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Love Life Rock

行こう 昨日までのキミを 苦しめたもの全て
この世の果てまで 投げ捨てに行こう
(この世の果てまで)

SHERBETS SIBERIAN MADNESS GIGS

2005年12月28日 | Live
 SHERBETSの全国ツアー『SIBERIAN MADNESS GIGS』に行ってきました。本ツアーでは唯一、座席指定のホール公演。スタンディング形式ではないので、音に身を任せて踊りたい派には、少々残念だったかな?でも、ダイブもモッシュもないし、ライブ後の着替え等の面倒がないことや、時間ギリギリに行ってもオーケーというメリットを考えれば、このスタイルの公演も今後はアリなのかも。

 ねすさんは2列目のポジションに位置。やがて客電が落ちて、何年ぶり?かの「OVER THE RAINBOW」がSEで流れ、メンバーが登場。冒頭、ベンジーから『メリークリスマス』の一言で、場内からは大歓声が。予想してたとはいえ、やっぱり言ってもらえると嬉しいですね。ベンジーは、前をはだけた長袖シャツにジーンズ姿。顔には口ひげを蓄えてました。今月号のギターマガジンの写真と、ほぼ同じと思っていただければ。パーマはかなり取れかかってましたね。

 1曲目は「並木道」からスタート。冬眠以来、久々の生SHERBETSの演奏を聴けたことに感動。ただ、風邪でも引いてるのか、全般的に声はいつもより出てない感じでした。2曲目の「Brixton Madness Party Generation」のサビとかは、結構キツそうに歌ってましたし。

 福士さんは、背中にギターを背負いながらの演奏なので、あーこりゃ次は「HIGH SCHOOL」だなー、とすぐ分かる。ねすさんも、SHERBETSのライブ歴はかなり長いからねぇ(笑)。「カミソリソング」では、例のごとくミニ・マラカス(←シェイカーでした。ゴメン)の奪い合いに(笑)。福士さんのテルミンから始まるバージョンではなかったので、グニャグニャに歪んだ感はしなかったけど、これはこれでホールという会場の雰囲気にマッチして、かなり良い感じ。

 ベンジーの『新曲やるわ。トライベッカ・ホテル』で始まった曲は、ミディアムっぽい感じのナンバー。これまでの作品で感じたグルーヴ感とはまた一味違う感じで、ちょっと例えようがないですねぇ。これは、来年にリリースされるというSHERBETSのオリジナル・アルバムに収録されるのかな?
 「シェイク シェイク モンキービーチ」では、福士さんの『ダーリン♪』が相変わらず色っぽいっす(笑)。そして、本編ラストは「ジョーンジェットの犬」。ベスト盤では「JOAN JETT'S DOG」だったのに、なぜか本ライブでは原曲どおり「犬」に戻ってるし。いつもの気まぐれですか?(笑)。曲のラスト前にベンジーが叫ぶ『Are you ready!!!!』が無かったのも、ちと残念でした。

 アンコール後のメンバー紹介では、メンバーが順繰りに次のメンバーを紹介する形。ベンジーが仲田さんを、仲田さんが外村さんを、ってな具合ですね。アンコールでは、アルバム『NATURAL』でも人気の高い「わらのバッグ」や、定番の曲「君の肩にふれて」などが聴けて、とても嬉しかったです。
 クリスマスだから、ダブル・アンコールとかがあるのかな?と期待してましたが、結局はアンコールは1回のみ。ベンジーはラストで『サンキュー、仙台エンジェルス。いつかどこかでまた会おうぜ。それまで元気でな、バイバイ』と残して、舞台を後に。今までは「ベイビーズ」だったのに、いつの間にやら「エンジェルス」に昇格してる(笑)

 というわけで、今年最後のライブも無事に終了。返す返すも、ベンジーの声が出てなかったのが残念だなぁ。来年はJUDEだけでなく、SHERBETSも精力的に活動していただいて、ぜひ今日の公演のリベンジを果たしてもらいたいところです。

 なお、本日は今年2回目の忘年会(笑)につき、音楽ニュースはお休みいたします。


SHERBETS SIBERIAN MADNESS GIGS at 仙台電力ホール(2005.12.25)
1.並木道
2.Brixton Madness Party Generation
3.HIGH SCHOOL
4.アンドロイドルーシー
5.未来のマシン
6.カミソリソング
7.サリー
8.新曲(TRIBECA HOTEL)
9.フクロウ
10.ジュース物語
11.トラベルセンター
12.グレープジュース
13.シベリア
14.タクシードライバー
15.シェイク シェイク モンキービーチ
16.ジョーンジェットの犬
(EN)
EN1.わらのバッグ
EN2.君の肩にふれて
EN3.Merry Lou

くるりワンマンライブツアー2005 ~はぐれメタル純情派~

2005年12月17日 | Live
 今年2回目のくるりのライブに参戦。前日の椎名林檎FCイベント「アダルト・オンリー」を見て、朝イチで新幹線で帰ってきての参戦ということで、会場に着くまでは少々お疲れ気味でした。
 しかーし!そんなお疲れモードを吹き飛ばしてくれたのが、今回のくるりのライブだったわけです。小気味良いギターリフから始まった「Ring Ring Ring!」。一発目からノリのいいサウンドに、客も一緒になって跳ねる跳ねる。続けて「Superstar」「虹色の天使」と、リズム感が心地よい曲を連発。序盤でもうすっかり客をくるり・ワールドに引き込むあたり、絶妙の配曲ですね。

