ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

5月科目試験結果ハガキ届く

2007-06-12 23:26:00 | 科目試験
郵便受けを見るとドキドキのハガキを発見!!

圧着ハガキをはがす手つきももどかしく、
ピロピロとめくられて段々現れるその情報にドキドキ(◎-◎;)!!

合格してました!!\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/ヤッター!!

5月科目試験は一日に3科目という過酷なものでしたが、受けてよかった。
(しかも隣の県まで受験しに行く途中で車が故障、、水温計センサー異常で1万5千円なり、、(涙)

気になる成績は、

外国法概論=評価 B
外国法研究=評価 A
民法債権各論=評価 A

自分的には、これまで民1、民2、民3、民5と全部スクで単位取ってきたので、債権各論だけはレポと科目試験だけで単位が取れたことがすごく嬉しい。
特に今回の試験は、まったく準備してなかった手付が出題されたことで、厳しかったのですが、中大レンジャーのご加護により、直前の昼食中に読んだ『分析と展開』の解説事例が解約手付と違約手付の問題に触れており、その記憶に頼って書くことができました。手付は準備してなかった人も多かったのでは、と思いますので、本当にラッキーだったかも。

ヤマが激しく当たった外国法概論の成績が一番悪いのですが、ある意味、外国法概論は出題が予告されてるようなものですから_(^^;)ゞ、採点は厳しいのかもしれませんね。

とにかく、良かったです(安心)。

これで現時点での単位は115単位となりました。残りは16単位ですが、うち卒業論文・総合面接が8単位ですから、科目での単位は残り8単位となりました。

卒業要件達成目指して頑張ろう。

民事執行保全法第1課題発進!

2007-06-11 22:23:24 | 民事訴訟法・執行保全法
本日、民事執行保全法の第1課題を提出しました。

オレンジ色のレポートよ、達者でな~♪

どうして民事執行保全法かというと、ちょうど、オンデマンドの民事訴訟法の受講が終わり、いよいよ7月の科目試験だと考えたとき、わざわざ遠くまで科目試験を受けにいくのだから1科目ではもったいないと考えたのでした。

今なら、もうひとつキャンペーン!

ということで、追加で民事執行保全法も勉強することにしました。民事訴訟法と民事執行保全法は密接つながっているので、一度に勉強すると効率がいい感じがします。

とりあえず、上原他著の民事執行・保全法(有斐閣アルマ)と中野貞一朗先生の民事裁判入門を一通り読んでから、レポート作成に挑戦!

まずは第1課題から取り組んでみました。これは金銭執行の手段である動産執行、不動産執行、債権執行について、素直に特徴をまとめて作成。。

これでいいのかな?と思いつつ、とりあえず清書して完成。とにかく、提出あるのみです。7月科目試験までに残り3通のレポは合格できるでしょうか??
頑張ってみましょう。

それにしても、民事執行保全法って、なにわ金融道の世界だなあ~って実感。

卒業論文:テーマの選択(その1)

2007-06-10 08:36:49 | 卒業論文
中大通教では卒論が必修となってますよね。

本気で卒業を目指して取り組む方にとって、”卒論のテーマどないしよ??”
という疑問は常に心に引っかかっているのではないでしょうか。

あるいは、卒論ハンドブックに優秀論文として載っている方のように、
倒産という強烈な経験をしたから倒産法で!という方もいるかもしれませんが。そういう方は別として、のほほんとした気持ちで通教で楽しく学ぶ私のような問題意識の低い方の参考になるかもしれないと思い、私の経験を書いてみましょう。

1.最初に思いついた壮大なテーマ
当初、私は大学者が一生かかっても解決できないような壮大なテーマを心に描いていました。私の素朴な疑問に対応したものだったのですが、それは、ヨーロッパの街の景観は美しい、香港なんかもそうですがアジア、日本の景観は看板だらけで無秩序に近い、日本はドイツやフランスの法を継受したはずなのに、どうしてこのように私権の制限に違いが生じたのか??というテーマでした。今にして思うと、、_(^^;)ゞ

2.とにかく大学の先生に聞いてみる
当初、この壮大なテーマについて民法の分野からアプローチしようと考え、初めての夏スクのとき、教職員と学生との集いにも参加し、民法の古積先生をつかまえて、直接質問をしました(先生、すみません)。先生は、ビール片手に困惑しておられましたが、相隣関係とか一部に絞りこめば別だけど、多分、民法からのアプローチは困難で、憲法の新しい人権(環境権とか景観権)の分野からやってみてはどうかとのヒントを頂きました(長時間おつきあい頂き感謝です)。

3.最初のテーマをあきらめる
なるほど憲法かと思いましたが、ジュリストの景観法関係の特集を読んだりしていると、むしろ建築基準法とかの技術的な関係になってきて、当初の自分の関心からずれていくのを感じました。結局、当初の壮大なテーマにアプローチするのは、100年早いと思い知り、もっと現実的なテーマを模索するようになりました。

