英語教師のひとりごつ

英語教育について考える。時々ラーメンについて語ることもある。

身近なことを英語で話す練習5

2014-05-14 20:11:55 | 日記
身近なことを英語で話す。過去や未来の何気ない出来事について話す。まずはこれをできるようになることが英語で表現する能力を身につける第一歩だと思います。これができないのに難しいアウトプットをしようとしてもなかなか身につかないはずです。新しい学校の生徒にもそんな話をしながら、地道に簡単な英語でいろいろなことを表現する練習をしています。

さて、こんな時はどう表現したらよいのか、いくつか見ていきたいと思います。「花火」が「firework(s)」だと知っている方は多いと思いますが、手持ちの花火をなんというのかは意外と知られていません。英語では「sparkler(s)」といいます。たとえばこのように使います。

(1)I played with sparklers.
(2)I enjoyed sparklers

これがいわゆる「花火をした」という感じの表現です。

次に生徒たちはプリクラで写真を撮ったりしますが、プリクラをなんというのでしょうか。アメリカやカナダではプリクラはあまり有名ではありませんが、一時期登場したことがあります。プリクラは「photobooth」と呼ばれています。例えば次のように使います。

(3)I took photobooth pictures with some of my friends.(友達とプリクラを撮った。)

ただし、若い人以外に通じるかはわかりません。

また、最近は携帯などで自分の写真を写す「自撮り」が一般的になってきましたが、英語でもこれを表す「selfie」という表現がかなり定着してきました。例えば次のように使います。

(4)I took many selfies.(たくさん自撮りしたよ。)

このように、新しい語彙はまず使える文でインプットすることです。そうすることで応用が利くようになります。「まずは単語の意味だけ」はアウトプットを前提にしていないので、多くの場合実際に使えるようにはならないと思います。よって語彙は短い例文でシンプルに覚えることが大事だと思います。