
今年は東日本大震災の影響で春に開催できず、夏の延期開催となった
ARABAKI ROCK FEST.11。相変わらずショボいゲートをくぐり(笑)、まずは荒吐ステージで
THEラブ人間を見る。フォーキーな匂いのするバンドだが、この時期にはマッチしていてなかなか良い。次に、磐越ステージで
SAKEROCKを見る。それにしても、磐越ステージは相変わらず遠いなぁ。一度来ると、あまり移動したくなくなるのは、年のせいなのかw 飲食店はそこそこあるし、トイレも男子に限ってはスカスカ。しかも、機材チェンジの際のSEには清志郎の楽曲が流れまくりだし、ヒトハタウサギも飾られてます。ゆったりくつろげる椅子さえあれば、ずっとここにいてもいいかも(笑)。その後、津軽ステージへ戻って
畠山美由紀を見る。彼女はあの日、サンドウィッチマンのテレビ番組の収録で気仙沼にいたのよな。とにかく無事でよかったよ。故郷が大きな被害に遭って、いろいろ思うところもあるだろうけど、自分が今できることをやる、というのが復旧への第一歩になるわけだから。前を向いて、これからも歌い続けてほしいものです。
いやー、それにしてもどこを歩いても人、人、人の山・・・。夏の時期というのもあってか、アラバキ10周年だった昨年以上の人出と思われます。他方、人の数に比べてトイレは明らかに少ないし、飲食店も昨年より明らかに減っている感じ。これはやっぱり震災の影響なんだろうなぁ・・・。とりあえず、お昼時間となったので、焼きそばやら牛タンやらをパクつきながら、遠くから聞こえてくる
サンボマスターに耳を傾ける。多分、直接見たら涙腺が緩むと思ったから見なかった・・・しんみりした気持ちを、食事で誤魔化すオイラ。次に、いつの間にやら5人編成になっていた
くるりを見る。てか、岸田君の髪型すげぇw短髪にしたら余計にオッサンくさくなった気がww サウンドチェックで、いきなり「さよならアメリカ」をフルで歌いだす岸田。オマケ的な感じでお得ですな(笑)。あと、ラッパのファンファンだっけ?女性コーラスが入ったのは新たな可能性を感じさせたが、バンドサウンド自体に目新しさはあまり感じなかったなぁ。多分、またメンバー変えるんだろうけど(笑)。セットリストは以下のとおり。
くるり in 陸奥ステージ(13:20~)
(リハ)さよならアメリカ
1.ハイウェイ
2.ワンダーフォーゲル
3.シャツを洗えば
4.旅の途中
5.奇跡
6.一歩
7.ブレーメン
8.お祭りわっしょい
くるりの後は、入場口付近で売られている玉こんや焼き鳥を手に、
ねごとを見る。ボーカルがキーボードなのは、解散後もピンで食っていくためなのだろうか(笑)。続いて
クラムボンと、
七尾旅人をチラ見。七尾旅人は、アルペジオが効いたサウンドがなかなか良かった。そして陸奥ステージへと戻り、
Coccoを見る。正直、一曲目の「音速パンチ」は声が出てなくてまさにパンチ不足(笑)だったが、2曲目からはほぼ満足の内容。ラストの「花柄」は、今回のベスト盤で音源化されてますが、生で聴くと歌詞の強烈さが余計に際立つなぁ。興味のある方は聴いてみてください。MCはほとんどなかったなぁ・・・被災地ということを思ってなのか、あっちゃんも
「喋ると泣いてしまうから、歌いましょうねぇ」って言ってたし。セットリストは以下のとおりです。この後は、エゴを見るために移動・・・するはずが、人波で大渋滞に陥る。スタンディングゾーンの後方は、テントやタープ、シートも敷き放題で、迂回しようにもなかなか前に進めずイライラ。毎年同じこと繰り返して、ホント懲りないのな、GIPは・・・動線確保しとけっていったろうが!
Cocco in 陸奥ステージ(16:00~)
1.音速パンチ
2.インディゴブルー
3.強く儚い者たち
4.Raining
5.樹海の糸
6.ポロメリア
7.花柄

なんとか鰰ステージに移動し、
EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXXを見る。1ステージ当たりの時間が短いので、曲数的にはもう少しやってほしかったなぁ、という思いはありますが、その限られた時間の中でとにかく踊って跳ねまくった。よっちゃんはM4「love scene」の歌詞中、「あなたと同じ空の下」のところを「あなたと同じ東北の空の下」と変えて歌ってましたよ。エゴの後は引き続き同ステージに留まって、次の
PONTIACSを見る。テリーのブログによると、PONTIACSとしての活動はアラバキが最後らしい・・・ので、しっかりと見届ける。ただ、ステージではそんな空気は微塵も感じさせず、ピリピリした空気の中、演奏に没頭する3人。最後だからって、特別なMCも特になかったですし。ベンジーは声が出てて、集まったアラバキベイビーズも満足できたんじゃないかな(笑)。欲を言えば、アンコールが欲しかったなぁ・・・初日の鰰ステージのトリなのに、アンコールなしで終了。機材が片付けられる中、観客も必死で手拍子してましたよ。応えてあげてもよかったんじゃね?
EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX in 鰰ステージ(17:05~)
1.サイコアナルシス
2.a love song
3.Dear mama
4.love scene
5.GO ACTION
6.BRAND NEW DAY
PONTIACS in 鰰ステージ(18:20~)
1.GALAXY HEAD MEETING
2.ブリステールのフィードバック
3.BPR
4.内気なフランケンシュタイン
5.アメリカ
6.デリカテッセン
7.STOOGES
8.Grease Town
そして初日のラストは、磐越ステージの
the pillows。ステージへと向かう道中、特設リングでみちのくプロレスが試合中だったので、近くの飲食店でラーメンを食べながら見入る。気仙沼出身の気仙沼二郎・新崎人生と、ヤッペーマン1号・2号のタッグマッチ。それしてもヤッペーマンて・・・著作権的に大丈夫なのか?wタツノコプロに訴えられないようにしろよww 試合はまだまだ続きそうだったが、the pillowsのために移動開始。それにしても・・・最近は彼らを野外で見ても、雨が降らないというのがいいねぇ(笑)。で、セットリストは以下のとおり。さわおはMCで
「ジュンスカ、ピーズの次に俺らがトリって(笑)・・・一番年下なのに、上が辞めねぇからさぁ(笑)」とか言ってたようなw いやぁ、心配された雨も降らず、足元もそれほど悪くなくて良かったです。帰り道、花笠ステージで
女王蜂×斎藤 渉を見ましたが、感想は省略(笑)。この後は2日目に続きます。
the pillows in 磐越ステージ(20:15~)
1.Advice
2.I think I can
3.Mr.Droopy
4.インスタント ミュージック
5.Comic Sonic
6.Funny Bunny
7.ONE LIFE
8.カーニバル
9.LAST DINOSAUR
10.ハイブリッドレインボウ
(EN)
EN1.No Surrender