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夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
こよなく愛し、ささやくブログ

八日目の蝉

2011年05月11日 21時05分50秒 | 映画
八日目の蝉 観たんだけど、凄く良い映画ですな~。
角田光代さん原作のベストセラー小説を映画化したものだ。



キャストは井上真央さん、永作博美さん、小池栄子さんほか

内容は、希和子(永作博美)はある男と不倫関係にあり、身篭るも、堕胎され、
二度と子を生むことが出来なくなってしまった。
同じ頃、その男の妻は子供(後の井上真央)を出産する。
希和子は、その赤ん坊を誘拐して逃亡する。
4年に及ぶ逃亡劇とそこで描かれる希和子の愛情、そして逮捕後、本当の父母に
戻されるた子供。
しかし本来あるべき親子関係になれず、苦しむ家庭と、その中で成長した子
の姿を描く。


感想だが、子を産めない体となり、深い悲しみを背負う希和子。
勿論 誘拐と言うことが許されるべきものではないが、
誘拐した子に逃亡しながら深い愛情を注ぐ姿に引き込まれる。
一方、幸せになるはずの本来の母。
子を誘拐され、4年間苦しみ、戻ってくるも、その子はもはや
なつかない。子は戻れど、その子の心は奪われたままで20年も苦しむ
母。こちらも気の毒でならない。
そして誘拐された子の心と、様々な角度から見事に描かれ、観ていて
苦しくなる。

とにかく永作さんの演技が神だった。
実際一児の母になり、演技に厚みが出ていて素晴らしい。

それにしても久々に泣いたな
最近 涙腺が緩くて・・・。

そしてこの重苦しい映画の結論だが、「男っていうのはどうしようもない
生き物だ!!」 かな


(評価)
☆☆☆☆☆
※★=0.5☆

(基準)
☆☆☆☆☆ かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆   なかなか面白い。
☆☆☆    まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆      がっかり。
☆       話にならん 金返せ!!