雷桜

予告編が良さそうだった「雷桜」を見た。



キャストは蒼井優さん、岡田将生さん　小出恵介さん他
内容だが、徳川将軍家に生まれた男と村の娘との運命の出会いと、身分の違いの恋を、切なく描く恋愛時代劇だ。
現代版の「ロミオとジュリエット」といったような宣伝のされ方をしていた。
個人的な感想だが、映像は凄く綺麗。ストーリーの設定としては、架空の話にせよ面白いと思う。
キャストも中々いい演技をしていた。
ただ、いざ見てみると全体を通して、ラブストーリーとしていまいち盛り上がらない。命を狙われる設定も、物語上必要なのか？疑問に感じるところただ有り。結局脚本がダメということだと思う。
とにかくラブストーリーの前提条件ともいえる身分の違いを乗り越えて惹かれあっていく過程が薄く、「何故？」って感じがするし、ありふれた結末で、読めてしまう。
結局、身分の違いを越えられず、一緒にはなれない訳だが、一緒になれないということが現代版ロミオとジュリエットとは片腹痛い。少々大げさな感じがして、期待していた分白けてしまった。
小生にとっては「ハナミズキ」に匹敵するがっかりな映画であった。
（評価）
☆☆

※★＝0.5☆

（基準）
☆☆☆☆☆　面白い　もう一度映画館に見に行きたい。　ＤＶＤは購入する
☆☆☆☆　　 面白い　ＤＶＤは検討。
☆☆☆　　　 まあまあ。何かが足りない　ＤＶＤは検討が必要。
☆☆　　　　　 がっかり。
☆　　　　　 　話にならん　金返せ！！