滋賀県高島市今津弘川に座禅草の群生地があると教えて頂いたので見に行ってきました。
赤褐色から暗褐色をした珍しい形の花だ、ここが本州の南限の生育地とされている、
環境庁の特定植物群落に選定、滋賀県の緑地環境保全地にも指定されている、
貴重な存在である。
サトイモ科の植物で山岳湿地に生育する、開花はまだ雪が解けない春一番に顔をだす、
辺りは竹林と雑木林で中央部の湿地帯に木道が設置されており群落をゆっくり見ることができる、
昔は花の数も少なかったが徐々に増えていったようだ（地元の方の話より）
暗赤色の大きな仏炎ほうに見立て僧侶が堂の中で坐禅を組んでいるように見えるから
その名がついたと言われているが、どうでしょうね。
時期は少し遅かったせいか、私達ともうひと組みの方が訪れていただけだった。
