THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

怒りの処方箋

2014-11-12 23:37:43 | セッション記録
このところの私は、すっかりおばあちゃん役をこなし

今までの人生でこんなに家にいたことがあるだろうか?と思うほど

家事と育児に専念している



娘との会話が多くなった

仕事をバリバリこなしていた時から、娘は私に興味を持っていて

仕事の話や、人間関係や、感情のことなどを聞きたがっていたが

より深く話をする機会があり

年をとるということはこういうことなんだなと改めて思う



今日は一緒にDVDを見て、なぜか怒りの話になった


私がまだヒーラーになる前、私は感情の起伏が激しく

自分でもコントロールできないエネルギーを持っていた

家族も周囲も、私の感情について、罪悪感を与えるだけで

どのように人間関係を築けばいいのか?
自分をどのように愛せばいいのかを教えてはくれなかった



学校や育ててくれた家庭や社会も

要求はいい子であること

いい子とは自分の本心を殺し、周囲に合せ、優秀な生徒になることだった


私の中のエネルギーは自分でも手がつけれない程

荒くれ者で、

3歳で親に捨てられた悲しみを表現するには

怒りという手段をつかうしか表現方法を知らなかった



人格の90パーセントは7歳までに構築される

どのように自分を守るのか?どの表現を使うのか?

何をいいとし、何を悪いとするのか?

これは気づくまで永続されると言われる


自分がどこに反応し、どのような方法で対処していて

その源は一体どこから来るのか?

それはどのようなエネルギーの力動なのか?


思考、感情、行動の源を知ることが
とても重要になる


これは「汝自身を知れ」と言われている自己を知る
見つめる部分だ


内側を見つめる時、大抵は自分を守るという防御が働くので

真実を見つけるのはなかなか難しい

私達が普段行っているのは、他者を見ることで

指を自分に向けることはしない

そして常に自分の頭の中で繰り返されている思考の殆どは

私は悪くない

自分は正しい

この声がグルグルと頭の中を駆け巡る



娘とDVDを見ていたら、ダライラマの講義が映し出されていた

娘はこう言った

「ママは私が小さい頃は怖かったけれど、今は全然怒らないよね。怒りを感じたらどうしたらいいの?

子供にも、旦那にも怒っちゃいけないんでしょ?」

すごくいい質問だね~

私は自分の昔話をすることになった

私が怒りを手放した話だ



「ママは小さい頃に親に捨てられて、育ててくれた家庭も怒りの対処法を教えてはくれなかった

先日ママのママ(お祖母ちゃん)(30年ぶりに再会した)が、お祖母ちゃんも又、怒りをよく使う人で

自分の心を上手に表現する方法を教えてもらえないで育った


お祖母ちゃんは12歳(小学校6年生)の時に

お母さんが4人目の赤ちゃんの出産の時に亡くなってしまった

だからお祖母ちゃんは小学6年生でお母さんがいなくなり、一人で東京に出てきた

それで16歳の時にママを生んでいる


先日、ママのことを心配したお祖母ちゃんが電話してきて、心配しているのは分かるけど

怒鳴って電話してきた

それで始めは静かに聞いていたが、怒りで考えをコントロールしようとしてきたから

すぐ電話を切ってしばらく時間をおいてメールしたんだ


{怒りをぶつけることで、自分を考えをおしつけるやり方なら対応しない

電話には出ないよ

伝えたいことがあるなら、静かに話はできるでしょ?

ママに愛されていることも知っているし、愛しているけれど、

怒りを使ってのコミュニケーョンには対応しないよ

ママは大人なんだから分かるよね?}



さすがにママは妹に電話をしたらしい

そして泣きながら、謝っていたって言ってた

不器用でごめんね

心配すると私は怒ってしまうのよって言って

かなり反省していたらしいと妹が・・・・


お祖母ちゃんが怒りを使うのは癖なんだ

ママも癖があった

それは自動的に起こる


ある日、ママは師に言われた

{どうしてそんなに怒ってしまったんだい?

だって相手が分かってくれないから・・・・・・

相手は本当に分からないんだよ
分からない相手に対して、怒りを使ってまで分からせる必要があるのかい?

怒りは誰かを守る時に使えるようにとっておくんだ}



そう言われて本当に腑におちたんだ

それから怒りを使わなくなった

勿論、怒ることはあるけれど、それを相手にぶつけることはしなくなったんだ


やり方が分からなかっただけなんだ

多くの人は人間関係の結び方を教えてもらっている訳でもなく

自分を守る方法を学んできた

感情はどこから来るのか?自分に対してどのように対処してあげればいいのか

誰も教えてはくれなかったんだ」

娘は目を大きく開いて聞いていた


「今は教えてあげられるよ・・・怒りはどこからくるのか?その時どうしたらいいのか?・・・」

感情には意味がある

怒りは正当な反応の時がある

でも大抵の怒りは、不安からくるイライラ感や、自己否定の悲しみなどから起きる

怒りがわいた時は、少し時間をとって、自らを見てあげるといい

自分を見てあげると色々な感情に気づく

誰も自分を見てくれないと思っているならば
それは、自分が一番自分を見てあげていないということなのだ


ダライラマの講義を聞きながら、
娘がギャーギャー赤ちゃんが泣いた時にどのように対応しているかを観察していた

私はどうすればいいかを教えることができる

それは、自らが実践して見せるだけという教え方だ

娘は、私が赤ちゃんに対応している姿を見て、真似ていたのだ

冷静に愛を持って、赤ちゃんに対応している娘が勇ましく見えていた


年をとって、ようやく子育てが冷静に見れるようになったんだと思っている


明日は一ヶ月検診だ

明日は動画作成に時間を費やそう

メルマガに動画配信するための素材探しだ


思考のパターンから抜けられないときは、間をおき、再びとりかかるのだ






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