英語教師のひとりごつ

英語教育について考える。時々ラーメンについて語ることもある。

旅行に役立つ表現を学ぶ

2014-08-14 20:09:00 | 日記
やっと2週間に渡るヨーロッパ旅行から帰ってきました。旅行の全貌については長くなるので徐々に明らかにしていくとして、今回は旅行で「これなんて言えばいいの」と思うような表現を集めてみます。簡単なのに意外とわからないことは多いのです。

まずは、例えば飛行機の中で、「お飲み物はいかがですか?」と聞かれたときに「けっこうです」と言うにはどうすればいいでしょうか。答えは、

(1)I'm fine. (Thank you.)

です。もちろん「元気です」という意味にもなりますが、日本語でいうところの「大丈夫です」的な感じで使います。もちろん、

(2)No, thank you.

でもかまいません。何かを提案された時に「自分はけっこうです」と断るときにはこの2つを覚えておけばよいでしょう。


次におみやげを買ってプレゼント用の包装を頼みたいときの表現です。ただし、日本と違って有料であったり、あからさまに嫌な顔をされることもあるので、頼むときには強い心が必要ですが。

(3)Can you giftwrap it?

この「giftwrap」で「~をプレゼント用の包装で包む」という意味です。日本語のように回りくどく言う必要はありません。申し訳ない感じを出したいのであればcanの代わりにcouldを用いたり、最後にpleaseをつければよいでしょう。


次にレストランで。基本的に外国は料理の量が多いので、せっかくのおいしい(?)料理を残してしまう可能性があります。そんなときアメリカやカナダ、そしておそらくヨーロッパでも持ち帰って食べるのが一般的です。持ち帰り用の袋をもらって自分で詰めたり、持ち帰り用の袋に詰めてくれたりと店によって異なりますが、とりあえず持ち帰りの袋を頼むのがよいでしょう。さて、なんと表現すればよいでしょうか。

(4)Can I have a doggie bag?

このdoggie bagはdoggy bagとも表記しますが「犬用の袋」という意味で、アメリカやカナダでは多くの場合茶色い袋が出てきます。この茶色い袋に残り物を詰めて持ち帰るわけです。家で犬に食べさせるための袋、ということからそう呼ばれるようになったようです。

また注文したときに、「量は多いですか?」とか「量はどれくらいありますかね?」などと確認しておいた方がよいでしょう。この場合、どのように尋ねるでしょうか。

(5)Are the portions big?
(6)How big are the portions?

portionとは「一人前の量」という意味で使います。頼んだ分の皿の量を聞いているのでportionsと複数形にしていますが、ある一品の皿の量を聞きたいのならportionと単数形にします。このように確認しておけば残すことはなくなるかもしれませんね。


また、外国ではまだチップをわたす文化も根強いので、1ドルや2ドルコインや20ドル以下のお札をたくさん持っていたほうが何かと便利です。特に100ドル札での支払いは基本的にかなり嫌がられます。そこで大きなお札はマネーエクスチェンジで両替してもらう際に、細かいものにしておきたいわけです。「これ、細かいお金にしてくれませんか」という表現はわりと使う機会が多いので覚えておいた方がよいと思います。いろいろな言い方がありますが、最も簡単な言い方は次の例でしょう。

(7)Can you break this?

このbreakは細かくする、という感じで一般的に用いられます。難しい表現を使わなくても言いたいことは言えるものです。


夏休みももはや終盤。北海道の夏休みは短いのです。気持ちを切り替えてがんばらなければ。バカンスは終わった。。。


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