本日大学選手権一回戦が始まり、法政は関西王者天理と対戦した。
結果は以下の通り。
法政 天理
前半 7 29
後半 12 10
計 19 39
(得点)
前半 半井T(G○)
後半 後藤T(G○)⇒西内T(G×)
法政 敗北
(前半)
開始30秒 天理自陣からキックを法政キャッチミスすると、それを拾われて左展開されると、
全くディフェンスにならず、あっさり走られトライ
またしても、病気が出た。何故いつも同じなんだろう???
4分 法政 自陣で全くイージーなボールをノッコン。
天理 スクラムから左展開されると、またしてもタックルミス連発で簡単に左サイドを走られトライされる。
10分 天理自陣から展開。またしても左サイドを破って一気に法政陣内へ。
ここは竹下主将渾身のタックルで止めるが、天理大きく右展開されると、タックル甘く、
今度は右サイドをあっさり破られトライ。
わずか10分で3トライ。決して天理が強いとは思わない。法政のタックルが甘すぎる。
この大事な一戦でも、試合の入りを修正できず、悪い癖が出てしまった。
14分 天理 怒涛のアタック。スピードに翻弄され、右展開から左展開と軽々繋がれ、やりたい放題。
法政のタックルは悉くスカされ、外人CTBに中央にトライされる。
怒涛の4連続トライで、たった14分で4トライ。法政0-22天理
法政も反撃したいが、動揺がありあり。肝心なところでミスが多く、リズムが掴めない。
25分 法政陣内22mライン手前あたりで天理のラインアウト。天理見事キャッチすると軽快なステップと法政の
甘すぎるタックルで一気に法政G前に迫り、大きく右展開。楽々右サイドを突破されトライ。
5連続トライ。相手は主力を一部落としているに・・・。前半でこのトライは致命的だ。
「法政 こんな終わり方をするのか?? 意地を見せてくれ!!」そんな想いがこみ上げてくる。
この時点で
法政0-29天理
30分 得点こそならないが、法政西内選手も相手の壁を突き破る猛進。加藤選手の突破や森谷選手の突破など、
少し法政らしい展開が見え始める。
西内、小池選手は十分通じている。CTB猪村がいい。
40分 天理陣内左22mライン超えたあたりで法政ボールスクラム。右展開。加藤選手からスピードに乗った猪村選手に。
今日の猪村選手は素晴らしい気迫で天理陣内5mラインを超える。攻守で素晴らしい。またキックは凄く良かった。
さらに、敵陣5mラインにせまると法政今度は左展開。加藤選手一人飛ばして一番外に大きくパス。
これを半井選手がキャッチし、左サイド中間あたりにトライ。
ようやく待望のトライ

反撃だ
天理7-29天理
このトライで変わってほしい。食い下がってほしいと願うトライだった。
とにかく試合の入りの悪さがまたしても出てしまった。強豪相手には、これが致命的になると前から心配していたが、
やはり心配していた通りとなってしまった。
とにかく法政のタックルが甘い。後半タックルを修正しないと、無残な点差になる。心配は募るばかりだった。
(後半) 4分 法政、天理陣内に入ったあたりで、猪村選手右サイドから素晴らしいスピードで切れ込むと、キック。
これを自らとり、後藤選手に快心のパスすると一気にGポスト下まで運びトライ。
法政動きが前半と違い良くなる。タックルもしつこく決まりだす。
法政14-29天理
今日の猪村選手は素晴らしく、後半のキックは特にすばらしい。
天理から余裕が消える。
8分 法政 中央付近でノットリリースの反則。天理SH 素早いリスタート。またしてもタックルが
甘く右サイドを大きくゲインされ、最後はWTBにトライされる。
完全に虚を突かれた感じで、このあたりも法政が、開幕から修正しきれなかった集中力の差が出た
トライだった。
せっかくの追い上げムードに冷や水をかけられた形となってしまった。
法政14-34天理
12分 法政 天理陣内左サイド Gラインまで10m位だっただろうか?