 何の曲の後だったかな、佐藤氏はMCで『客席は暑いですか?風邪とか引かないようにね。ちゃんと物販でTシャツ買って、着替えて帰ってくださいね』って、商売上手ですな(笑)
 岸田氏は・・・相変わらず、よう分からんMCしてた(笑)。『川魚があれば一生食うには困らん』とかね(笑)。「ARMY」は、アルバムよりもかなーり長いバージョンを披露。演奏後、岸田氏が『今の曲は「ARMY」って曲なんですけど、この曲は長さが決まってないんです。だから、我々のライブも1時間40分くらいのときもあれば、3時間くらいのときもあります。ぜひ、今日は3時間目指してやっていきたいです』という決意表明に、会場からは大歓声が。えーと、とても嬉しいんだけど、それはマジでやるんでせうか?(笑)

 「THANK YOU MY GIRL」は久々に聞けて良かった1曲。と思ったら、次の曲がなんとニューアルバムからの「Bus To Finsbury」。これ、続けて演奏するというのは、レビューで『この2曲は似ている云々』と書いた輩に対する挑戦状、とねすさんは受け止めました。ちなみに、ねすさんもそう書いた一人なんですが・・・(笑)。で、この2曲ですが、生で聞くと全然違う曲だー(笑)。急に考えを翻して申し訳ないですが、この場を借りて、くるりに深くお詫びいたします(笑)

 「青い空」は、堀江さんもギターを持ってのトリプル・ギターで披露。山形で見たときも、そうだったかは・・・ちょっと記憶がありません、ごめんなさい。でも、この3人でのギター・バージョンもすげぇカッコイイのです。

 腰を上げな、わからず屋 全てを破れ
 屋根で空が見えないだけ


 ・・・多分、この曲が今日一番の盛り上がり。3本ギターの豪快なサウンドに乗って、岸田氏にこんなに真っ直ぐなロックを叫ばれちゃ、確かに「大人しく腕組みして見てるほうが失礼!」ってもんでしょうよ。

 アンコールでの「モノノケ姫」では、ラストはセッションぽく変化。岸田氏が突如、スローで歌い始めたり、かと思えばいきなりM.C.ハマーの「U Can't Touch This」を歌い出したり(笑)。しまいにはギターを放り出して、スティック片手にドラムに乱入(笑)。これらのわやくちゃな演奏を、最後に強引に「モノノケ姫」に繋げて、ライブは終了しました。最後はある意味、神懸り的な演奏でしたよ。

 残念ながら、ねすさんはこの後のホール・ツアーには仕事の都合で行けないのですが・・・今回のスタンディング・ライブで十分満足いたしました。来年もぜひツアーで全国を回ってほしいですし、くるりを見たことのない方は、来年1月の「くるりワンマンライブツアー2006 ~はぐれメタル魔神斬り~」をぜひ見ることをお勧めしますよ。(ただ、日本武道館と京都磔磔3daysはSOLD OUTしてるようですが・・・仙台はまだチケがあるみたいです。でも、その日はセンター試験の前日なんだけどね・・・学生諸君には可哀想かもね)


くるりワンマンライブツアー2005 ~はぐれメタル純情派~ at Zepp Sendai(2005.12.13)
1.Ring Ring Ring!
2.Superstar
3.虹色の天使
4.尼崎の魚
5.虹
6.BIRTHDAY
7.Tonight Is The Night
8.The Veranda
9.ばらの花
10.Baby I Love You
11.ARMY
12.お祭りわっしょい
13.ワンダーフォーゲル
14.THANK YOU MY GIRL
15.Bus To Finsbury
16.Morning Paper
17.(It's Only) R'n R Workshop!
(EN)
EN1.ハイウェイ
EN2.ロックンロール
EN3.青い空
EN4.モノノケ姫

第1回林檎班大会「アダルト・オンリー」

2005年12月14日 | Live
 東京事変の・・・いや、正確には椎名林檎の公式ファンクラブ・会員サロン「林檎班」の記念すべき第1回大会「アダルト・オンリー」に参加してきました。JR恵比寿駅から動く歩道をテクテクと歩くこと5分少々、会場であるガーデンホール前に到着。今回はスタンディング形式のライブということで、あらかじめ荷物や上着はロッカーに預けてきたわけなんですが、薄着で待つ間に容赦なく吹きつける寒風が厳しいっす。
 先行物販をやっていたのは、過日記事にしたとおりですが、ホントに人がいねえ(笑)。なのに、たむろしてるごく数名って・・・何してる人たちなんだろ?(←そういうお前も何やってんだよw)

