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Love Life Rock

行こう 昨日までのキミを 苦しめたもの全て
この世の果てまで 投げ捨てに行こう
(この世の果てまで)

Shampoo

2005年09月24日 | Review
 JUDEのシングル「Shampoo」を購入。JUDEは年に1回のペースでアルバムをリリースしているので、結構ペースが速いように感じられますけど、実はシングルも年1回のペースなんだよね。こうしてみると、それなりにマイペースの活動なんでしょうな。
 さて今回のシングルですが、サイケなジャケとは裏腹に(笑)、3人の絶妙なグルーヴが生み出す、4つのロック・ナンバーが収録されてます。M1「Shampoo」は、今回のツアー以前にもライブでは時々披露されていた曲。夏から秋へと季節が変わる今の時期、ちょっとセンチメンタルな趣も感じられて、いい雰囲気の曲ですね。
 クールでブランキーの残り香も感じられるM2「Tuesday Afternoon Baby」、西部劇を思わせる曲調から始まる大冒険活劇のM3「わに」なども素敵な曲ですが、インストナンバーのM4「ミニカーで遊んだ思い出」が、非常にカッコイイ仕上がりでオススメですよ。スピード感のある曲調と対照的に、ささやくようにベンジーの歌声が織り込まれていて、ぜひ生で聴いてみたいと思わせる1曲です。ただね、ギターで「メリーさんの羊」を入れるのは、どんなもんなんですかねぇ・・・(←意味が分からない人はぜひ聴いてみよう・笑)

Tommy heavenly6

2005年09月18日 | Review
 Tommy heavenly6のアルバム『Tommy heavenly6』を購入。初回限定盤は、DVD付き特殊パッケージ仕様となっていて、いわばファンのためのコレクターズ・アイテムですね。ちなみに、記事の画像は通常盤ですので、購入の際はお間違えのないように。
 酒とめがねを武器に(笑)キャッチーなポップを歌う、Tommy february6との二重人格的ギャップに加え、大ヒット漫画「NANA」のキャラクターに象徴されるような、クールさとキュートさを兼ね備えた女性ロッカーが強烈に出た姿が、Tommy heavenly6の魅力の一つですね。もちろんキャラだけでなく、グワングワンと歪み系ギターに乗せて歌う、機械を通した(笑)川瀬智子のヘヴィーなボイスも非常に刺激的。わがままを貫いたように見える詩すらも、いとおしく感じてしまうから不思議です。
 ただ、正直言って機を逃した感はあるかも・・・1stシングルから1stアルバムまでが丸2年。その間は継続的活動じゃなく、不定期かつ突発的活動でしたからねー。プロモ活動の面から言えば、表舞台に出てる印象が薄く、少々勿体無く思います。あと、DVDに恒例のCMコレクションが入ってなかったのも、ちと残念でした。
 オススメは、1stシングルでも出たM3「Wait Till I Can Dream」。トミフェブとのシンクロ・PVも一見の価値ありです。新曲では、ポップの残り香が感じられるM10「LCDD」に一票。

Superstar

2005年09月10日 | Review
 くるりのシングル「Superstar」を購入。初回盤の特典として、グラスマン・ステッカーが封入されています。曲全体を包み込むのは、ロックの原点に立ち帰ったとも言うべきくるり・サウンド。『スーパースターは待っている 芝生の向こうで呼んでいる』・・・どこか懐かしさを覚えるメロディと、去りゆく夏への思いが込められた少し切ないフレーズが、耳に優しく馴染んでとても聞きやすいですね。
 ハードで重々しいギターが印象的なM2「帰り道」、バイオリンが加わりのどかな情景を醸し出すM3「真昼の人魚」と、カップリングも含めて素敵な仕上がりとなっています。おそらくは、次回のアルバムではこういう楽曲を中心に構成していくんでしょうけど・・・個人的には、心のどこかにくるりのタガを外した部分を求めてしまっている自分が居たりします。爽やか路線もいいけれど、毒のある部分もそろそろ聞いてみたいなぁ、と・・・まぁ、チラシの裏に書けよ!的な、身勝手な注文ですけどね(笑)

