ブラック・レイン/アメリカ(1989年)

リドリースコット監督の映画、『ブラック・レイン/アメリカ(1989年)』
この度Blu-ray版を購入しあらため視聴したので、
過去記事を一から再編集。

逮捕した日本人のヤクザ、佐藤を飛行機で護送することとなった
ニューヨーク市警刑事ニックと同僚のチャーリー。
日本の空港で佐藤を引き渡しそのまま帰るつもりだったが、
引き渡したのは実はニセの警官であり、まんまと佐藤を逃してしまう。

日本での捜査権限がないのに「佐藤は俺の犯人(ホシ)だ」と強引に
捜査に加わろうとする言うニック。
それを見かねた大阪府警刑事部長の大橋は、彼らから銃を押収し、
監視役として松本警部補をつける。

松本は友好的に努めようとするが、
日本の風習や警察の捜査に馴染めないニックは彼と衝突し、
素直に心を開くことが出来ない。
そんな折、佐藤の罠でチャーリーがニックの目の前で惨殺されてしまう。
失意のニックに佐藤が手渡したものは・・・


この映画、松田優作さんの「遺作」となるのですが
とにかく松田さん演じるヤクザ、佐藤の存在感はハンパない。
序盤でのヤクザ幹部を殺害する直前の形相・・・
友人チャーリー)を殺害する前の奇怪な笑み・・・
ヤクザの親分菅井より「盃」をもらうため自らエンコするシーン・・・
何回観ても息をのんでしまいます。完全にキレてますよね。

以前持っていたＤＶＤ版が
リマスター以前のかなり残念な画質でしたので、今回買って正解でした。
リドリースコット監督が作り上げたサイバーオーサカシティは
画質が良くなるほど映えますよね。
特典映像も一通り観ましたが、小野みゆきさんが言っていた元の脚本設定の話が
とても興味深かったのと内田裕也さんのインタビューが熱かったなぁ・・


あと以前も書きましたが、エンドロールにかかる
「I'll Be Holding On / Gregg Allman」はそーとー好きな曲です。
以前記事書いたときは「次はリマスター版ＤＶＤを買う」と書いていたので、
今度はサントラを買おうと目標を書いておく。

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