 開場時間間近になり、係員の指示に従って整列。チケと会員証と身分証の確認を受けた後、会場内へ。ロビーにはMO'SOME TONEBENDERと、フジ系ドラマ「大奥 ~華の乱~」のスタッフ一同から届けられたお花が置いてありましたよ。
 ガーデンホール内は、前方~中央部にかけてのスタンディング・ゾーンと、後方のイス席とがある構造です。マターリ見たい人は、既に後方の座席を確保しているようですね。ねすさんは700番台なので、スタンディング組への参戦を余儀なくされたわけですが(笑)

 公演前のアナウンスでは「本日は、間に休憩を挟んでの二部構成でお届けします」とのこと。なぜに二部構成?と疑問を抱いたまま、やがて照明が落ち、メンバーが登場してライブがスタート。ジャジーというか、のったりしたリズムで始まった1曲目は「クロール」でした。Dynamite!ツアーで披露したものとは、アレンジが全然違うことに驚きです。
 2曲目は「恋は幻」。CDでお馴染みのこの曲、やっぱ客のノリも違いますねー。思わず口ずさむ「Get it up,get it up for love♪」のフレーズが癖になります。ふと気付くと、伊澤がコーラスに参加するぐらいで、全く弾いてない(笑)。・・・と思ったら、2曲目の直後に林檎さんから『伊澤からお話があるそうです』と話を振られ、伊澤から「腱鞘炎がまだ回復せず、今回は参加を見送らせていただきます」とのコメントが。やっぱし治らなかったのか・・・まずはお大事に。

 その後に演奏された曲のどれもが、ツアーとは違うアレンジ。どことなく、戦前の昭和歌謡チックのようなアクセントも感じられます。「入水願い」では、亀田師匠がウッドベースにチェンジ。これまた、ツアーver.をさらにけだるくスローにさせたような曲に生まれ変わってました。「丸の内サディスティック」は、全く新しいというか・・・もうそれしか表現しようがないです(笑)。今までの「丸の内」はドコ?(゜Д゜≡゜д゜)みたいな(笑)。第一部の締めは「修羅場」。浮雲のギターソロも、かなりクセがあるというか、アクが強いというか・・・これも好き嫌いが結構分かれそうですねぇ(笑)

 第一部の終演後には男女の司会が登場し、FCで事前に募集された林檎さんへの質問コーナーが。といっても、林檎さんが直接回答するわけではなく、質問も回答も全て司会の方が代読しておりました。ちと萎え~。
 その後は、本日のライブ参加者へのプレゼント大会が。A賞は1名、B賞は3名って・・・そんな確率じゃ当たるわけねぇよ ('A`)
 続いて、15分の休憩を挟んで、第二部が・・・と思いきや、事変のメンバーによるファッションショーが始まる。舞台中央からせりだした花道は、このためにあったのか!(笑)。あ、ちなみに林檎さんはファッションショーには参加しておりませんでした。

 そして、やっと第二部の開演。幕が開かないまま、ヴァイオリンの調べとともに林檎さんの歌う「枯葉」が場内に響く。やがて、幕の間から林檎さんと斎藤ネコさんが!うわー、やったー!マジで来て良かったよ・・・このコンビを生で見られるなんて感激っす 。・゜・(ノД`)・゜・。 ウワァァン

 やがて幕が開くと、舞台にはフルオーケストラが。林檎さん曰く「野良猫オーケストラ改め、マタタビオーケストラ」だそうです(笑)。曲は『賣笑エクスタシー』でも披露した曲を主体にした構成。勿論、『賣笑』と同じセットリストで終わるはずもなく、ラッパも入ってのビッグ・バンド風「ダイナマイト」や、今まで生で聴く機会のなかった「la salle de bain」などは、もう迫力満点の出来栄えですよ。あと、7曲目のカバー曲は聞いたことあるんだけどね・・・曲名が思い出せません、申し訳ない。

 林檎さんが『次で最後の曲になります』と言うと、会場からは『えぇ~!』『もっとやって~!』の嵐。林檎さんは『そうですね、この後そういった態度を取っていただければ・・・』と言ったので、こりゃアンコールもあるんだなー、という期待が。
 そして、アンコールでの締めは「迷彩」でした。ネコさんは弦が切れても、バックの楽団が去っても、居残って狂い弾きを披露。場内の拍手が止まぬ中、終演と相成りました。

 終演後に外に出ると、係員が林檎班のクリアファイルと、今日のプログラム的なものを来場者に渡してました。今日の公演については、非常に満足できる内容でしたよ。「第二部が『賣笑』とカブるのは、時間が無かったから」という見方もあるんでしょうけど、その日に衛星中継で東京会場を歯軋りして見てた(笑)ねすさんにとっては、これでリベンジが果たせた!という万感の思いで一杯です。
 あと、限定Tシャツね。デザインはかなり微妙かもしれません(笑)。「落日」を聞けなかったのも、ちと心残りかな・・・まぁ、2月の武道館公演で披露してくれることでしょう。その後は、全国・・・おおっと、これ以上は非公式情報なので、ンガググ(←サ○エさんかよw)。

 ・・・ふぅ、今日はこれを書くためにパワーを使い果たしたので、音楽ニュースはお休みいたします(笑)


第1回林檎班大会「アダルト・オンリー」 at 恵比寿ザ・ガーデンホール(2005.12.12)
[第1部 / 東京事変編]
1.クロール
2.恋は幻
3.秘密
4.入水願い
5.遭難
6.丸の内サディスティック
7.修羅場

[第2部 / マタタビオーケストラ編]
1.枯葉
2.歌舞伎町の女王
3.意識
4.茎(STEM)
5.ダイナマイト
6.la salle de bain
7.(カバー曲)
8.夢のあと
9.シドと白昼夢
(EN)
EN1.迷彩

エビスは炎上するか?

