
市原市五井和更堂(わこうどう)思い出展
5月の連休みなさんいかがお過ごしですか?
夏日の昨日三井千葉の友人からのメールの誘いで
市原市五井駅の和更堂で開催の「ものづくりの感動
「三井造船千葉」の思い出展」に出かけました。
三井造船千葉は岡山県の玉野ではじまった造船業が
原点ですが、昭和43年(1968年)6月からは50万トンの
超大型建造ドックが稼働し、昭和50年(1975年)には
年間進水量226万重量トンの単一造船所として世界一を
記録した造船所です。残念ながら2021年3月に千葉工場
は閉鎖しました。この50余年の記録をこの思い出展では
展示しています。
私は昭和46年にここ千葉に就職し、昭和53年に原子力船
むつに出向するまでの7年間過ごしました懐かしい造船所
です。この間はヨット部で週末家族を忘れてのめりこみ
ましたが、そのつけをいまだに後悔しています。
日本では平和な5月連休が続きますが、ウクライナでは
依然として製鉄所の人々が攻撃されて心配です。
4月から毎日新聞の「近代史の扉」は加藤陽子先生から
学習院大学長の井上寿一先生に変わりました。最初の
4月16日のオピニオンでは、「二つの欧州大戦を世界
大戦に結びつけたのは日本である。第一次欧州大戦は
日英同盟に基づく日本の参戦によって第一次世界大戦に
なった。欧州の戦争とアジア太平洋の戦争が連動して
第二次世界大戦となったのは日本が真珠湾を攻撃した
からである。この歴史的な類推はウクライナ危機に
対する日本の関与の重要性を示唆する。以下では
国際秩序における民族自決原則の問題を通して日本は
どうすべきかを考える。」と表明されています。
二度の世界大戦に日本が大きくかかわっているとの新たな
指摘、今後この国際秩序の中での日本の役割について
どのようなご意見、見識をお持ちか、加藤先生以上に
期待しています。
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