Dynamite out

2005年08月28日 | Review
 東京事変のDVD『Dynamite out』を購入。初回生産の「出入口仕様ケース」ですが、買ってみて納得。先行して発売された『Dynamite in』も一緒に収納できるということですね。ただ、仕切りとして入れてある青いファイルは、何に使えばよいのやら・・・(笑)
 さて、今回のDVDは東京事変の全国ツアー「Dynamite!」の内、2005年2月9日に名古屋センチュリーホールで行われたライブをほぼ完全収録。さらにH是都M、晝海幹音が脱退を表明する前とあって、結成当初のメンバーで行ったライブを完全収録したものとしては、最初で最後の貴重なDVDであるとも言えますね。
 DVDを改めて見ると、個性のある5人がバンドとしてうまくまとまってるなぁ、ということが実感できます。リズム隊がきちんと確立されているからこそ、林檎さんが「声弦」に専念できている、そんな感じがしました。ステージングにおいても、観客と共に楽しみ、一体化しようという意図が感じられ、それは林檎さんの歌い手としてのスタンスにも、様々な影響を及ぼしているように思います。例えばそれは、収録曲「月に負け犬」をソロ時代のDVD『下剋上エクスタシー』版と見比べていただくと、その違いがより明確に実感できるのではないでしょうか。
 残念だったのは、曲順に編集が入ってることと、新曲「秘密」が収録されていないこと、音声がPCM音源だけということの3点かな。あと、たまにロングからの映像で舞台を遮る、男の後頭部が結構ウザイ(笑)。こんなの編集でカットすりゃいいのになぁ。

So Wonderful

2005年08月27日 | Review
 ぐはぁー、ブログの記録に残してないCDやDVDが山のようにあります(笑)。そろそろ何とかしなくては・・・というわけで、今回はボニ山ピン子さんこと(笑)、BONNIE PINKのシングル「So Wonderful」を購入して聴きました。
 表題曲「So Wonderful」は、のっけから80年代のディスコ調のグルーヴ感で始まる曲で、これまでのボニーさんの傾向からすると驚きの1曲。スウェーディッシュ・ポップお得意のトーレ・ヨハンソンがプロデュースしてるはずなんですけど、ちょっと意外に感じられます。だからといって曲の出来が悪いわけではなく、聞き込むごとにサビの伸びやかな『You're so wonderful~♪』のフレーズが耳について離れなくなりますよ。ボニーさんの発音が綺麗なのもあるんでしょうねぇ。
 M2「Cotton Candy」が、個人的にはM1よりオススメかも(笑)。憂いを感じさせる曲と詩が、ボニーさんの声にすごくマッチしていい感じですねぇ。むしろアニメの主題歌にするのは勿体無いくらい(笑)。M3「Robotomy」は、9月発売のニューアルバムにも収録される曲のリミックス版。ある種、機械的にすら聞こえる曲調はタイトルからの由縁なのかな?という印象を感じさせますね。
 前記の3曲は、いずれもアルバム『Golden Tears』に収録予定なので、9月を期待して待ちたいですね。

キラキラ

2005年08月16日 | Review
 aikoのシングル「キラキラ」を購入。初回限定盤は、ブックレットとカラートレイ仕様になってます。曲はバンドの軽快なメロディに乗って始まるポップなナンバーで、すごく耳に馴染みやすい曲ですよ。「風になってでもあなたを待ってる」なんて、そんないじらしさを思わせる歌詞すらも、重さを感じさせることなくサラリと歌い上げるところが素敵ですね。
 カップリングのM2「ある日のひまわり」では、シングルでは珍しく表題曲に続けてのアップ・テンポな曲。でも詩を読むと、むしろ明るい内容ではないんですよね。彼女と彼氏の微妙な関係、そして下を向いたひまわりに喩える彼女の仕草。詩と曲とのギャップが、クセになる1曲かもしれません。
 そしてM3「より道」は、ピアノをメインにした静かな弾き語り調の曲。前2曲とは対照的なメロディが、より一層切なさを際立たせてます。今回収録のいずれもがオススメの曲ばかり。早く「LOVE LIKE ROCK Vol.3」で聴いてみたいものですねー。

日本 夏/野音 秋

2005年08月07日 | Review
 
 
 エレファントカシマシのライブアルバム『日本 夏』と『野音 秋』を同時購入。『日本 夏』にはROCK IN JAPAN FES.とCOUNTDOWN JAPAN FES.の音源が、そして『野音 秋』には日比谷野外音楽堂での音源がそれぞれ収録されてます。なお、このアルバムですが、一般の店頭には置いてません。ライブ会場やインターネットでの購入となりますので、ご注意を。
 全体を聴いて、やはりエレカシはライブで輝くバンドなんだなぁ、と実感。はっきり言って、CDの音質は良くないです。初めて聴いたときは海賊盤かと思った(笑)。おまけに内容も荒っぽい。バンドの音は時々微妙にハズれ、宮本は声が枯れている。でも、それがライブの醍醐味なわけですからね。不器用さを曝け出し、男臭さを溢れさせて、全力でぶつかってくる彼らの音には、もう拍手喝采モンですよ。この音源を聴いて熱い血が滾ったなら、今すぐライブに行くしかねぇ!女房子供は質に入れろ!みたいなノリを感じます(笑)
 あえて余計な一言を言わせて貰えば、一般の流通ルートで販売しないんだったら、もう少し幅広な曲を収録しても良かったような気が・・・何だか、特定のアルバム収録曲の比重が大きいような感じがしました。あとですね、『野音 秋』の位置付けは「日比谷野外音楽堂ライブヒストリー下巻」となってますが・・・つまり、早く「上巻」のほうも出せよ、と(笑)

