![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3a/3fdfbb0b90321e554515cfb0ecf0c805.jpg)
日本の庶民の生活感覚は今、どうなんだろうと思って調べてみた。
政府の発表とはかけ離れた実態が統計されていて、ちょっと唖然としている。
データで見る社会の課題
http://www.komu-rokyo.jp/campaign/data/index.html
これによると、
現在、労働者に占める非正規労働者の割合は約4割となっています。
2016年1月に連合総研が公表した「非正規労働者の働き方・意識に関する実態調査」によれば、非正規労働者である男性の58.0%、女性の74.6%が年収200万円未満であり、主稼得者に限ってみると、男性37.5%、女性48.9%が200万円未満であるとの調査結果も出ています。
また、非正規労働者が主稼得者である家庭のおよそ44.2%が年間収支で赤字となっているなどの現状が明らかになっています。
しかも、いったん不景気となると、雇用も住居も失われ、セーフティネットの狭間に落ち込んでしまうという悲惨な状態となることは多くの報道がなされたとおりです。
さらに、
拡大する格差
●年収200万円以下の"ワーキングプア"と世帯"ワーキングプア"1,139万人(24.0%、2014年報告:国税庁)であり、世帯単位で見ても20.5%(2014年:厚生労働省)を占めています。
●貯蓄なし世帯30.9%と高い水準を維持(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」2015年金融資産無の割合)。
●生活保護世帯・人員2015年7月(厚生労働省調べ)で162万8905世帯、216万5278人と高い水準のまま。
これで見ると国民の4人に一人、5所帯に1世帯は貧困ということになる。
これを年収300万以下で見てみると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3a/3fdfbb0b90321e554515cfb0ecf0c805.jpg)
<年収が300万円以下の割合とは?生活実態や職業について解説>
https://minnkane.com/news/2588
それによると、
年収300万以下の人の割合が4割とも言われていますがこれは事実なのでしょうか?
国税庁が調査した「平成26年民間給与実態統計調査結果」というデータがあります
。平成26年の全給与職者から計算した年収300万以下の人の割合は40.9%でしたので4割というのは事実です。
単純に考えると10人いれば4人が年収300万円以下という事になります。
年々増加しているその理由は、高齢化にともなって労働人口が減少したこと、パートや非正規で働く人の増加などが原因といわれています。
・・・これがどうも庶民の懐事情のようだ。
これでは非正規雇用の多い若者層が結婚して世帯を持とうという気分にはなかなかなれないだろうと思う。
母子家庭のような場合は生活状況はまさに「悲惨」と言えるかも知れないなあ。
このままでいくと二人に一人は生活困窮者という社会になるような気がするなあ。
これって若者にとっては非常に深刻な状況だろうと思う。