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グルメと遊びは一級品の英国情報部員007御用達、Tokyoボンド&ボンドGirlの為のハイセンスで愛すべき店をご紹介。

「奥行き」 コクヨデザインアワード

2005-11-16 12:35:08 | Spyなetc.
今年のコクヨデザインアワードのテーマは「奥行き」。今年もこれをテーマに多数の応募作が集まった模様。まずはコクヨの応募要項ページからの今年のテーマについての解説を抜粋すると。。。


"「奥行き」という言葉は、距離や寸法を表す時に使われますが、比喩的に人柄や思慮の深さを表す時にも使われる言葉です。

入口が狭く奥が深い京都の町屋などは、まさに奥行きのある建造物と言えますが、簡単な入口を持っていながら奥の階層に進むとさまざまな機能が用意されているiPodも、同じく奥行きがあると言えます。

和包丁の取っ手は、単純な棒のかたちをしていますが、それによっていろいろな握り方ができます。
単純にすることにより、人が自然に工夫をするようにできているのです。
日本の障子も、単なる仕切りだけではなく、外の光や向こう側の気配を感じさせるものであり、 これもある意味では奥行きのあるデザインと言えるのではないでしょうか。
そのように考えると「奥行き」こそが文化であると言いきることもできます。
小さな入口に対して、奥行きのあるもの。簡単な入口の奥に、複雑な構造を持つもの。
いろいろな使い方が可能なものなど、2005年コクヨデザインアワードは、みなさんと「奥行き」を考えてみたいと思います。

表層ばかりが取り上げられがちな世の中に、ぜひ新たな「奥行き」のデザインを提案してください。
新しい「奥行き」の発見を期待しています。"


今年のテーマの発表があった時、知的ストレッチ気分で自分なりにいろいろ考えてみたが、ちっとも思い浮かばない。日頃こうした頭の使い方をしていない Spyの鍛錬不足を実感。今後のミッションの発想方法もこうした視点からの捉え&訓練が必要かと、そういう気付きがあっただけでも収穫か。。(言い訳)

で、そのアワードの表彰式が10/15に行なわれたそうです。受賞作品もコクヨのサイトで公開中。 ざっと見てみたけど、どれも鳥肌が立つくらい発想がすばらしい。デザイナーの皆さんの鋭い発想と感性に感服。頭が下がります。日本のデザイン、なかなかの ものです。アニメにつづいて日本デザインというのも一つのカルチャーとして世界に広く認められていかれるに違いないと思ったりしてます。

皆さんも是非ご覧ください。できれば今年のテーマについて自分なりのデザインをいろいろ頭をひねって考えてみた後でこの作品群を見れば感動もひとしおだと思います。

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