HIMITSU GIRL'S TOP SECRET

2005年08月05日 | Review
 ZAZEN BOYSのシングル「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」を購入。アヒトが抜け、松下敦を新ドラマーに迎えての始めての作品でもあり、どんなもんなのかなーと思ってたんですが、これがかなりスゴイ。曲中でも、ドラムがドッカドッカ叩きまくってて、エキセントリックなZAZENのBEATに結構合っている感じですね。
 今回収録されている5曲ですが、その全てにおいて、向井の口から吐き出される刺激的な言葉で飾られています。『誰にもいえない 秘密がある』と、いかにもな怪しさを振りまいて曲を覆い隠したかと思えば、「HENTAI TERMINATED」では変態!変態!の連呼に加えて、『誰でもいいからTOUCHしたい』と、お約束のいかがわしさも強調されてます(笑)
 そして印象的なのが、今作のシングルはメロディアスを感じる曲が少ないことですね。どっちかっていうと語りというか、早口のリーディングっぽいフレーズが多い感じです。「HARD LIQUOR」などは、まさにその代表でしょう。あと、いつものことながら変拍子が多く、聴く方はリズムが取りづらいですね(笑)
 ドラマーの交替が、曲の方向性にどの程度の影響を及ぼしているのかは分かりませんが、一つ言えるのは間違いなくヤバイ出来のシングルであるということ。ぜひ聴いてみてほしいですね。

Ready?

2005年08月04日 | Review
 そろそろ書いとかないと、いつ、何のCDを買ったかわからなくなってしまうので(笑)
 Tommy heavenly6のシングル「Ready?」を購入。萌え萌えめがねキャラ(笑)のTommy february6から一転、ダークさ&ヘビーさを全面に出したTommy heavenly6が放つ今作は、疾走感溢れるパンキッシュなロック・ナンバー。夏の日差しがギラギラ照りつける、暑い暑い今の時期にピッタリの曲に仕上がってますよ。
 c/wの「GIMME ALL OF YOUR LOVE!!」は、トリビュート・アルバム『LOVE for NANA ~Only 1 Tribute~』にも収録されている曲。こちらの方も、刺激的なトミーのヴォイスに酔える、ハードなロック・ナンバーになってます。この2曲を聴く限りでは、8月24日発売の1stアルバムも結構期待できる感じがしますね。
 まぁ、あえて言うと、トミヘブ目当てで『NANA』のトリビュートアルバムを買った人にとっては、カップリングには不満もあるんだろうけどね・・・最初からこのシングルにも入るって知ってたら、多分アルバムの方は買わなかった人もいるんじゃないかと(笑)

Dynamite in

2005年07月24日 | Review
 東京事変のDVD『Dynamite in』を購入。2005年に行われたツアー「Dynamite!」から抜粋された4曲のライブ映像に加え、オフショットやリハ映像なども盛り込んだ作品となってます。また、ボーナストラックとして「群青日和」[ツアー・オフショット・エディット]も収められてます。
 ライブそのものの映像は、8月に出る『Dynamite out』にほとんど収録される予定なので、今回のDVDは導入編といったところでしょうか。価格もイチ・キュッ・パとお手ごろだしね。ライブに行けなかった人は、このDVDでライブの様子がわかるだろうし、行った人にとっては、地方公演ごとのネタが楽しめたりと、いろんな意味で美味しいDVDだと思います。さらに、オフショットではメンバーの様々な顔が垣間見れますよ。ヒーズミは普段からああなのか、とか(笑)
 まぁ、人間の欲が出る意見もあるんでしょうけどね・・・「ハナっから全部収めた上で、1枚で出せばいいんじゃないの?」とか。そこはそれ、冒頭に2枚で発売する旨のアナウンスがあったわけですから、そんな野暮なこと言いなさんな、ってことで。ジャケ見りゃわかるように、今回は導火線に火が付いたようなものですからね。8月17日発売の『Dynamite out』でドカーン!と盛り上がれば、万事OKなんです(笑)