2005年12月12日 | Live
 はい、今日は恵比寿ザ・ガーデンホール前からお届けしておりますよ。いやぁ、何がすごいって、開演前の物販に全く人だかりが無い、というのがすごいね!(笑)。今、周囲にちらほらといる、ファンと思しき人たちはニートでつか?(笑)
 まぁ、常識で物事を言えば「師走はめっちゃ忙しい時期」というのを承知で、こういうFCイベントを開催するんでしょうから、客の入りが思惑から外れたとしても、主催者は文句は言えないでしょうけどね。つか、これが機になって、次回以降のFCイベントが無くなる、というのは避けてほしいわけですが(笑)


BONNIE PINK TOUR 2005 "Golden Tears"

2005年11月23日 | Live
 BONNIE PINKの全国ツアー「Golden Tears」の仙台公演に行ってきましたよ。ツアータイトルがアルバムと同名であることからもお分かりのとおり、今回は9月に発売されたアルバム『Golden Tears』を引っさげて、計11公演を行うというツアーです。ねすさんの地元・仙台公演の会場は、家から歩いてたったの5分。これは非常にありがたいです(笑)
 というわけで、いつもなら早めに会場に行くところを、開演5分前に到着。3列目というグッドポジションに座り、ボニーさんの登場を待ちます。SEが小川のせせらぎや、小鳥のさえずりといった癒し系のBGMで、心安らぐ・・・というより、開演前にして早くも眠くなってきたかも(笑)

 やがて客電が落ち、バックに「デビュー十周年」の映像が映し出されると、会場からは割れんばかりの歓声が。おーそうかー、もう10年も経つんだなぁ、と思わずしみじみ。映像が終わると、お待ちかねのメンバー登場。ギターとベースは、お馴染みのアイゴン&高桑氏のHONESTYコンビ。キーボードが前回ツアー同様、SOUL FLOWER UNIONの奥野氏。ドラムにアンソニー、パーカッションにナナちゃんのバンド編成でした。
 ボニーさんは金色のドレスに身を纏っていました。アクセサリーのアクセントが効いてて、パッと見、どこぞの民族衣装に見えないこともないです。髪はエクステなんでしょうか、FF(人気ゲーム・ファイナル・ファンタジーのことね)に出てくるヒロインキャラっぽくて、結構萌えます(笑)。30代という年齢も全く感じさせません(笑)

 全体の構成としては、約半分がニューアルバムからの曲、残り半分を既発曲から薄く広くチョイス、といった感じです。本ツアーも終盤戦とあって、メンバーも演奏はかなり熟れてきた印象でした。合間合間のMCにも、余裕の表情が感じ取れましたし。そうそう、ちなみにアイゴンと高桑氏は、昨日の時点で仙台に先乗りしていて、昨日はどこぞのカフェでHONESTYとして出演してたそうです。見れた人がうらやましい・・・。あと、ボニーさんはMCで「今年はデビューして10周年ということで、今までにやらなかった様々なことにチャレンジすべく、カバーアルバムを制作したり、海外でライブを行ったり、映画に出演したりしてきた」という話をしていました。

 さて、ライブに話を戻しまして、前半はニューアルバムの曲をメインに、比較的おとなしめな感じで進んでいきましたが、後半は一転してロック・アレンジを取り入れた既発曲を披露。「Only For Him」や「Private Laughter」は、アルバム収録時とは全く違うノリノリのイメージで、場内も曲が進むに連れすごく盛り上がっていきましたよ。「Heaven's Kitchen」あたりでは、観客の熱気も最高潮に近い感じに。うぉぉー、と内なる感情が高ぶったところで、本編ラストは「So Wonderful」・・・うーん、ニューアルバムの曲で締めるのはわかるけど、何か微妙に違う気がする(笑)

 アンコールの「Do you crash?」は、アイゴンがギターをギャンギャンかき鳴らし、ボニーさんがシャウトを決めるなど、非常にパワフルな内容で客を圧倒。個人的には「スタンディング・ツアーで聞きたかったなぁ~」という出来でした。ダブル・アンコールの後、「Tonight,the Night」で締めてツアーは終了。非常に満足のいく内容のライブでした。あと、去り際のボニーさんの投げキッスが色っぽかったです(笑)

 この後は、11月23日・・・今日ですね。大阪での公演をもってツアーは終了。当日券は出るのかな?幸いに祝日ですので、機会のある方はぜひ行ってみることをオススメしますよ。

