音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

<NHK右傾化> の 内部告発

2014年02月15日 | 裏読み 政治・経済


NHK会長や経営委員の妙な「右傾化」発言が波紋を広げている。

友人との話でもNHK内部の混乱ぶりや経営の険悪化が話題にのぼる。

会長や経営委員の「不用意」とも見える「右傾化礼賛」の「個人的見解」はどう見ても不可解なのだ。

国営放送が本気で「右傾化礼賛」をやろうとするなら、国民視聴者に気付かれないように「右傾化煽動」をするのが常套手段なのだ。

ところが会長が公の場で「個人的見解」としながらも「政府が右といえば、左も右といわざるを得ない」と公言するのは、全くおかしい。

ほか二名の経営委員の「右傾化礼賛」の発言も全く妙なのだ。

これらの人達は、安倍さんよりよほど見識の広い人達なのだ。

国際情勢に全く無知で「靖国参拝」をする安部さんより、よほど国際的見識に富み、見識も広い人達なのだ。

この人達のあからさまな「右傾化礼賛」の発言は、どう見ても不自然で妙なのだ。

「個人的見解」としながらも、公の場でそんな発言をすることは常識では考えられない。

これは明らかに安倍さんの「NHK右傾化」の危機に対する「内部告発」であると考えられる。

「特定秘密保護法案」を成立させて報道の自由を規制する「安倍右傾化政権」の「NHKの右傾化策」の危険性に対する「内部告発」であると見るのが妥当であろうと思う。

会長と経営委員が「右傾化礼賛」をすることによって、自らが身を切って「NHK右傾化の危機」に対する「内部告発」をしていると見ると辻褄が合ってくるのだ。

「靖国参拝」に対する国際社会の反応、「愛国心・道徳教育」などの「政治の教育への介入」、「憲法改正・集団的自衛権」に対する国際社会の反応などに対して、安倍さんより格段に広い見識と理解を持っているのが会長達なのだ。

会長達の「右傾化礼賛」発言は、逆説的な「右傾化の危機」への内部告発であり、内乱であるのは間違いないであろうと思う。

国会での あまりにも飄々としすぎた、ヒトゴトのように軽い会長発言は、そういうふうに見ると辻褄があってくる。

つまり安倍さんは「裸の王様」になっているということだろう。

「特定秘密保護法案」による報道規制により、さらなるNHKの内部告発と、混乱と内乱があらわになってくるのではないかと思っている。


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