4.演習できっかけを掴む
大きな転機となったのが演習への参加です。判例百選の中から自分の関心テーマを選択して発表し、それをレポートにまとめることが求められました。
ざっと読んでみて、これは面白そうだなあって思える事件を選択して、約20,000字のレポートにまとめましたが、この経験がすごく役に立ちました。
テーマとしては、やっぱり百選に掲載されている事例は重要な論点ですから、関係する学説や判例の展開も広く深いので、自分のテーマを探すとても良いガイドになると思いました。

5.百選から離れて掘ってみる
しかし!百選の事件を直接取り上げると、結局は百選の解説記事をコピーしたものになってしまいます。とくにそうした重要判例だと、最高裁の調査官が書いた重要判例解説なんかで掘り下げた研究がされており、学部生ごときが付け加えることなんか無いような感じがして、結局、丸写しみたいなレポートになります。

そこで、演習では自分なりの論点を考え出し、そのことを主張しましたが、先生からは「それは法律学ではなく、単なる”青年の主張”に過ぎない」と厳しいご指導を頂きました。法律論文に挑戦するということは、容易ではないと分かり、とてもいい経験になりました。

6.争点シリーズにいきつく
その後、百選で取り上げたテーマの周辺領域で何かまだ未解決のことは無いかと探す日々を送ってましたが、そのヒントとなったのがジュリストの争点シリーズでした。憲法の争点とか、刑法の争点とか色んなのが出されてますが、読んでいるうちに、一つの争点に関心がいきました。そうか、この観点から掘り下げていくといいかも?と感じました。
争点シリーズの解説では、どのような背景があってその問題が論じられており、その際にはどのような法律的な問題、判例上の展開があるのか。百選よりは広い視点から論じられており、少なくとも、これらの視点に即して自分の主張を考えていけば、”青年の主張”に過ぎない状態から脱却できるのではないか!と考えました。

長くなるので以下次号(いつかは不明)に続きます!
続きも読んでくださいね。

卒論作成指導会(第2回卒論レポ完成)

2007-06-05 21:06:11 | 卒業論文
さきほどになって、やっとこさ第2回卒論レポが完成!(〃´o`)=3 フゥ

いろいろと削ったり、書き足したりと手を入れましたが、結局、総字数は24,000字程度になってしまいました。脚注は約60箇所となりました。

日頃のレポ作成では手書きなので指が痛くなりますが、卒論は完全にワープロ打ちですから、指というよりも、キーボードを打つ手を支える手のひらが赤く腫れています。ヤワな手ですねえ~。

中央大学の卒業論文作成指導会は、卒業しようとする年の前年3月末に第1回卒論レポートを提出することに始まり、9月頃の第3回通信指導・卒論レポート返却をもって終了します。この間、6月初旬の第2回卒論レポートの提出、8月上旬の第3回卒論レポートの提出締切りに間に合わないとその場で指導が打ち切られるという、途中で脱落することは勝手だが、あとは俺は知らんぞというスパルタンな方式です。

今回の卒論レポにおいて、ソムタムは、第1回卒論レポを全て書き直しましたので、締め切りは相当にハードでございました(゜ーÅ) ホロリ

それでもやっぱり、頑張って第2回卒論レポが完成させたことは、結果としてはやっぱ挑戦してみてよかったなと思います。その理由は、学部生レベルのものとは言え、独学で法律論文(のようなもの)を書くという作業が思ったよりも大変だということにあります。

どれだけ沢山の研究書を読んでも、どれだけ沢山の論文に目を通しても、それだけでは論文は書けません。勉強した内容を羅列したレポートは書けますが、論文は書けません。論文には、問いがあって、主張があって、主張を支える論証が必要です。自分が中大通教で学んだことについて、自分なりの総まとめとして真面目に論文に取り組もうとするのなら、独学では厳しいなと実感します。

だからといって、いたずらに卒論を恐れる必要も無いと思います。

理系人間(理論ではなく応用科学系)であるソムタムは、全てアタマの中だけで作り出す文系の論文というものにどうアプローチしていいものやらサッパリ分からないという状態からスタートしています。まだまだそういう状態ですから、今回の卒論レポも内容的にはとてもお見せできるようなモノではないことぐらいは自覚しています。

でも、そんな自分であるからこそ、この卒業論文作成指導会への参加を通じて、とにかく有無を言わせず書く、締め切りに間に合うように書く、という作業を通じて、少しずつですが、法律論文(らしきもの)を書くという作業の階段を一段ずつ登っているなという感触を得ることができつつあります。

第2回卒論レポには、第1回卒論レポとその指導票、第2回卒論レポ用の指導票用紙を添付することとなってます。指導票用紙には、学生記入欄があり、前回レポから改めたことや、特に指導してもらいたい点について記述するようになっています。いろいろと思いや悩みを“〆(^∇゜*)カキコ♪しておきました。返事くるかな?

