THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

選択の力 犯罪心理学

2022-02-05 21:08:14 | スピリチュアル

何年か前に、ある女の子を頼まれてヒーリングした時だった

彼女はその時は10代後半で

心を病んでいるからヒーリングをしてあげてほしいという依頼だった

 

よくあるのだが、一番エネルギーが入らないパターンである

自分の意思ではなく、誰かがいうから受けてみるというパターン

 

こういう場合、とっても厄介なケースで扱いが難しいのである

案の定、ヒーリングをしたら

彼女からとても否定的なエネルギーを受け取ることになったのだが

 

彼女を縁あって世話をしてきた人からの紹介だったが

残念なことに、このお世話をした人の彼女を思う気持ち

愛や優しさは彼女に届くことはなかった

 

以前にも面白いことがあった

親が子供が学校にいかないからとか

まだ未成年なのに親は同席せず

私の元に置いていこうとしたので

慌てて引き留めたことがあった

 

又、伴侶に問題があって

自分には問題がないから

相手にヒーリング受けさせたいといって伴侶を連れてきたケース

 

姉が私のためを思って

姉がお金を払ってくれて、私を心配してくれたから

姉の気持ちを受け取るために来た

私は何も聞きたいことも質問もなく

ヒーリングを受けたいとも思っていないというものもあった

 

結局、これらのケースは本人の選択でないので

大きなものを受け取るどころか

逆に、嫌なエネルギーを置いて帰る人もいて

私がとても疲れてしまうのだった

 

紹介を受ける時に気をつけているのは、

本人がセッションを受けることを自分で選択しているかである

 

又話を元に戻そう

何年かたった後

この10代後半の女の子の情報を聞くことになった

 

彼女は人を騙し、簡単に嘘をつき

人を見下し、彼女を全身で守ろうとした人を裏切り

人を人と思わない行動をとり

見えない犯罪を繰り返すことになっていた

 

犯罪心理学は、抑圧しないと生きていけない事情や

裏にある奥深くに潜む強い悲しみや恨み、怒り

様々な感情を秘めている

 

それを解くには相当な時間と信頼をかけて

何度も何度も繰り返し、愛を見せ続けるしかない

そしてその感情を解くかどうかは

本人が選択する

 

人が人格を築くのは、環境を超える力は

最終的には本人の選択

自由意思でしかない

 

そして犯罪を繰り返すのには

それなりの理由がある

 

 

父親は日本人

母親はタイ人?

妊娠が分かった時、父親と母親は国際結婚するはずだったが

母親は彼女を生み、そのまま国に帰ってしまった

彼女は父親に育てられたが、

出生届を出さなかったから

国籍がなく戸籍がない

でも日本で生まれ、日本語を話す

 

何かの理由で、日本で生まれたが戸籍がない人が

とんでもない数存在することは

後にとあるyoutubeで知ることになった

 

彼らがどんな思いをして

生き延びてきたか考えるとなんとも辛いものがある

 

人の人格は7歳までに作られ、生き延びるために

どのような反応をとるかを決定する

その決定は模範となる親や周りにいる大人を真似るか

思考錯誤で学んで獲得していく

いずれにしても、生き延びていかなくてはいけない術を得たあと

それは永続的に同じ反応を繰り返していくことになる

 

気づいて反応を変えるまで・・・生涯にわたってその反応は

潜在的なレベルで行われる

 

最初は犯罪を犯さないと生きていけない環境であっただろう

罪の意識がある場合は救われるが

しかしそれを継続させてしまうのは

 

犯罪を犯すことで得られる権力欲や

人を見下すことで生まれた歪んだ優越感

心理的な正当性をつかって

感情の闇のバランスをとる方法しか探ろうとしない知識のなさ

怠惰によって

継続されていくのである

 

2022年から新しい世界の準備が始まるが

あまりにも長い間、私達は搾取され、権力にまみれ

お金というシステムに縛られ続けてきた時代が終わる

 

生き延びた私達はこの地球に新しいシステムをもたらす

一人一人が自分を他に捧げあう世界であり

協力しあう世界である

 

しかし問題は

 

長い間に受けた心の傷を

どのように解放するのか

 

被害者で居続けることを選べば

人はこうあるべきと他者に指を向け

批判をし続けるだろう

 

過去のフラッシュバックをつかい

その中にずっとい続けることを選択するだろう

 

私達は自分を癒し、周りを助けていく必要がある

 

人生を依存のまま、被害者のまま選択できない人たちを軽蔑したり批判するのではなく

彼らの魂を信じるのである

 

すべての中に神聖さを見ることができたなら

神はすべての細部に宿ることを知るだろう

 

雑踏の中にさえ、静寂を聞くことができる

ひとつの呼吸とすべての呼吸が同じように

パーフェクトなリズムで同意し、影響をしあっているのに気づく

 

その時、光は下りてくる

いや、もともと光はそこにあったのだ

 

戦争は終わりに近づいている

 

魂は旅を続ける

源からわざわざ大きく離れて

どこまでも

無限の可能性へと解き放たれた光線のように

私はまだ帰らない