BONNIE PINK TOUR 2005 "Golden Tears" at 仙台市青年文化センター(2005.11.20)
1.Coast to Coast
2.Wildflower
3.日々草
4.Addiction
5.Robotomy
6.I just want you to be happy
7.Paradiddle-free
8.Mirror
9.Trust
10.Rise and Shine
11.Believe
12.Cotton Candy
13.Present
14.Building A Castle
15.Only For Him
16.Private Laughter
17.Ordinary Angeles
18.Heaven's Kitchen
19.So Wonderful
(EN)
EN1 You Got Me Good
EN2 Do you crash?
(EN)
EN3 Tonight,the Night

くるりワンマンライブツアー2005 ~はぐれメタル純情派~

2005年10月24日 | Live

 前回のライブの記事が8月21日付けと、かなりご無沙汰になってしまいました。ライブの禁断症状を治すとともに、殺伐とした職場で荒んだ心を癒すべく(笑)、山形で行われたくるりのワンマンライブツアー「~はぐれメタル純情派~」に行ってきました。
 移動手段は高速バスを利用しました。仙台-山形の所要時間は約1時間で結ばれていることに加え、1日に往復120本近いバスが出ていることから、待ち時間も少なく、非常に便利な存在なのです。
 そんなわけで、バスに揺られて1時間。山形に到着後、あらかじめマピオンで調べた地図を頼りに、ライブ会場へ徒歩でレッツラゴー!

 レッツ・・・ラ・・・ゴー・・・

 ・・・うむむ、15分ほど歩いたが、どうにも着く気配が無い(笑)。もしや、山形のアンダーワールドに迷い込んでしまったのか?ライブ用に温存していた体力も、徐々に奪われつつあります(笑)。ねすさんの横を颯爽と通り過ぎるチャリンコやバイクに軽い殺意を覚えつつ(笑)、それでもひたすら歩く。
 そして、20分近く歩いたところで、ようやくそれらしき会場を発見。ファンと思しき女性があちらこちらにたむろしています。荷物を持参していたねすさんは、まず聞き込みを開始。

ねすさん『あのー、ここってコインロッカーはあるんでしょうかね?』
女性『え、ここは無かったはずですよー。だから不便なんですよねー』

Σ(´Д`lll)グハァ、マジかよ・・・。歩いて戻るのめんどくさー。

 かといって、その辺に荷物を投げ出すわけにも行かず、「貴様、それでも帝国軍人か!お国のために、歯を食いしばって歩け!」と無理やり心に喝を入れ、コインロッカーのあるバスターミナルまで戻ることに。

ヒィィィィィィィィ ヽ(A`*)ノ≡≡≡≡≡≡≡≡≡(この間20分)

≡≡≡≡≡≡≡≡≡ヽ(*´A)ノ アゥゥゥゥゥゥゥゥ(この間20分)

なんだかんだで、20分×3=60分も歩いとりますがな _| ̄|○


 移動の途中には、「山形の秋葉原」なる名所?も発見。つか、秋葉原なのに日曜・祝日が休みってアリなのかよ!?(笑)。そんな軽いツッコミを入れつつ、戻ってまいりましたよ、ライブ会場に。
 よう頑張ったな、自分(*´∀`)ノ 今なら言える、「自分で自分を褒めてあげたいです」
 ・・・単に計画性が無かっただけ、とも言えるだろうけど(笑)

 会場前では、既に整理番号順の列が。ねすさんもそれに加わり、会場内へ潜入。・・・うーん、かなり小さめのハコです。300人規模ってトコロかな?オーディエンス側には段差が設けてあるので、見づらいということはないです。ただ、演奏する側はかなり窮屈そうな感じ。奥行きが無い舞台、というのが第一印象です。

 開演まではじっと我慢の子の状態。やがて、時間とともにメンバーが登場。照明が落ちない状況での登場だったので、ちょっとビックリ。メンバーは岸田・佐藤・大村に加え、Keyに堀江氏、Drにクリフの計5名でのバンド編成です。やっぱり岸田氏はめがねをかけてないよー(笑)
 初っ端からいきなり新曲を披露。『お祭りワッショイ!』っていう掛け声が印象的な曲です。始まったときは「なぜにお祭り!?」と驚きましたが、意外にノリが良くて、結構好きかも。

 4曲目には久々の「尼崎の魚」を披露。その後には堀江氏のリードでメンバー紹介とMCが。内容は下ネタ満載なので、あえて省略ってことで(笑)。「街」では、いつもの1.7倍ほど(笑)溜めて溜めて吐き出す、岸田氏のテンションがヤバすぎです。『くぉ、んのぉぉぉぉー!んむぁち(街)はぁぁぁ!』って感じかな(笑)

 ライブ中盤には、10月発売の新曲「Baby I Love You」を披露。岸田氏のアコギから始まる、ふわりとした感触の曲です。初めて聞いたけどいい曲でしたよ。演奏後には、岸田氏が『今度アルバムが出るんですよ、勤労感謝の日に。働いてるお父さんお母さんに買ってあげてください』と、しっかりPRも忘れてません(笑)。『じゃあ、次はアルバムの中から・・・アルバムに無い曲を』って、なんだそりゃ(笑)。そして始まったのは「ハロースワロー」。うわー、懐かしすぎ。