とにかく。第2回卒論レポは明日投函する予定です。
フツウのレポートを投函するときは達者でな~♪という感じで送り出すのですが、今回は何だか出征兵士を送り出すような感じ(どんな感じや??)。

第2回卒論レポよ、元気に頑張ってくるんだぞ~!

卒論レポ第2弾とにかく書いた

2007-06-03 20:34:32 | 卒業論文
やっとの思いで、第2回卒論指導会に提出するレポを、とりあえず最後まで書きました。ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

提出締め切りは6月8日事務局必着なので、何とか今週末の間に形だけは全部書き上げて、たたき台だけは作り上げておきたいと思っていたので、何とか完成して嬉しい気持ちです。

今週の金曜日の段階でまだ半分程度だったので、とにかく金曜の夜から土曜の朝にかけて徹夜で6章ほど書きました。でも肝心の最終章第7章が全く書けずに、は苦悶祭り2007状態。

そうこうするうちに、土曜日は地元JA主催の親子農作業体験教室へ。
これは小学校低学年の子供を持つ家庭が農作業を通じて食べ物のことを学ぶという企画で、田植やらぶどう狩りやら年間を通じてテンコ盛りという楽しいもの。

この日は、朝から3時間かけて、サトイモ植えたり、トウモロコシ植えたり、
枝豆を植えたりと過ごした後にメインイベントとして、田んぼに入って稲を手植えです。

素足で入った田んぼは土がヒンヤリヌルりと気持ちよく、予め引かれた線に沿って、せっせと田植する作業も実に爽快です。見ていると子供達も本当に楽しそうで、しまいにはお尻をどっぷり田んぼの中に着けてビチャビチャ泥だらけの子供まで出現って、うちの長男では、、、、、、。車で来ているのに、、(涙)

しかし気分転換が良かったのか、お日様の下で田植え中に、何となく卒論の仕上げ方のヒントがアタマにひらめきました。家に帰ってから、早速、ひらめいたアイデアをもとにして、第7章の執筆を開始。

いつしか寝る、、、ジュルルル ( ̄q ̄)zzz

そうして、さきほどようやく第7章まで完成 (*^^)v ちょっと安心。

今回の総文字数は24,000字でしたので、第2回卒論レポートの規定字数である12,000字を大幅にオーバーしています。

ま、卒論レポートとしての性格上、今の時点で字数はあまり関係ないかと思ってますが、問題は中身。自分でも、あまりにも不十分なことは自覚しまくり。
自己採点では30点くらいだと思います。

とにかく。自分でもこれで完成とはとても思っていませんが、
11月の最終提出に向けて、たたき台が出来たことは安心材料です。

これからもどんどん材料は集めて、卒論の中身はぐんぐんと研ぎ澄ませていくことで、自分なりに納得のできるものを作っていきたいなと思います。

ちなみにどうでもいいことですが、通教チャンネルのあの女の人。
誰なんだろ???
「彼女が何を考えているのか、想像して書きなさい」
という小論文の課題が出来そうです_(^^;)ゞ

卒論ラーメン

2007-06-02 17:17:52 | 卒業論文
ブログ仲間の番頭さんから、面白いアドバイスを頂きました。

以前に卒論に取り組んだときの先生の言とのことで、いわく、

「資料集めはトンコツスープのように丹念に、論文作成の際はしょうゆスープのようにあっさりと。」

確かに、卒業論文に取り組んでいると、この意味するところが分かる気がします。資料を集める段階では、いろんな材料を幅広く集め、ちょっと直接には関係ないような素材も取り入れてみた上で、一生懸命に煮詰めていく作業が大切だと思います。

でも、そうして集めた色んな素材を何でもかんでも詰め込もうとすると、限られたスペースなので濃縮しすぎてしまって、結局、素材の持ち味も、調理のうまみもさっぱり分からないものになってしまいます。

今、自分が取り組んでいる卒業論文の状態が、まさにそれ。

いろいろと集めた材料を盛り込もうと頑張っているものの、
できあがりつつあるものは、コテコテしすぎて何だか訳がわかんないという感じなのです。

もっと、もっと、サッパリしたものに仕上げていきたい!と思います。

でも、とんこつスープをどうやったらしょう油スープに出来るんだろ??
そこんとこ、知りたい!

ちなみに、冒頭の写真は我が家の柿の木に咲いた花です。
柿の花って面白くて、ちゃんとヘタが4つついてます。
このヘタはとても大切な機能を果たしていて、柿はここで呼吸するんですね。
その年に延びた新しい枝には沢山の花が咲くのですが、摘蕾(てきらい)といって、きちんとした実を実らせるために、一つを残してあとは摘んでしまいます。
柿の花の中心部には、もう柿ベビーがきちんと備わっていて、秋の実りがとても楽しみです。

私の卒業論文も無事に実りの秋を迎えられるよう、頑張ります。