密集の中でボールを持っていたのは西内選手。味方のフォローを受けて、一気に10m
突進し、トライ。
凄い!! 今日の西内選手も攻守で大活躍。猪村選手と並びMVPだろう。1年生とは思えない働き。
法政、だいぶ動きが良くなり、天理陣内に攻め込むも、肝心なところで反則。追い詰めきれない。
24分 法政 とても痛いダイレクトタッチで法政陣内10mライン当たりに戻されラインアウト。
天理は素早い左展開すると、バイフ選手の凄まじい突進で、この日3本目のトライを奪われる。
これまで敵陣で攻めていただけに、トライを獲りきれず、逆に痛恨のトライを奪われてしまった。
そしてノーサイド。
後半良く巻き返したと思う。
猪村選手が悔し涙を流していた。この涙が次に活きよう。
法政の今シーズンが終わりを告げた。とても悔しいし、寂しい。
結果論だが、後半は12-10で法政が勝ったゲームをしていた。
これが前半から出来ていればと思うと無念で仕方がない。
しかし一試合を通して出来なかった。前半で、もっと言えば、開始25分で勝負ありだった。
今シーズン 法政は、前後半通じて集中力を持った試合ができなかった。
それが敗因だった。能力はあったと思うが、引き出す力がなかった。
悔しいがこれも実力だ。
昨年の大東は、天理相手に100点ゲームをやられた。
今年の法政も、大敗するから出ない方がいいといった声も聞かれた。
しかし小生は、大学選手権に出れて本当に良かったと思っている。
大学選手権を知らない今の1、2年生には仮に大敗しようが、選手権の雰囲気や、強豪校との力の差などを知れば
今後に必ず活かされるからだ。
それは感じたと思うし、天理にも思ってた以上に対抗出来て、自信になったものもあるのではと思う。
価値ある敗戦だった。
ただ、今日感じたことをどう活かすかにより、その価値は輝きもするし、錆もする。
昨年は入れ替え戦に回り、どこよりも早いオフに突入した。しかし巻き返しを期待して、この春 選手の体を見た時
愕然とした。
今年は、選手たちがこの選手権での経験を、自ら考えてオフを過ごしてくれれば、来年はもっと前進できると
思う。素晴らしい才能ある選手達なので、その才能を出し切れるようになってほしいと思う。
法政復活の烽火は今日上がったと個人的には思っている。
来年は、もっと巻き返すことを願うばかりだ。
最後に、今日で4年生は最後の試合となった。
4年間 大変お疲れ様でした。
今後社会人として、新たなステージで更なるご活躍をお祈り申し上げます。
そして頑張れ 法政!!
結果は以下の通り。
法政 天理
前半 7 29
後半 12 10
計 19 39
(得点)
前半 半井T(G○)
後半 後藤T(G○)⇒西内T(G×)
法政 敗北

(前半)
開始30秒 天理自陣からキックを法政キャッチミスすると、それを拾われて左展開されると、
全くディフェンスにならず、あっさり走られトライ
またしても、病気が出た。何故いつも同じなんだろう???
4分 法政 自陣で全くイージーなボールをノッコン。
天理 スクラムから左展開されると、またしてもタックルミス連発で簡単に左サイドを走られトライされる。
10分 天理自陣から展開。またしても左サイドを破って一気に法政陣内へ。
ここは竹下主将渾身のタックルで止めるが、天理大きく右展開されると、タックル甘く、
今度は右サイドをあっさり破られトライ。
わずか10分で3トライ。決して天理が強いとは思わない。法政のタックルが甘すぎる。
この大事な一戦でも、試合の入りを修正できず、悪い癖が出てしまった。
14分 天理 怒涛のアタック。スピードに翻弄され、右展開から左展開と軽々繋がれ、やりたい放題。
法政のタックルは悉くスカされ、外人CTBに中央にトライされる。
怒涛の4連続トライで、たった14分で4トライ。法政0-22天理
法政も反撃したいが、動揺がありあり。肝心なところでミスが多く、リズムが掴めない。
25分 法政陣内22mライン手前あたりで天理のラインアウト。天理見事キャッチすると軽快なステップと法政の
甘すぎるタックルで一気に法政G前に迫り、大きく右展開。楽々右サイドを突破されトライ。
5連続トライ。相手は主力を一部落としているに・・・。前半でこのトライは致命的だ。
「法政 こんな終わり方をするのか?? 意地を見せてくれ!!」そんな想いがこみ上げてくる。
この時点で
法政0-29天理
30分 得点こそならないが、法政西内選手も相手の壁を突き破る猛進。加藤選手の突破や森谷選手の突破など、
