先週、映画「死刑台のエレベーター」を観た。

50年前のフランスのサスペンス映画のリメイク版らしいが、勿論見ていない。
キャストは、吉瀬美智子さん 阿部寛さん 玉山鉄二さん 北川景子さん 津川雅彦さん
とかなり豪華。
内容は、不倫関係にある男女が完全犯罪を企てるものの、エレベーターのアクシデントによって計画に狂いが生じていく様を描く。
具体的には、医療グループの吉瀬さん演じる社長夫人と阿部さん演じる医師・時籐は不倫関係にあり、津川さん演じる夫を自殺に見せかけ殺害することを計画。夫人は、時藤が夫を殺害後、待ち合わせることになっていた場所で待つが彼は一向に現れない。時藤は逃走最中エレベーターの中に閉じ込められるアクシデントに巻き込まれていて、完全犯罪が崩れるていく様を描いている。
個人的な感想だが、キャストは小生も好きなキャストが多いのに、実に勿体ない気がした。
つまり脚本がひど過ぎた。
ヤフー版で点数が低く、酷評されていたので迷ったが、「あの人を殺して、私を奪いなさい・・」という怪しいキャッチコピーに惹かれて思わず見てしまった。
しかし、ここまでとは思わなかった。
当たり前のことだが、面白い完全犯罪を崩すサスペンスは、計算された説得力あるアリバイの中から、小さな穴やミスを見つけ、矛盾点を突いて見破っていくから面白いのである。
この映画、仮にも完全犯罪を謳い、アクシデントで崩れる様を描くと言っているが、
正直、「完全犯罪」というのもおこがましい。
犯人は夫を職場で殺害後、エレベーターで逃走するわけだが、ビルの門限時間にビル管理人に電源を落とされ、エレベーターの中に閉じ込められるマヌケぶり。
つまり実行後、いきなり最初からミスをしてコケた訳だ。どこが完全犯罪じゃ!!
そうこうしている間に、逃走予定に使う予定であった時藤の車が盗まれ、この車泥棒が別件で殺人事件を起こす。この泥棒は、時藤の車を残して逃走。警察は残された車両から時藤を割り出し捜索。時藤は、警察に追われていることも知らずにやっとの思いでエレベーターを抜け出すも、すぐに確保される。
勿論、別の殺人事件とは無関係だとわかるが、服の汚れを追求されると、エレベーターに閉じ込められていたことをあっさり自供。すぐに夫の遺体も同ビルの中から見つかり、あえなく御用。警察とアリバイをぶつけて戦う描写は一切なし。
一方、時藤の車の中には、実に都合がよくカメラがあり、フイルムを現像してみると夫人と仲むつまじい
不倫写真が出てきて、この夫人も共犯としてあえなく御用。
こちらもアリバイを主張する緊迫した攻防の見せ場は一つもなし。
こんなマヌケな犯罪を完全犯罪というにはあまりに無理がありすぎて絶句。
あら捜しをした訳でもないのに、こんなにアホっぽく見えるサスペンス見たのは初めて。
やはり止めときゃよかったっと思ったが、After festival。
よって☆一つとしたいところだが、キャスト陣がいいので☆1.5。あくまでも個人的感想として。
(評価)
☆★
※★=0.5☆
(基準)
☆☆☆☆☆ 面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆ 面白い DVDは検討。
☆☆☆ まあまあ。何かが足りない DVDは検討が必要。
☆☆ がっかり。
☆ 話にならん 金返せ!!

50年前のフランスのサスペンス映画のリメイク版らしいが、勿論見ていない。
キャストは、吉瀬美智子さん 阿部寛さん 玉山鉄二さん 北川景子さん 津川雅彦さん
とかなり豪華。
内容は、不倫関係にある男女が完全犯罪を企てるものの、エレベーターのアクシデントによって計画に狂いが生じていく様を描く。
具体的には、医療グループの吉瀬さん演じる社長夫人と阿部さん演じる医師・時籐は不倫関係にあり、津川さん演じる夫を自殺に見せかけ殺害することを計画。夫人は、時藤が夫を殺害後、待ち合わせることになっていた場所で待つが彼は一向に現れない。時藤は逃走最中エレベーターの中に閉じ込められるアクシデントに巻き込まれていて、完全犯罪が崩れるていく様を描いている。
個人的な感想だが、キャストは小生も好きなキャストが多いのに、実に勿体ない気がした。
つまり脚本がひど過ぎた。
ヤフー版で点数が低く、酷評されていたので迷ったが、「あの人を殺して、私を奪いなさい・・」という怪しいキャッチコピーに惹かれて思わず見てしまった。
しかし、ここまでとは思わなかった。
当たり前のことだが、面白い完全犯罪を崩すサスペンスは、計算された説得力あるアリバイの中から、小さな穴やミスを見つけ、矛盾点を突いて見破っていくから面白いのである。
この映画、仮にも完全犯罪を謳い、アクシデントで崩れる様を描くと言っているが、
正直、「完全犯罪」というのもおこがましい。
犯人は夫を職場で殺害後、エレベーターで逃走するわけだが、ビルの門限時間にビル管理人に電源を落とされ、エレベーターの中に閉じ込められるマヌケぶり。
つまり実行後、いきなり最初からミスをしてコケた訳だ。どこが完全犯罪じゃ!!
そうこうしている間に、逃走予定に使う予定であった時藤の車が盗まれ、この車泥棒が別件で殺人事件を起こす。この泥棒は、時藤の車を残して逃走。警察は残された車両から時藤を割り出し捜索。時藤は、警察に追われていることも知らずにやっとの思いでエレベーターを抜け出すも、すぐに確保される。
勿論、別の殺人事件とは無関係だとわかるが、服の汚れを追求されると、エレベーターに閉じ込められていたことをあっさり自供。すぐに夫の遺体も同ビルの中から見つかり、あえなく御用。警察とアリバイをぶつけて戦う描写は一切なし。
一方、時藤の車の中には、実に都合がよくカメラがあり、フイルムを現像してみると夫人と仲むつまじい
不倫写真が出てきて、この夫人も共犯としてあえなく御用。
こちらもアリバイを主張する緊迫した攻防の見せ場は一つもなし。
こんなマヌケな犯罪を完全犯罪というにはあまりに無理がありすぎて絶句。
あら捜しをした訳でもないのに、こんなにアホっぽく見えるサスペンス見たのは初めて。
やはり止めときゃよかったっと思ったが、After festival。
よって☆一つとしたいところだが、キャスト陣がいいので☆1.5。あくまでも個人的感想として。
(評価)
☆★
※★=0.5☆
(基準)
☆☆☆☆☆ 面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆ 面白い DVDは検討。
☆☆☆ まあまあ。何かが足りない DVDは検討が必要。
☆☆ がっかり。
☆ 話にならん 金返せ!!