリー・ゴールドスミスの「エイリアン」のテーマがかかる。(笑

「おい、もうごめんだ。俺たちは帰らせてもらう」といって集団から2名だけ離脱して別行動。こんなフラグ立ちまくりな行動、久しぶりに観たよ。

クライマックスに現れるあいつ。あっちの世界のブルース・ウィリス的な奴だな。

シャーリズ・セロン何のためのキャラだった?

つーことは現代が舞台の「エイリアンvsプレデター」はなかったことにしたのかな

あまりにあっさり夢がくだけるガイ・ピアース。悲劇っていうか喜劇。やっぱり思い返してネタ多すぎの映画だな

チャップリンの殺人狂時代とかバルカン超特急とか、なんかやばいもの入った飲み物を勧めるシーンって飲むや飲まざるやの駆け引きが楽しいのだけど、リドリーの「プロメテウス」は一通り話が済んだら、どうぞ、どうも、ゴクンなだけ。もうちょいひねりが欲しかったなあ

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・・・しかし、やっぱタダの駄作ではなく、思いっきりアホすぎて記憶に残る映画であったことは、無駄につぶやきまくったかてにかかいすの記録が物語っている

人類の起源は何か的なキャッチコピーで宣伝しておきながら開始1分で人類の起源が明かされる衝撃のオープニング。
俺たちはごめんだ帰らせてもらうと集団をたった二人で離れるといういまどき珍しい死にフラグ立ちまくりな行動をとる仲間。
唯一の異星人の生き残りがなんか外宇宙のエクスペンダブルズみたいなやつで問答無用の鉄拳制裁くらってくたばる社長のはかなすぎて笑える最期。
ほとんどカラミのなかったヒロインの求めに応じて簡単にカミカゼアタックを決め込む単細胞な船長と飛行士たち。
冷凍睡眠から目覚めて片手腕立てするシーンくらいしか印象に残らないシャリーズ・セロン。あっけない死に方立派。
本年度最恐のキモコワ熱血シーンだった分娩手術シーンを除いてあとはつまんないか笑えるかどっちか。
巨匠のフリするのをやめてふざけ出したのか、マジで撮ってるのか微妙なリドリー・スコット。
けどやっぱトニー・スコットが悲劇的な最期をとげた年にどんなに落ちぶれてもミスター・ブレード・ランナーの兄ちゃんのこんな映画観るのはつらかった。


人類の起源決定のシーン(開始1分くらい)


無駄にこの場面だけ印象深いシャリーズ様(いちおアカデミー女優)。いつシガニーが来ても役を奪われないように体を鍛えている。


これから恐怖の手術シーンに向かうヒロイン。スウェーデンで最初に映画化されたドラゴンタトゥーの女で主役やってらしたそうで、SもMも両方いけるわよ、みたいな


オレ、アタマ　ワルイ、キガ　ミジカイ、ネオキ　フキゲン。ナンカ　メンドクサイ　シツモン　スルヤツ　ブットバス

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ブロガーによる00年代（2000～2009）の映画ベストテン
↑この度、「ブロガーによる00年代（2000～2009）の映画ベストテン」を選出しました。映画好きブロガーを中心とした37名による選出になります。どうぞ00年代の名作・傑作・人気作・問題作の数々を振り返っていってください
この企画が講談社のセオリームックシリーズ「映画のセオリー」という雑誌に掲載されました。2010年12月15日発行。880円


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自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房　スタジオゆんふぁのHP