 ライブ後半は、怒涛の初期作品攻勢。「青い空」では、岸田氏の狂い弾きを見ながら、客もノリに任せて上に跳ねまくる。そして本編ラストは「東京」で締め。いやぁ、満足満足ですよ。もう既に17曲ほどやってお腹一杯だし、時間的にアンコールも無しなのかなーと思いきや、完全に照明が落ちず、どうやらアンコールやるっぽい。

 やがてメンバーが再登場し、アンコールの1発目。
 客『岸田さーん、ばらの花やってー』
 岸田『じゃあ、じゃんけんして勝ったらやるわ』
 なぜか堀江氏とじゃんけんをして、負けた岸田氏曰く『じゃあやろか』の声で、会場からは大きな歓声が。まぁ嬉しいんだけど、くるりの曲の中でも名曲だけに、あんまり安売りしてほしくない気もするんだよねぇ。

 アンコール2曲が終わったところで、さて何をやろうかという雰囲気に。会場からはあれをやれ、これをやってという声がしきりに飛ぶ飛ぶ。いつからくるりのアンコールは、リクエスト大会になったんだ!?(笑)。岸田氏はしばらく悩み、曰く『ワンダーフォーゲルやってから考えるか』
 もう神懸り的な内容です。それでもまだ終わる気配が無い(笑)

 そして本当に最後の曲。岸田氏から『じゃあ男らしく!・・・“ワールズエンド”と“ハイウェイ”、どっちかで』と提案。ねすさんを含め、多数が『どっちもー』と言いましたが(笑)、どうやら「ワールズエンド」派が多かったようで、ラストは「ワールズエンド・スーパーノヴァ」で締め。演奏しながら会場を見渡して、時折ニンマリと笑う岸田氏の表情が最高でした。

 開演から終演まで約2時間20分近く経ってましたから、おそらく予定時間は大幅に超えてたはず。それでもこんなに演奏してくれて、本当に来て良かったと感謝感激の内容ですよ。仮に地元・仙台公演に行けなかったとしても、この内容なら悔いはないです(笑)
 さて、次回見る予定の仙台では、セットリストがニューアルバム仕様になっているのか、どうなのか・・・その日をぜひ楽しみに待ちますよ、ええ。


くるりワンマンライブツアー2005 ~はぐれメタル純情派~
                   in 山形ミュージック昭和SESSION(2005.10.16)

1.(新曲)
2.Superstar
3.(新曲)
4.尼崎の魚
5.窓
6.Race
7.HOMETOWN
8.街
9.BIRTHDAY
10.ARMY
11.(新曲)
12.Baby I Love You
13.ハロースワロー
14.リバー
15.青い空
16.モノノケ姫
17.東京
(EN)
EN1.ばらの花
EN2.(新曲)
EN3.ワンダーフォーゲル
EN4.ワールズエンド・スーパーノヴァ

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2005

2005年08月21日 | Live
 詳細は公式の情報ページ「RISING SUN EXPRESS」でも読んでいただくこととして。
 すごくザックリと書いてますので。期待しないでください(笑)


 ねすさんが現地に着いたときには、既に東京スカパラダイスオーケストラがガンガン演奏してました(笑)。入場ゲートでチケとリストバンドを交換。1日券の方は緑、キャンパーズの方とかは黄色のようです。首からぶら下げられるケースには、サイトマップとタイムスケジュールが載ってます。これはかなり便利ですね。
 鳴り響く「ルパン三世のテーマ」を聞きつつ、SUN STAGE付近をフラフラと不審者のように歩く(笑)。てか、他を歩き回ろうにも位置関係がよーわからんのです。いきなり、サファリパーク内に放り出されたようなもんですから(笑)

 ここで失敗が一つ。晴れてるうちにバシャバシャと写真を撮っておけば良かったんだけど、「この天気なら今日はなんとか持つかな~」と油断してしまったのが運の尽き。SUN STAGEにRIP SLYMEが登場した頃には、空は一気に雨模様に。これが「乙女心とエゾの空」ってやつでしょうか(笑)。こうなると、もう写真は無理です。カメラがまともに写りません orz

 雨の中をひたすら歩き、とりあえず全会場をぐるりと一回り。その後はEARTH TENTでレミオロメンを見ようとしたけど、入場規制に引っかかってしまい断念。「五月雨」を演奏する彼らを、外部に設置されたモニターで見届ける。彼らの演奏後、不思議なことに徐々に雨が上がってきた感じ。エゾの神様に感謝。

 とにかく会場が広すぎて、移動がシンドイ。いや、晴れていればそんなに苦には感じないんだろうけど、叩きつけるような雨で足元がかなり悪くなり、余計に体力を奪われる感じ。これにはさすがに参ったー。雨を見越してブーツを履いてきたので、足元まで濡れるということはなかったけど、スニーカーの人とかは結構大変だったんじゃないかな?そういう意味では、防水スプレーも必須アイテムですね。
 そうそう、それから合羽を着てないエゾロッカーズを結構見かけました。つか、野外フェスで雨具持参は当然だと思うんだけど、何でですかね?風邪引いたら洒落にならんぞオイ。


