夢の続き・・・

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こよなく愛し、ささやくブログ

節分

2011年02月03日 21時43分19秒 | ノスタルジア
今日は節分だ。
節分とは読んで字の如く「季節を分ける」事を意味するそうで、
これを境に春に向うということらしい。

季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うために、
豆まきが行われる。
人々は家内安全・無病息災を祈る。室町時代から続く行事だそうだ。

八百長疑惑でゆれる相撲界。
力士が全国のお寺で豆まきを行った。
そして各家庭でも豆まきを行う。


しかし、今、昔教えてくれた年寄りの方たちはほとんど消えてしまった。

その結果、豆まきも簡素化されていることに気がついた。
これも時代じゃな。少し思い出してみた。

小生が子供の頃は、耳をすませば近所で豆まきをする声が聞こえてきたものだ。
しかし、今は聞こえない。
そして近所の何処の家でもモミと鰯の頭を玄関に飾り、鬼を追い払ったものだ
この光景も見なくなってしまった。

今思えば、このような昔ながらの行事を小生が子供の頃はしっかりやっていた

そして鬼のお面がついた豆が売られていて、そのお面欲しさに豆を買い、我が家
にまいた。

たくさんまき過ぎて、半年たっても豆が出る位たくさんまき、
親にゲンコツもらったことを覚えている。
しかし、それでも子供の時にはそれが楽しかった。

そして時は過ぎ、学生の頃にはすっかり関心がなくなる。
豆はまくことはまいたが、適当になり、あっさり済ますようになってしまった。

ただ、この豆 実に不思議なものだ。
大して旨くもないのだが、食べだすと癖になり、
気がつけば自分の歳の数以上食べてしまう 

話がそれたが、今、玄関に鰯を置くこともいつのまにかしなくなり、もう少し
歳が経てば、飾るという慣習そのものすら忘れてしまうかもしれないと
今日思い、反省せねばと思った。

今まで面倒だと思ってた日本の行事。しかし最近それもいいなと思う事が
増えてきた。
歳をとったとは思いたくない。利口になったと思いたい

子、孫といった次の代に日本の行事を伝えられない大人というのも
寂しいなと思う。
今の小生では、年寄りや親から教わった事をどんどん忘れてしまい、
あまり伝えられないだろう。
反省しよう。


ということで、会社で言えば不況を長引かせる鬼。
家庭で言えば病気などの不幸を呼ぶ鬼。
法政ラグビーで言えば、入替え戦へと敗北に導いた鬼。
政治で言えば国民を騙して、日本を破壊し続ける民主党という詐欺の鬼。

これらの鬼を追い払いスッキリした春を迎えたいと思っている