夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
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つわものどもが夢のあと

2011年12月20日 21時14分45秒 | ラグビー
大学ラグビー選手権で、法政の一回戦敗退が決まって2日過ぎた。

まだ大会自体は続いていて、強豪校は決戦に向けて調整に余念がないだろう。

ちょっと悔しいし、寂しい。竹下選手のオレンジブルーを着たプレーをもっと見たかったが、敗退でそれも消えた。

その一方で、たった2日しかたってないのに、ずいぶん経っているような夢のあとのような気分もある。


昨年の12月は入替戦。今年は大学選手権1回戦敗退。

同じ12月に行われた1試合。しかし、全然意味が違う。

結果に対し、不満を持っている方はいると思う。

小生も満足というわけではないが、それでも前進したと思っている。

どこよりも早くオフ入りしたにもかかわらず実質6月からスタートと、

強豪に比べ大きく出遅れた。

練習試合を見てもあまり強豪と組めなかった。
選手の体を春見た時、地震があったにせよ、あまりにも太りすぎていた。
リベンジするんじゃないのか?とも思った。

正直、今年は勝てるのだろうかと最悪のことも頭をよぎった。

そして6月になり、突貫工事でチームつくりをしているのが、はたから見ても
分かった。夏になってもメンバーが固定できない。
当然だ。新スタッフの方には与えられた時間があまりに短く、選手を把握するだけでも大変だったと思う。
いろいろやりたいことはあっただろうが、選手自身の考えや体力的なものもあるだろうから、
急激にも出来ないだろうし、まとめるには時間もかかる。

そして開幕。HBをはじめとしてまだメンバーに試行錯誤が続いた。
中盤から少しずつ固定化し、ギリギリ大学選手権への出場に間に合った。
そう思えば、良くここまで来たとも思う。

今シーズンは終わったが、またリセットではなく、今年作った土台から、課題を修正し積み上げて欲しい。

監督・コーチの更なる指導体制の充実も必要だろう。それと選手自身が大学選手権で感じた課題を認識し、
いかに陰で自主的に努力するかも大事だろう。そうすれば「選手の劣化」などという言葉は
あまり聞かれなくなるだろう。
そういった今回の敗戦であってほしいと思う。

春のオープン戦、夏合宿、リーグ戦、大学選手権と下級生が大活躍した。
その意味では、来年以降期待が持てる。もちろん劣化しなければの話だが。
来年は一人でも多くAの舞台で活躍できるよう、オフシーズンを有効に使ってほしいものだ。

頑張れ 法政!!