 あと気になったのは、テントサイトでジャカジャカと別のCDを鳴らしてる人たちの多いこと。それは「このアーティストは聴きたくない」とか「興味ない」ってことっすか?盗難除けの意味もあるのかもしれないけど、フェスになにしに来てるの?って思いましたよ。外にはこんなにいい音が溢れてるのにねぇ。ちょっと理解に苦しみます。

 さて、夜はお友達のテントにお邪魔。ビールやら焼肉やらゴチになりながら(感謝)、遠巻きにLOSALIOSを聞く。達也のドラムはいつ聞いてもスゴイです!ステージの両サイドにあるモニター映像が、途中から「俺たちは」「生きている」といったメッセージ的なものに変わり、ステージから溢れる音とリンクしてこれまたとてもカッコイイのです。今日の曲の構成は、新旧取り混ぜた感じ。達也が「エイチ・エー・イー!」と叫んで始まった「HAE」がねすさん的にかなりツボでした。

 その後は雨の中をRED STAR FIELDへ移動し、あふりらんぽを見る。真赤なステージに真赤な衣裳が良く映える。「あかんこのまま帰さない」とかを生で聞くのは初めてだったけど、暴れっぷりや壊れっぷりがなかなかイイですねぇ(笑)。『雨女のあふりらんぽですぅ~』『まぁ~るぃ、お月さん見えたぁ~?』といったユルい系の関西MCも妙に新鮮さを感じたし、曲に戻ればギターを抱えてゴロゴロと転がり、飛び跳ねるサイケなステージングは、まさに『あふりら~ん~ぽっ!』ってな感じでした(笑)

 今年は仕事の都合で一日だけの参戦でしたけど、やっぱりエゾは二日間続けての参戦がベストです。初日だけの参加では物足りない、ということが良く理解できました(笑)。そしてもう一つの希望は、ぜひ朝日を拝むこと。一晩中飲み明かして、音漬けになって、朝を迎えるというのをやりたい、ぜひやりたい(笑)
 そんなわけで来年もぜひ行きたい・・・が仕事がどうなることやら(苦笑)

EZOは雨だってばよ!

2005年08月19日 | Live
 現地はすごい雨です。雷まで鳴ってます。写真はEARTH TENTの入口で撮ったんですが、写真はこの1枚しかないですー、すいません。とにかく雨が凄すぎて、携帯カメラが全然役に立たないんです。
 感想などは後日にでも。


ZAZEN BOYS TOUR 「MATSURI SESSION」

2005年08月13日 | Live
 ハイ、ZAZEN BOYSのライブに行ってきましたー。いやぁ、会場内が暑いのなんのって。ライブ終了後は、服を着たままプールに飛び込んだのと同じような状態に。これで2㎏は痩せたな(笑)。開演前は、シングル「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」のジャケ写をコラージュしたような幕で舞台を覆ってて、中で何をやってるか見えなかったんですね。で、そのうちズルズルと(←「バサッ!」という感じでない辺りがちとショボイw)幕が降ろされたので、『おっ、始まるか?』と思いきや、今度はスタッフがせっせとチューニングを開始。・・・あのー、さっきの幕の意味って一体なに?(笑)

 チューニングが終わると、お馴染みのSE「MARQUEE MOON」が流れてメンバーが登場。客が前に殺到して揉み合い圧し合い。ただでさえ暑いのに、もう生き地獄です(笑)。向井は『センダ~イ!』と何度も叫び、「WHISKY & UNUBORE」でライブがスタート。向井と客の『五合ビン~!』『酔っ払い~!』の掛け合いが見事。君ら、ZAZENの曲に毒されすぎ。ねすさんもその1人だけど(笑)
 向井はことあるごとに『センダ~イ!』を連発。客に対しては『センダ~イ!の後に「なんだ~い?」と言え』と強要する始末(笑)
向井『センダ~イ!』
客『なんだ~い?』
向井『それはもうえぇ、次からは「ヘンタ~イ!」と言え』
・・・どうせぇ、ちゅーねん(笑)

 新ドラマーの松下は、「名は体を表す」よろしく「体は音を表す」ってな具合で、音がドスドスと太い感じです。一瞬、ヒゲを生やした伊集院光に見えないこともない(笑)。ただ、「COLD BEAT」のソロとかは好き嫌いが分かれるかも。アヒトと比べちゃダメなんだろうけど、なかなか難しいところですね。
 ベースは町田のヤンキーこと日向。一番身体を揺らし、頭を振り続け、客を煽る煽る。ギターのカシオマンこと吉兼は、結構黙々と弾くタイプ。演奏中に、向井にハートのメガネ(「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」のジャケ写のやつね)を掛けられ、ニコニコしながら演奏してました(笑)

 今回の曲の大半が、前回の仙台公演ではやらなかった曲だったので、ファンとしては嬉しい内容でしたね。ライブでの「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」も聴けて大満足でした。終演後、なかなか去ろうとしない客に対し、ギターの吉兼が1人で登場し、『え~、スイマセン!今日はこれで終わりです。ありがとうございました』と挨拶。まぁ、客もなかなか去り難いくらい、充実した内容のライブだったということでしょう。
 セットリストですが、いつものように、合ってるのは最初と最後の数曲だけ。あとは曲順がメチャメチャですので、参考程度にどうぞ。

