９月の風

私の大好きな夏が遠ざかっていく９月は
私にとって準備の月になる

蝉の鳴き声やざわめき

カキ氷や花火

夕陽がゆっくりと降りてくるあの瞬間

ずっとこのまま永遠の今にいたくなる

なぜか私の心はすっきりと晴れず

今をこなしていく日が続く

今この瞬間が、過去と未来を繋いでいる

私は流れに身を任せていく

心のままに・・・・


幸せと、何とも表現しがたい切なさが
入り混じる

切なさが私のハートを振動させていた

このフィーリングが私を圧倒し、空に押し上げられそうになる

私は深呼吸をし、内側に入っていく

私の中に振動している生命の声はいつものように
私の中にズシンと響いている

「悲しみも喜びも、どの瞬間も同じように
ただ流れている

すべてのフィーリングもどんな感情も、どんな状況も
ただ存在する

そしてそれらは空に舞い、大いなる流れの一部として
統合される

それはまるで、一つの音符が一つの音に出会うのに似ている

出会いを繰り返し、その瞬間に神の大いなる音楽が創造される

私達は日々、音楽を造りあげている

一瞬のすれ違う人さえも、地球の裏側にいる人さえも
私達は共同作業・・・完全なる合意の上で繰り広げられる
人生という物語を生きているのだ」

人生とは人間一人の壮大な物語だけではなく
全人類、いや、それどころか
全存在との完全なハーモニーの中で
踊る一つの花びらのように思える

私という物語を、どっぷりとはまって私達は出来事に反応を返している
それをしなければ、人間体験ができないからだ

人間体験は
元々、魂であることを忘れるからこそ人間である醍醐味が味わえる

そして味わった後は再び、思い出すという作業に取り掛かる

そのプロセスはパーフェクトだ



「ただ忍耐強く待っていなさい
その瞬間が来たら完了する

早く完了へ向かう必要はない

来るべき時が来る

その時まで、今を生きなさい

今この瞬間・・・あなたという最高の反映でありなさい

すべての中で、すべての瞬間も
どの反応も大いなる一部の現れにすぎない

間違うことを恐れるな

あなたの真のハートに従うのだ」

「どの反応も間違えではない
ハートに従うのだ」

声はこだまのように
いつまでも響いていた・・・・





９月５日（木）東京　五反田　ゆうぽうと　くれないの間にて
長谷川泰三心理学無料説明会

東京で会いましょう・・・
http://v-return.com/news/871/