少し法政らしい展開が見え始める。
西内、小池選手は十分通じている。CTB猪村がいい。
40分 天理陣内左22mライン超えたあたりで法政ボールスクラム。右展開。加藤選手からスピードに乗った猪村選手に。
今日の猪村選手は素晴らしい気迫で天理陣内5mラインを超える。攻守で素晴らしい。またキックは凄く良かった。
さらに、敵陣5mラインにせまると法政今度は左展開。加藤選手一人飛ばして一番外に大きくパス。
これを半井選手がキャッチし、左サイド中間あたりにトライ。
ようやく待望のトライ


反撃だ

天理7-29天理
このトライで変わってほしい。食い下がってほしいと願うトライだった。
とにかく試合の入りの悪さがまたしても出てしまった。強豪相手には、これが致命的になると前から心配していたが、
やはり心配していた通りとなってしまった。
とにかく法政のタックルが甘い。後半タックルを修正しないと、無残な点差になる。心配は募るばかりだった。
(後半) 4分 法政、天理陣内に入ったあたりで、猪村選手右サイドから素晴らしいスピードで切れ込むと、キック。
これを自らとり、後藤選手に快心のパスすると一気にGポスト下まで運びトライ。
法政動きが前半と違い良くなる。タックルもしつこく決まりだす。
法政14-29天理
今日の猪村選手は素晴らしく、後半のキックは特にすばらしい。
天理から余裕が消える。
8分 法政 中央付近でノットリリースの反則。天理SH 素早いリスタート。またしてもタックルが
甘く右サイドを大きくゲインされ、最後はWTBにトライされる。
完全に虚を突かれた感じで、このあたりも法政が、開幕から修正しきれなかった集中力の差が出た
トライだった。
せっかくの追い上げムードに冷や水をかけられた形となってしまった。
法政14-34天理
12分 法政 天理陣内左サイド Gラインまで10m位だっただろうか?
密集の中でボールを持っていたのは西内選手。味方のフォローを受けて、一気に10m
突進し、トライ。
凄い!! 今日の西内選手も攻守で大活躍。猪村選手と並びMVPだろう。1年生とは思えない働き。
法政、だいぶ動きが良くなり、天理陣内に攻め込むも、肝心なところで反則。追い詰めきれない。
24分 法政 とても痛いダイレクトタッチで法政陣内10mライン当たりに戻されラインアウト。
天理は素早い左展開すると、バイフ選手の凄まじい突進で、この日3本目のトライを奪われる。
これまで敵陣で攻めていただけに、トライを獲りきれず、逆に痛恨のトライを奪われてしまった。
そしてノーサイド。
後半良く巻き返したと思う。
猪村選手が悔し涙を流していた。この涙が次に活きよう。
法政の今シーズンが終わりを告げた。とても悔しいし、寂しい。
結果論だが、後半は12-10で法政が勝ったゲームをしていた。
これが前半から出来ていればと思うと無念で仕方がない。
しかし一試合を通して出来なかった。前半で、もっと言えば、開始25分で勝負ありだった。
今シーズン 法政は、前後半通じて集中力を持った試合ができなかった。
それが敗因だった。能力はあったと思うが、引き出す力がなかった。
悔しいがこれも実力だ。
昨年の大東は、天理相手に100点ゲームをやられた。
今年の法政も、大敗するから出ない方がいいといった声も聞かれた。
しかし小生は、大学選手権に出れて本当に良かったと思っている。
大学選手権を知らない今の1、2年生には仮に大敗しようが、選手権の雰囲気や、強豪校との力の差などを知れば
今後に必ず活かされるからだ。
それは感じたと思うし、天理にも思ってた以上に対抗出来て、自信になったものもあるのではと思う。
価値ある敗戦だった。
ただ、今日感じたことをどう活かすかにより、その価値は輝きもするし、錆もする。
昨年は入れ替え戦に回り、どこよりも早いオフに突入した。しかし巻き返しを期待して、この春 選手の体を見た時
愕然とした。
今年は、選手たちがこの選手権での経験を、自ら考えてオフを過ごしてくれれば、来年はもっと前進できると
思う。素晴らしい才能ある選手達なので、その才能を出し切れるようになってほしいと思う。
法政復活の烽火は今日上がったと個人的には思っている。
来年は、もっと巻き返すことを願うばかりだ。
最後に、今日で4年生は最後の試合となった。
4年間 大変お疲れ様でした。
今後社会人として、新たなステージで更なるご活躍をお祈り申し上げます。
そして頑張れ 法政!!