ZAZEN BOYS TOUR 「MATSURI SESSION」in 仙台CLUB JUNK BOX(2005.8.11)
1.WHISKY & UNUBORE
2.SI・GE・KI
3.USODARAKE TAKE2
4.安眠棒
5.HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
6.BRAIN CONSTRUCTION
7.SEKARASIKA
8.HENTAI TERMINATED
9.HARD LIQUOR
10.YURETA YURETA YURETA
11.MABOROSHI IN MY BLOOD
12.IKASAMA LOVE
13.KIMOCHI
14.TANUKI
15.CHIE chan's Landscape
16.COLD BEAT
17.CRAZY DAYS CRAZY FEELING
18.開戦前夜
(EN)
EN1.自問自答

JUDE Electric Rainbow Tour

2005年07月19日 | Live
 2日連チャンのライブは、老体には堪えます(笑)
 今日はJUDEのライブに参戦してきました。実は、昨日のゆらゆら帝国のライブで負傷してまして(苦笑)。Zeppの会場内を仕切る鉄製のバーにでもぶつけたんでしょう、腰骨付近に青アザができてて、結構痛いー。それでも整理番号10番台という誘惑には勝てず(笑)、痛みを我慢しつつ、開場後は速攻で最前列をGET!

 今回も、会場内はロープで仕切られてました。でも、ゆらゆら帝国ほどのスカスカ感はなく、まずまずの密集具合って感じです。開演待ちでのSEには、TELEVISIONの「MARQUEE MOON」とかが流れて、ナンバガ好きのねすさんも思わずおおー!って感慨深くなったり。今日はJUDEを聴きに来たはずなのに(笑)
 さて、そんなこんなで時は過ぎ、お馴染みの「太陽がいっぱい」のSEとともに、3人が登場。と同時に、後ろからの猛烈な圧力が始まり、グエー苦しい。おまけに、隣の長髪の女子の髪の毛が口元にかかってきて、かなりウザい。ライブのときは髪をまとめてから参戦しろって、以前ねすさんが書いたろーが!もうー、プンプン(by佐藤珠緒w)。場内からは、ベンジーへの野太い声や黄色い歓声がすごいのなんの。

 ライブは、ニューアルバム収録の1曲目「毒りんご売り」で幕開け。アルバムレビューでも書いたけど、疾走感溢れるノリノリのナンバーなので、客のボルテージは初っ端から最高潮に。その後はニューアルバムの曲と、既発の曲とを組み合わせる形で進んでいきました。
 ライブ中盤には、8月にリリース予定の新曲「シャンプー」を披露。ミドル調のロック・ナンバーといったところでしょうか。「ROCK SHOW」では、ドラムスの城戸紘志がキーボードまで務める多彩振りを発揮。ピアノのメロディとベンジーのギターが重なるイントロが、曲の後半にスパークする流れと対称的で、かつCDとは全然違うアレンジで、とてもカッコイイ曲になってました。
 そしてレビューでもオススメした「Brown Bunny」。ライブだからこその迫力と、ブレーキの壊れた車に乗っているようなブッ飛んだ感覚が、すっげーイイですよー。

 「まわりくどい喋りかた」の前には、紘志がMCで「ハロー、仙台ベイビーズ!もっとぶっ飛んでいいですかぁ~!」の声で客を盛り上げる。続いては、ベースの渡辺圭一の「レッツラ・コサック!」の掛け声で「ロシアビリー」がスタート。曲中には、圭一さんがコサック・ダンスを披露(笑)。トドメはベンジーの「オーケー、全員ですっ転ぼうぜ!」の声。いやぁ、とにかく楽しいー。
 こうやってライブに参加してみると、アルバム『Electric Rainbow』の曲も、既発の曲に違和感なく溶け込んでいるから、何とも不思議ですねぇ。今回のツアーは、今のJUDEの充実振りを示すかのように演奏がまとまっていたし、メンバーのサービス心も旺盛でとても良いライブだと思いました。

 えー、セットリストですが、これで合ってるはずです!・・・87%位の確率で(笑)。まぁ、参考程度に。そうそう、画像ですが、圭一さんの投げたピックを見事にキャッチしたので、パチリと写真に収めました v(^^)。ねすさんはその昔、SHERBETSの広島公演でベンジーの投げたピックを好捕したんですが、それ以来のファインプレーかもしれません(笑)

JUDE Electric Rainbow Tour in Zepp Sendai(2005.7.18)
1.毒りんご売り
2.Bad Girl
3.愛のChupa Chups
4.ブラックレストラン
5.冷麺
6.Silvester & Johnny K
7.Brown Bunny
8.海水浴
9.シャンプー(新曲)
10.ROCK SHOW
11.Diduri Didura
12.宇宙的迷子
13.Silk
14.まわりくどい喋りかた
15.ロシアビリー
16.カリブの海賊の宴会
17.DEVIL
18.Chiquitita Boots
(EN)
EN1.本当の世界
EN2.Black Hole